失われた週末 [DVD] FRT-139

監督 : ビリー・ワイルダー 
出演 : フランク・フェイレン/ドリス・ダウリング/レイ・ミランド/フィリップ・テリー/ジェーン・ワイマン 
  • ファーストトレーディング
3.18
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感想 : 19
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4560285901394

感想・レビュー・書評

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  • 分析;「人生の節目」

     当時のアメリカではアルコール中毒の人が多かったのだろうか。

     ひたすら主人公がアルコール中毒の症状に悩む様をみせられても、観客はつらい。現代においては別の要素を組み合わせることも必要かと思った。

     聞いた話ではあるが、アルコール中毒の人にはたいていイネイブラーがついているということで。本作ではお兄さんがそれにあたるのだと思う。

     けれども主人公がなぜアル中になったかとか兄弟の生い立ちなどは作中では語られない。

     主人公は大変育ちのよさそうなイケメンで女性にもててる。本人にとってはそれも苦しいのかもしれないが、はたからみたらうらやましいと思った。

  • アルコール依存症の恐怖を描く。…身に覚えがありすぎて大変厳粛な気持ちになった;;
    映画の様に簡単に克服できるものではないし、ずっとついて回る苦しみがある。依存症の映画と言えば黄金の腕ですが、麻薬中毒者はニュースで画像や映像が流れるだけで禁断症状に見舞われるという。アルコールもそうで、見ていて主人公がつらいのがわかっていても、一緒に飲みたいような気持になってしまう。
    彼の兄や恋人のような人間がいるか、またいつまで居るか、今回は飲まなくてもまた100日後はわからない。
    それでも飲まないよう努力することが肝要なのだろう。
    身につまされます。

  • 依存症は怖いなと思った。
    何事もほどほどがいいのかもしれない。

  • 私にとってこんなに身につまされる、そして怖い映画はない。幸いなことに私はアルコール中毒ではないが、一時期、パチンカスになっていたことがあって、まさにこの映画の主人公と同じく、少しでも隙があればパチンコに行きたい、少しでもお金があればパチンコをしたいという時期があった。いや、煙草だって同じで、夜中に煙草が切れて(当時はコンビニなんかもなかったし)、吸うものがなかったら灰皿に残っていた吸い殻さえも吸ったものである。人間として終わっている。
    (安心してほしいが、今ではパチンコなんてやる人の気が知れない。パチンコなんてカネをドブに捨てているようなものだし、いったんやり始めたら数時間があっという間に経ってしまって時間の無駄である。そもそもあんなにヤニ臭い空間に5分だっていたくない)。
    しかし、ビリー・ワイルダーという人はどうして、こういう駄目人間の考えることが分かるのであろうか。天才とはこういう人のことを言うのであろう。

    ただ、一つだけ分からないのが映画の中に繰り返し現われる「3つの球体」で、あれはいったい何のメタファーなのであろうか。これからIMDbで調べるとしよう

    ・・と思ったら、そうたいしたことでなくて、あれは質屋の目印で、この当時の人にはおなじみのものであったそうだ(今では存在しないらしい)。日本で酒屋の入り口に杉玉があるようなものでした。

  •  
    ── 《失われた週末 20061214 America》 [DVD] FRT-139
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/B000LXINR8
     
    (20140829)
     

  • 1945年にアルコール依存症をテーマに描いたビリー・ワイルダーに感服。不気味な音楽が良い。

  • 見た後、いろいろ考えてしまう。

    ラストをハッピーエンドと捉える人と、そうじゃない人がいると思うけど、私は後者の方。

  • 酒におぼれる作家志望の男。職につかず、兄の世話になるが、支えてくれる恋人がいる。現代では、映画のテーマにはなかなかならないような気もするが、それだけ当時は大きな世の中の問題だったのかも。

