市民ケーン [DVD] FRT-006

監督 : オーソン・ウェルズ 
出演 : オーソン・ウェルズ 
  • ファーストトレーディング
3.17
  • (6)
  • (16)
  • (43)
  • (11)
  • (2)
本棚登録 : 118
感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4560285900069

感想・レビュー・書評

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  • 眠かった…なぜ評価されているのか?モンタージュやカットアップ、照明のトリックなど思ったより実験的前衛的でそこだけ勉強になったが…。

  • 久しぶりの視聴。
    やっぱり、どこがいいのかさっぱりわからない。
    老け演技とか上手いな、とは思うけど。

  • 名作として名高いが、ストーリーとしてはあまり好みではない(後世の作品で同じような人物設定が多すぎるからかもしれないが)。第三の男のほうがおもしろかった。
    ただ、役者の演技は本当によかった。オペラのシーンの独善的で病的なまでに強いまなざしは見事だった。歌の先生のくだりもちょっと面白い。

  • No.1の映画だということだけ聞き知っていて、やっと見られたけれど、いまいち…

  • ネットで視聴(英語字幕)

    数ある映画のリストの中で、いつもベスト5以内に入っているきわめて評価の高い映画だが、その理由は、この映画が数多くの革新的な技法をもたらしたので、映画監督や映画監督を目指す人、映画を教える人たち、そういった、いわば玄人の間でウケが非常にいいからだろうと思う。
    じっさい見てみると、専門家ではない自分にとっては大した映画ではなかった。

    まあ最後の部分はハッとさせられたし、冒頭のコールリッジの「クブラ・カーン」の引用はカッコよかったけれども、それぐらいかな、印象に残ったのは。

    世評の高さと食い違うもうひとつの理由として、芸術作品(映画が芸術作品とすればだが。イマイチ確信が持てないが)の寿命ということがあるのではないか。

    映画の寿命は、100年持たないのではないだろうか。

    映画の場合は、オーソン・ウェルズがもたらした撮影技法(非常に効果的なのでいまでは誰もが使っており、その点でこの映画の功績は大きいらしい。門外漢のわたしにはどんなものかわからないが、それと映画の面白さは別だと思う)ばかりでなく、トーキーだとか、フルカラーだとか、ハードの部分も時間とともに大きく変わる。

    いまから100年後の映画の形態は、ちょっと想像がつかない。
    そういう条件下で作られるので、作品はすぐ古びてしまうのではないか。

    映画よりも、音楽の方が、まだ寿命が長そうだ。
    18世紀から19世紀はじめの古典派の音楽家たち、ハイドンやモーツァルトやベートーベンは、今でもクラシックの主流中の主流だし、17世紀のバロックだって、バッハやヴィヴルディらがいて勝るとも劣らない。

    それより前になると、だんだんなじみが薄くなる。
    それ以前の、たとえばルネサンス期や中世の音楽は、限られた愛好家はいるにしても、専門家の分野といっていいのではないか。
    そうすると、音楽の寿命は、300~400年。

    それより長いのは文学だろうか。
    文字で書かれたものであれば、新約聖書にわれわれは感動することができるし、もっと遡ってギリシャ悲劇やイーリアスやオデュッセイアもある。
    中国には詩経も論語もある。
    口承の時代を含めるとすれば、文学は、絵画とともに、もっとも古くからある芸術の形態ではないだろうか。人類の起源とともにはじまったといってもいいかもしれない。

    前評判との落差の大きさに、そんなことまで考えてみたのでした。

  • 傲慢な金持ちおじさんの孤独
    ありきたりで荒削り、つまらなかった。

  • 2016年7月頃鑑賞。

    大富豪の養子になった男が新聞王として上り詰めるも、最後は孤独に死ぬ。その顛末。
    映画好きには評判らしいけど、一般人の自分には普通の映画に思えた。

  • 296-13

  • 人の気持ちにたどり着くのは難しい。

  • AFI(もちろんAFireInsideではないw)の映画100選で
    1位を獲得していましたね。
    私が見た理由はゼミの教科書で大きく扱われていて
    且つゼミの教授がDVD貸してくれたからでしたが…

    60年前の作品なんて今見たってつまらんのでは…と
    当初は思っていたのですが、そうではなかった!
    むしろとてもテンポよくつくられていて、
    オーウェン・ウェールズのケーンは素晴らしい演技。

    キーワードとなる"rosebud"の謎は最後まで解けない。
    でも何だか考えさせられる映画でした。
    富と名声は手に入れても、愛は手に入らないのね…

    当時は斬新だったのかもしれないけど、
    当時そんなに興行よかったわけでもないらしい。
    映画って不思議な世界ですね。

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著者プロフィール

オーソン・ウェルズ 
1915年生まれ。21歳でオール黒人キャストによる「マクベス」をブロードウェイ初演出。22歳のとき、社会派オペレッタ「ゆりかごは揺れる(クレイドル・ウィル・ロック)」を合衆国政府の反対を押しきり上演。翌年、ラジオドラマ「宇宙戦争」を放送して全米をパニックに陥れる。25歳で映画史上の最高傑作『市民ケーン』に監督・主演。その後も『上海から来た女』『黒い罠』『審判』などの名作に監督兼主演で名を連ね、『第三の男』に出演して映画スターとして活躍した。日本ではニッカウヰスキーのCM、イングリッシュ・アドベンチャーの英語教材「家出のドリッピー」の出演でも知られている。1985年70歳で急逝。
自己破壊的な傾向が強く、晩年は新作をつくれず、B級映画やCMの出演ばかりとなったが、2018年、Netflixの資金援助で生前未完成だった『風の向こうへ』が完成して以降欧米で再評価する機運が高まり、近年、『Mank/ マンク』に天才ならではの傍若無人な姿が描かれた。2022年6月発売の「MONKEY」vol.27に「宇宙戦争」の台本が柴田元幸氏の翻訳で掲載。

「2022年 『オーソンとランチを一緒に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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