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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4560285900014
感想・レビュー・書評
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あのグループの音楽ビデオでは有りません(笑)。
ヒチコック監督が渡米して製作した第一作目の作品。もう70年以上前の作品で、犯罪や殺人を扱ったミステリーではなく、見事な心理ミステリーの傑作です。
旧家に後妻に来た女性が、亡くなった前妻の陰に悩ませながら夫を信じて暮らして行く。
古くからその家庭に従事している家政婦(?)は前妻をこよなく信頼し、言わば崇拝していた。前妻の死亡は、病気か殺人か、自殺かが明確になっていない謎が秘められていた。
あざやかなヒチコック監督の技量を充分に感じられる見事な心理ミステリーです。
未見の方は是非ご覧ください。鑑賞後に必ず唸られると思いますよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なにか事件が起きるわけでもなく、つかみどころのない話がもやもやと進んでいく前半は退屈で、主演のジョーン・フォンテインがとても清楚できれいなのだけが救い。
前妻レベッカが偶像化されていることが見事なミスディレクションとなるところはうまいなぁとは思いますけど、ちょっと盛り上がりに欠けるか。 -
ローレンス・オリヴィエって老いてからの役しか知らないからなぁ。これはまだ比較的若い頃なのか。
ジョーン・フォンテインより美人の設定のレベッカってどうなのよ? -
妻を亡くしたイギリスの裕福な男性と結婚した庶民の女性が、前の妻レベッカが絡む災難に巻き込まれる。
主人公が健気に頑張ってるのに、レベッカの影に苛まれるのが観てて辛い。 -
とにかく最後まで楽しませてくれることは間違いない。あまりにできすぎた偶然性が気にならなくもないが。
何はともあれ、「レベッカ」が一度も映像として登場しないところがよかった。美しい黒髪の女性だそうだけれど、実際登場していたら、観る側はいくらか同情心を抱いたかもしれない。ヒッチコックはちゃんと、彼女を憎ませるために周到な用意をしている。 -
すごい。ヒッチコック映画を初めて見たが、視聴者を不安にさせるような撮り方を要所要所でしていて、引き込まれる。退屈な場面が続いても、ちょうど良いタイミングで奇妙なことや、謎解きがなされる。かなり緻密に考えられたストーリーでリメイクしても絶対売れる筋書き。古さを感じさせない。
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監督 アルフレッド・ヒッチコック
音楽 フランツ・ワックスマン
ジョーン・フォンテイン ローレンス・オリヴィエ ジョージ・サンダース
ふり幅が小さくて、宙ぶらりんな印象。 -
繰り返されるどんでん返し!
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youtubeで英語の字幕付きを鑑賞。主人公の配役はぴったりだが、映画版ではマキシムがイメージとやや異なる。文章で読んでも不思議な雰囲気のある「マンダレー」を、英語で聞けてよかった。
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モノクロが緊迫感をさらに盛り上げている感じがした。なかなか原作に忠実だった。
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名作
アルフレッド・ヒッチコック -
ヒッチコックは人間の思い込みや勘違いをうまく利用していつも本当にうまい具合にやらかしてくれる。このどんでん返しが癖になる。火事のシーンは見ものだった。モノクロなのに炎の熱さが頬に感じられて、まるで画面から火が出てくるかのような迫力。
ローレンス・オリヴィエって目を瞠るようなものすごい美人なのにあの俗っぽい女性臭さがあそこまで出せるのはさすが。
レベッカはもちろん重要人物なのだけれど、本人は画面に現れることがないのに、現世の人々がその幻影にいつまでもとらわれて振り回される滑稽さが物語の醍醐味だと思う。
(20120418) -
あ
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