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感想・レビュー・書評
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陰翳礼讃と小林秀雄を。小林秀雄の主張が昔の印象よりも非論理的だと思った。
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おすすめ「陰翳礼讃」p498~
昭和8年の随筆で今になっても色が褪せない名作。建築、和紙、食器、食事、舞台、女の肌、といった幅の広い話題を挙げ、西洋との違いを比較しながら、日本の伝統的な美意識を論じた。電燈がない時代、日本座敷の美は陰翳の濃淡によって生まれ、庇の奥にある砂壁に当たる繊細な明るさに見飽きないという。「闇」の中で、漆器、白飯、女の肌等が引き立てられ美しく見える。西洋ではランプからガス燈に、ガス燈から電燈にと、絶えずに明るさを求め、陰の払い除けに執着するが、日本では陰翳の作用を離れて美がないほど、陰翳の世界を作る。
「先生と先輩のすすめる本」
(本学教員 推薦)
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日本的性格 / 長谷川如是閑著
大和古寺風物誌 / 亀井勝一郎著
陰翳礼賛 / 谷崎潤一郎著
無常といふ事 / 小林秀雄著
茶の本 / 岡倉覚三著
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