赤い河 [DVD] FRT-124

監督 : ハワード・ホークス 
出演 : ジョン・アイアランド/コリーン・グレイ/ウォルター・ブレナン/ジョン・ウェイン/ジョアン・ドルー/モンゴメリー・クリフト 
  • ファーストトレーディング
3.92
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感想 : 7
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4560285901240

感想・レビュー・書評

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  • ジョン・ウェイン演じる頑固一徹な老牧場主ダンスンは1万頭の牛を運ぶキャトル・トレイルを開始する。
    ルートについて養子のマットと対立したり、大量の牛の脱走を食い止めるなど、話がだれることなく、始終楽しんでみることができた。
    一方で、マットの裏切りを許せないダンスンは、彼を殺害しようと最後対峙するものの、あっさり許してしまう。終盤は少々尻つぼみだった。(直前で撃たれた部下はかわいそうだったな。。。)

  • ストーリーは普遍的な西部劇そのもの。僕個人としてはストーリーよりもいかにも西部劇然としたスケールの大きい映像に魅せられた。CGなんてない時代の生々しい映画技術と財力をフル活用した賜物だと思った。あと、終盤あたりに出てくるヒロインが結構逞しかったw

  • 南部から北部へ大量に牛を運び売る、ロングトレイルの黎明を描いたものだというが、主人公の牧場開拓者ダンソン(ジョン・ウェイン)は己の行く手を阻むものはインディアンであれ、カウボーイであれバンバン撃ちまくり殺す。

    初めからすごい無法である。1851年、ジョン・ウェイン扮するダンソンは西部を目指していたが、途中で自分の牧場にするのはこの土地だ、と思い連れ1人と隊列を離れた。見渡す限り人っ子一人いない砂漠。するとメキシコ人が馬に乗ってやってきて、ここはメキシコ人の○○の土地だ、と言う。ダンソンはおまえたちだってインディアンからこの土地を奪ったんだろうと言い「この川からこっちは俺の土地さ」と言いバンと一発メキシコ人の1人を撃ち殺す。残った1人に「帰って親分によく言っとけ」。いやもうすごい。

    間もなく両親をインディアンに殺され牛一頭を連れた少年マシュウ・ガースと出会い一緒に牧場を始める。それから14年、1865年マシュウ(モンゴメリー・クリフト)は南北戦争から帰ってきた。牛は増えたが売るためにミズーリ州に9000頭余の牛を運んで売ることを考える。牧童を10数人雇うが途中で逃げ出すのはご法度で証文もとる。逃げだせば撃って殺す。

    ロングトレイル、という牛を大量に運ぶ歴史やカウボーイのことなどの一端を映画で知ったのはよかった。途中チザムロードなる言葉も出たが、前に見た「チザム」と関係があるのか。ニューメキシコあたりはプエブロ族がいたというが、スペイン、メキシコ、アメリカと次々に生活を奪われていったという事実にも目がいった。
    ジョン・ウェインが若い41才。

    検索メモ
    ・チザムトレイル:チェロキーとの混血児ジェシー・チザムが開発した牛追いの道。サンアントニオ(テキサス)からアビリーン(カンザス)まで。
    ・アビリーン:1867年サンパシフィック鉄道がアビリーンまで伸びるとイリノイの人ジョセフ・マッコイはそこに牛の集積場と宿泊所などを作った。これによりカウボーイは東西の消費地まで牛を運ぶことなく集積地まで運べばよいことになった。
    ・牛の焼き印:1865年南北戦争終結の頃テキサス南西部には持ち主の分からない牛が無数に繁殖していた。そこで持ち主を確定させるため牛に焼き印を押す「ラウンドアップ法」を制定。・・これが二本線にDとMの焼き印を押す場面だった。


    1948アメリカ
    2019.7.1BSプレミアム

  • 牛二頭で始めた放牧を14年かけ大きくしたダンソン(ジョン・ウェイン)は牛を高く売る為一万頭を赤い河を挟み1600km離れたアリゾナの街へ売ることに。山賊やコヨーテのいる道のり、疑心暗鬼に陥った彼は仲間も信用せず何かあれば打ち殺そうとする。ダンソンに育てられたようなマシュウ(モンティ)はついに彼の早撃ちを抜いて代わって牛を届けることに。
    無事牛は街に到着し、テキサスでは考えられない値段がつけられる。そこを追いかけてきたダンソンは彼に銃を抜けというがマシュウは応じない。殴り合いが始まり、それを止めたのはマシュウを追って彼の死を覚悟した女だった。心配したのに! あんた達お互い大好きなんじゃない!(You love each other)て、言われてぽかんとして動かなくなる2人がかわいい。ダンソンに付けられたマシュウの頬の銃創を猫の傷なんて表現されては腐女子はニコニコしてしまう。
    途中のあらすじの筆記体が好きだな。こんな読みやすい字書けるようになりたい。

  • ネタバレです。

    男を撮らせては天下一品のハワード・ホークス。今回の男のテーマは「親父越え」。

    親父越えのオヤジは、存在がでかければでかいほどドラマチックになるわけです。筋金入りの西部の男ダンソン(ジョン・ウェイン)は、甘いことは一切言いません。誰に対しても問答無用の絶対服従。わが子のように育てたマシュー(モンゴメリー・クリフト)に対してであってもそれは同じこと。誰よりも意志が強く、誰よりも仕事に熱心、仕事に命すら賭けているがゆえに、誰の言うことも絶対聞かないという典型的な古き良き時代の頑固一徹オヤジ=ダンソンをジョン・ウェインが好演しています。

    そんな超頑固親父を越えなければいけないマシューは大変ですが、こちらもタダ者ではない。銃も仕事も才能は超一流。しかし、銃がうまい、仕事の段取りに抜かりないというだけでは親父越えはできません。必要なのは誰にも文句を言わせない”実績”。マシューはダンソンとのトラブルを経て、結局最後に圧倒的な実績を上げ、親父を超えるための最後の”儀式”を迎える資格を手に入れます。すなわち頑固親父との壮絶な殴り合い。

    こういう男と男の関係、人間と人間の関係はお互いに一歩も引かない強い意志を持っているからすばらしい絆になるのだなぁとつくづく感じた次第。近頃はなかなかこういうストレートさが受け入れられないのかもしれませんが、やはり父は強くあらねばいかんとこぶしを握りなおす機会となりました。

  • 面白かった。分かりやすいハッピーエンドの西部劇で、こういうストーリーは好き。公開は1948年の映画。
    舞台は南北戦争よりも14年前、テキサスに農場を作ったダンスンが、牛を売りにカンサスまで旅をする話である。原住民とのやりとり、自然との戦い、仲間内での争い、、、けっこうな距離を移動する話なので、風景の変化や気候の様子も興味深い。

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