    結論が途中で見えてしまったのがちょっと残念。中盤までは、何がおこるのだろうと、どきどきさせてくれた。

  • 75点。アルコール依存症の主人公が酒を飲むか、酒を求めて彷徨う映画。村上春樹やブコウスキーを読むと無性にビール何かが欲しくなったりするんだけど、アルコールの継続的な過剰摂取による依存症状、または麻痺や幻覚といった禁断症状に苦しむ主人公を見てもなお「あー飲みてーなー」と思うだろうか。自分は『リービングラスベガス』をみても飲みたくなるタイプの人間なので、やっぱり飲みたくなるのでした。以上が映画の感想。
    アルコール依存症だけでなく、およそ中毒とか依存症というものは、何らかの不安やストレスを忘れるために、中毒的に依存していく。
    世間的にはそういうのって治すべきものだけど、何かに頼らなければやってけないっていうのは、言い換えると、何かに頼りさえすればやっていけるということです。

    ・自分に満足できてない
    ・日ごろ、強いストレスを抱えている
    ・いつも孤独を感じている
    ・コンプレックスが強い

    こういう人は依存症になりやすいというが、「全部違う」て人などいない。
    不自由な悩みの中にいるそれぞれにとって、それぞれが妥当な自己像を模索し、せいぜい生きれるだけの知恵さえ得れればいいとすれば依存自体は悪ではない。
    不安や空虚は癒せるとは限らないし「自己実現だ!」とか叫んで、今の自分に満足しているぜ、と自己愛に傾斜しる健全な人の方がよっぽどオカシイ。
    逸脱行為には、当然どこかでラインが引かれなければならないが、それは心に問題を抱えている人間を、 問題を抱えてない状態に「治す」ことでもなければ「幸せにする」ことでもないと思うのだ。
    とか言って連日の晩酌を正当化するのです。

  • アルコール依存って恐ろしいんだな、と思った。
    死にかけて、盗みをやって、幻想見て、ってもう完全に壊れている。
    ビリー・ワイルダーにしては、コメディ色がない。

  • ビリーワイルダーはコメディのほうが断然好き。

    酒浸りの男はなんともかんとも。。。。

  • ひとりのアル中の苦悩を真っ向から描き、アカデミー作品・監督・脚色・主演男優賞に輝いた力作。

  • ビリー・ワイルダーのシリアスな映画。
    ラブコメばっかりかと思ってたら、「情婦」とかコレとか、重たいテーマの作品もばっちり見ごたえがあります。

  • これ観るとお酒怖い(∵)ってなりますね・・・。
    それぐらいドン(レイ・ミランド)の演技がリアルでした。
    だけど真っ暗なだけの映画で終わらないのは、ヘレン(ジェーン・ワイマン)の存在あってこそ。

    (1945年、ビリー・ワイルダー監督)

  • 講義にて鑑賞。
    (確か1945年に撮影されたものだったと思うが)当時の雰囲気が全面的に漂う作品。モノトーンを見慣れていないせいでそう感じたのかもしれないけど。
    最後がちょっと丸く収まりすぎてる気がするけど、印象に残っている。

  • 『私の恋敵はこれね。私は戦い続けるわよ。しゃがんで。』の件が好きです。ヘレン素敵!男前!!それとドンを誘惑するようなヴァイオリンが印象的な作品でした。
    個人的にはドンと同じように作家を目指す者として色々と感じるものがありました。作家になりたい人って皆こうなんですかね。極度の臆病もので夢見がち、それでいて見栄っ張り。その為に世間に馴染みにくいというか病みやすいというか。
    この作品を通じてアルコール怖っとも思いましたが、そこは私はお酒が苦手なのでよかったです。

  • ビリー・ワイルダー監督、レイ・ミランド、ジェーン・ワイマン主演。
    アル中の人の気持ちってよく分からないんですが、ドン・バーナムの葛藤ぶりとヘレンの一途で献身的な愛とが上手く噛み合わないところにぐっときました。

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著者プロフィール

ビリー・ワイルダー
1906-2002。アメリカの映画監督、脚本家、プロデューサー。42年、『少佐と少女』でハリウッドの映画監督としてデビュー。45年の『失われた週末』で、第18回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4冠を獲得。同作品は第一回カンヌ国際映画祭グランプリも受賞。60年、『アパートの鍵貸します』で、第33回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞を受賞。その他に『深夜の告白』『サンセット大通り』『お熱いのがお好き』等、映画史に輝く作品をを多数執筆・監督した。

「2024年 『アパートの鍵貸します』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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