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感想・レビュー・書評
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昭和十年の発表作で、芥川賞第一回受賞作品。
芥川賞の対象になった第一部'蒼氓'(移民たちの船に乗るまで)から第二部'南海航路'(ブラジルまでの45日間の船旅)、第三部'声無き民'で完成作として、本書に纏められている。
当時の移民の実態が大袈裟な誇張なく綴られているが、それ故に厳しさややるせ無さが伝わってくる。移民の条件を満たすために、擬装結婚をした二家族を中心に、生活のために土地を離れ新天地へ渡る決意をし、そこに夢と希望を抱きながら、全国から集まった移民たちが赤裸々に描かれている。移民を取りまとめて運ぶ監督たちと、運ばれていく移民たちの貧富の差を浮き彫りに、不条理さを感じさせながら、一路ブラジルに向けた船旅が続けられる。移民たちの個々人にはドラマがあるが、運命を共にする集団としての深みが増していく。ブラジルに着いてから離れ離れになって、それぞれの目的地に散っていくが、そこで暮らす姿を通して、感慨深いラストが待ち受けている。
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海外移住と文化の交流センターへ行って来ました
駅を降りて砂利道を真っ直ぐ行ったところ
そう、元町駅って元の三ノ宮駅なんです
どうして三宮神社が元町にあるのか疑問だったんだ
今の三ノ宮駅は二宮神社の方が近いし
建物はグリーンの窓が印象的
当時の建物だから天井も低い気がする
ここで沢山の人たちが出港を待ってたんでしょうね
いろんなドラマがありそうです
解説の方からお話を伺いました
角野栄子さんもこんな風に
横浜からブラジルに向けて出発したのかな
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