倫敦塔・幻影の盾―他五篇 (1952年) (新潮文庫〈第382〉)

著者 : 夏目漱石
  • 新潮社 (1952年発売)
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倫敦塔・幻影の盾―他五篇 (1952年) (新潮文庫〈第382〉)の感想・レビュー・書評

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  • 判らないまま字面を追いかけた初読。今回も明治期の言葉遣いに難儀しながら、せめて雰囲気と大意だけは理解できたものと思っている。『倫敦塔』の夢ともうつつとも取れる書きぶりが、それ以降の作品と相まって幻想的な作品群をなしている。最後の『趣味の遺伝』も、凱旋行軍の風景から日露戦争の戦地に斃れた友人を想い、墓参で偶然会った美人を「遺伝」的手法で探し出すという流れに、漱石のユーモアが表出しているようで面白かった。解説はあの伊藤整というのもすごい。奥付は昭和43年改版・昭和58年46刷。

  • ロンドン旅行の前に慌てて手に入れて、ロンドン塔に行く前に読んだ。
    漱石の目には幻影に見えるのか〜。彼の眼差しには「そこ見る!?」って驚くことが多いので、彼の環世界に入ってみたいと常々思う。特に「倫敦塔」に惹かれる。「カーライル博物館」も良かった。

    収録作品は「倫敦塔」「カーライル博物館」「幻影の盾」「琴のそら音」「一夜」「薤露行」「趣味の遺伝」
    それにしても新潮文庫の夏目漱石と太宰の表紙はおしゃれだよなあ。

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