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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988142457820
感想・レビュー・書評
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レビュー ジョー=ペシの素晴らしさは、やはりその存在感にある。
背は低くずんぐりとした体型、目鼻立ちは整っているものの、愛嬌があるとは言い難い顔つき。
甲高い声に、最近に至っては禿頭までオプションに加わっている。
それでも、シリアスなキャラから悪役、もちろん主人公に至るまで、その表面上の性格と裏にあるものの全てを、フルに見せつける演技力を持ち、なおかつ華がある。
ジョン=キャンディもそんな役者のひとりだが、彼が陽であるとしたら、ジョー=ペシは完全に隠のヒーローである。
この作品で、彼は自分についてひとつも語ることはない。
ただ痛快なまでにまくし立て、小さな嵐を巻き上げた末、風のように去っていくだけである。
だが、その役が、最高に愛すべき人であることは、説明までもない。
物語の内容はもちろん最高だが、やはりジョー=ペシあっての作品なのだ。
やっぱり傑作。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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