漱石全集〈第1巻〉吾輩は猫である (1956年)

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感想・レビュー・書評

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  • 急遽持ち主に返却する必要がでて読みました。

    急いで読んだのもあり、くしゃみ先生と迷亭くんとか寒月くんとかの与太話がけっこうくだらなくて、長いな、と感じます。諧謔を楽しむ心の余裕がない。
    この世界のなかでは猫のモノローグが一番格調高いんですけど。泥棒の顔を確認する直前の脱線が、何なん?!ってくらい長いしつらかった。

  • 軽く読めるようで、意外と話の内容が広範囲にわたり、知識不足が露呈す。夏目漱石の欧州に対する、知識の豊富さには驚かされる。
    「寒月の首吊りの力学」。小説に力学まで出てるとは。
    旧字体に作者独特の当て字と、なかなか読むのに苦労するが、其処が逆にいい。

  • ★ 読書の愉しみは ここにある ★

    いわずと知れた名作。
    名前がまだない猫の吾が輩が観察した奇妙な人間ども。

    いろいろ受け止め方はあると思うのですが結局のところ、
    の~んびりと楽しめる本です。

    この作品を読むときにはまず気分から入らないと。
    なるべくなら旧仮名旧字で読みたい。

    これは新書サイズの全集。
    読書の愉しみはここにある。
    そんな作品と造本。

    この新書サイズの「漱石全集」はこぢんまりして感じがいい。
    うまく「吾が輩」だけで出てくれてると安価でしょう。
    初版はさすがにしんどいので初版本の復刻版なんかがあっても気分いいかも。

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著者プロフィール

慶応3(1867)年、現在の新宿区生まれ。明治23(1890)年、帝国大学文科大学英文科に入学。明治28(1895)年から29(1896)年には『坊っちゃん』の舞台となった松山中学校で教鞭を執る。明治33(1900)年9月、イギリス留学出発。明治38(1905)年、『吾輩は猫である』を俳句雑誌「ホトトギス」に連載。明治40(1907)年、朝日新聞社に入社。以降、朝日新聞紙上に『三四郎』『それから』『こころ』などを連載。『明暗』が未完のまま、大正5(1916)年12月9日、胃潰瘍にて永眠。

「2018年 『道草』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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