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感想・レビュー・書評
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大人になってから児童文学を読む時、わきの登場人物である大人がとても魅力的に描かれていることに改めてきづかされる。
読んでいて、主のストーリーに直接は関係のない一文に涙をさそわれることがある。著者からのメッセージを確かに受け取ったと感じる瞬間だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『シェパートン大佐の時計』から約1年。中学生になったデイビド、アーサー、ピーターが、歴史の狭間に失われた聖像の行方を追う。
少し成長した3人の個性がより際立ち、響きあう。彼らの周囲の大人たちも、しっかりとした背中を見せて頼もしい。農場の羊を守るため、皆が猛吹雪の荒野を進むシーンは圧巻。
ストーリーとはまるで関係ないのだが、本文中にケイパビリティ・ブラウンの名を見つけて驚いた。風景式庭園を造りまくった18世紀の造園家であるが、先日から何ビリティ・ブラウンだったか思い出せず、頭を悩ませていたのだ。こんなところで出会えるとは。2度と忘れない(たぶん)。
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