王と鳥 スタンダード版 [DVD]

監督 : ポール・グリモー 
出演 : ジャン・マルタン  パスカル・マゾッティ  レイモン・ビュシエール  アニネス・ヴィアラ  ルノー・マルクス  ユベール・デシャン 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4959241987105

感想・レビュー・書評

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  • 重要な内容が完全に改悪された「新作劇場版アニメ、ベルばら」より遥かにフランス原産の本編の方が美しく詩情漂い、センスが良い。
    かつてACTミニシアターで旧作「やぶにらみの暴君」を鑑賞、その後LDで本編「王様と幸運の鳥」、そして数年前このDVD「王と鳥」を購入。此方の邦題が原題に近い。
    流石に民主主義革命=フランス革命を経た国の作品。旧作「やぶにらみの暴君」とは異なるラスト、自我を獲得した巨大ロボットが小鳥を逃がした後に箱罠を拳で叩き潰すカットは、監督の反権力と自由への宣言に思える。

    皆様ご存知の様に本編は日本の商業アニメにも多大な影響を与えています。
    貧民の暮らす地下都市は手塚治虫「火の鳥2772愛のコスモゾーン」宮崎駿「未来少年コナン」
    「ガンダム」等の操縦者の搭乗を必要とする巨大ロボットの初出は本編。
    少女が無理やり結婚させられるのは宮崎駿「カリオストロの城」

  • 鳥が、自分勝手で冷酷な王を国と共に滅ぼす物語。

    王は私たち現代人の象徴なのかもしれない。そのあり方を破壊したかった鳥の気持ちはわかる。
    破壊ってすっきりするし、気持ちいいよね。でもめんどくさくてすっきりしなくても、全部壊しちゃいけないと思う。壊すのと変わるのはちょっと違う。未来を思い描いてからじゃないと何も変わらない。

  • この国は今、罠だらけ。

  • 改めて見直したらとても良かった、細かい部分しか見てなかったなぁと反省した。結局すべてを理解したとも思えないけど。間違いなく傑作ーーー
    王さまはすごく淋しい人だね。全体的な色彩も、カラフルなようでとても冷たくて、正直楽しくは ない。

  • その時代の政治を批判しているが故に、社会から疎外されつつも自由に生きていた活動家が、若者の恋の事件を契機に、下級市民をも巻き込んだ革命を成功させたお話かな、と思いました。
    彼の守っている子供たちは自由そのものを表して、たびたび捕まってしまうのだけど、最後はその檻が壊されて自由に羽ばたいていった。
    また、自由は手に入れたけれどその革命によって社会制度は崩壊してしまったので、また新たに作り直さねばならない。
    これが私の解釈です。
    ただ、国王が絵の中の王様と入れ替わってしまった部分を、上手く理解することができなかったな。

    音楽がとても綺麗で、映像も可愛らしいので、見ていてとても楽しかったです。
    あとは、いつだって少年少女は革命に利用されるのだなと思いました。

    • 化け猫さん
      我が国では戦中の「桃太郎海の神兵」で、戦後は「ゼロ戦はやと」~「超時空要塞マクロス」さらにその続編、類似作でアニメを利用してお子さん達=近未...
      我が国では戦中の「桃太郎海の神兵」で、戦後は「ゼロ戦はやと」~「超時空要塞マクロス」さらにその続編、類似作でアニメを利用してお子さん達=近未来の有権者を侵略戦争に向かわせていると思います。
      2025/03/15
  • 8才の息子と一緒に観たけれど、字幕が追えない息子でも十分に楽しめたようです。ストーリーが単純でちょっとブラックなところがウケたみたいで、いつもは解説を求めるのに、今回は静かに(時に笑って)観てました。
    建物やロボットが魅力的。逃走劇もダイナミックだけれどなめらか。無個性な家臣達、刑罰の労働や下層市民の存在も風刺的。アンデルセンの『羊飼い娘と煙突掃除人』が原作になるけれど、展開は全く違います。見終わると本物の王様が哀れですね。

  • 物語の展開そのものは、羊飼いの娘と煙突掃除の若者が王様の追っ手から逃げようとする→捕まりそうになる→鳥が助けるの繰り返しであり、娘や若者はほとんど主体的には行動しないので、退屈といえば退屈ではある。しかし、後半になって出てくる巨大ロボットを初め、王様の宮殿のビルディングなど、その造形はイマジネーションにあふれていて、これが1950年代に作られたとはとても思えないほど尖っている。また巨大ロボットが最後は町を破壊し尽くす。普通の「おとぎ話」であれば、ここまでの破壊はありえなかったはずで、作者の強いメッセージがそこには隠れているように思う。

  • ジャック・プレヴェールの「ロバと王様と私」がでてきた。
    斜視の件が教えてもらわなけらばわからなかった、気味悪いもの扱いなのか。でも斜視・斜視じゃないに関わらず気づいてもらえてないけど…。所詮見られているのは王という入れ物だけ。道徳的すぎる。

    あとベネツィアのためいき橋がモチーフとなったものもあった

  • 現代社会や自分自身を考えさせられたりする作品なのだろうけれど、正直ちょっとわからなかった。確かにハッとする部分はいくつかあったが、このアニメを本当に『面白い』と自分にはまだ言えない。

  • 世界観、人の動き、とてもユニーク。

  • http://www.ghibli-museum.jp/outotori/takahata/

    これ以上の感想文はない。

  • わたしの頭ではなにのことやら理解が及ばず、これは哲学か何かの思考なのかしら。なぜロボットなのかしら。

  • 風刺

  • 作品としての美しさとかユーモアとかと,
    訴えかけてくるものが絶妙な分量でつむがれていてとってもよかった.
    そして何よりその構築物がすごかった.
    ラストの圧倒的な破壊シーンとその後の静寂が強く心に残りました.

  • 気をつけたまえ。この国は今、罠だらけだからな。

    映画館 字幕  同時上映ポール・グリモー監督短編作品 「小さな兵士」(1947)

  • ひどくおもしろい。
    はやおさん、これに色々影響受けてるんだな。

  • 宮崎駿が影響を受けた作品でジブリ作品を思い出す場面がいくつかあった。


    セリフが少なく(むしろ無かった?)シンプルなアニメだけど不気味な高層宮殿の王の部屋がある最上階と暗い下の階にいる人々の様子をみると宮殿自体が身分のヒエラルキーをイメージさせて皮肉っているように感じた。

    特典映像の太田光と高畑勲の対談のが面白かった。

  • 不思議な街の建物のかたちとか、空の色の淡さがものすごく好きです。ストーリーは、なにかの例えのようで考えさせられる感じ。鳥を知らない人はライオンのことを鳥と言っても信じる。

  • 宮崎駿が影響を受けた作品。アニメーションの世界観がすごいです。

  • 朝陽を浴びながら少年は鳥を助けるために屋根を渡っていく!王とロボットはすっごい心に残る。どんな想像力でキャラを作ってしまうのかポールグリモー!

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