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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4560285901608
感想・レビュー・書評
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さすが究極の名作。
しかし救いのなさがきつい。日曜の晩に観るもんじゃあなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネオリアリズモの名作。単純なことをいかにシンプルに描くか、ということを勉強するのに良い。
顔を歪ませる父親の手を息子が握り、雑踏に消えていくラスト。飾り気がなく、はかなさを演出していて素晴らしい。 -
自転車がないと仕事がない、仕事がないと餓死してしまう、という設定がどうも理解しがたいので辛いのだけれど、淡々と淡々と映し出される、日常生活の小さな不条理に翻弄される主人公を観ていると、主人公同様眉間にしわがよってしまう。救いがないわけではなく、愛する者も許してくれる人もいるのにねえ。家族の食いぶちに責任を負う一家の長、「父」の心情なのかな。
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20100812購入
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相対的に星をつけてると、名作をうまく仕分けられないジレンマ。
というのは、フェリーニの道もそうだったけど、これが何を喚起するかといわれても僕には名作の妙としかいえないし、プロットのよさにも限界がある。きちんとした作品で面白みもある。最後の視点も含みがあっていい。
だけども、これはもはやアニメよりフィクションで舞台の演出に近い。この悲しみがおいてけぼりにされるのは、どうもイタリア映画があまり得意じゃないというのも少なからずあるらしい。ただひたすら信じるなら、名作として残っていくことが証明していく。 -
仕事道具を仕事中に盗られた男が仕事道具を捜してローマ中を駆け回る話。二年ぶりの仕事を得た男、埃と石のそわそわした街ローマ、街中のそれぞれ少しずつ可笑しくて少しずつ哀しい人間たち。ペンキ塗り仕事の制帽、シャボン玉をふきながら歩く男、蚤の市、雨宿り、盗品、生活。
二十世紀前半の香り(臭い?)を遺す街は、人間にとってあまりに乾燥がキツく、なにがしかの水蒸気がなければ、みな石化したり塵になって散逸してしまいそうである。そのような乾燥の苦しみのなかで生活するローマの人々。時代も気候も制度も違う国に生きる僕はなにがしかの水蒸気を得ているだろうか、もしかしてこの地点においては乾燥を逃れる水蒸気など、とうに必要とされてないのかも。なにがしかの考えを観客に残す映画です。 -
09/3/7
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怒り、羞恥、無念、絶望、その他いろいろ。ラスト・シーンの父親はそれら全ての感情がミックスした奇蹟の表情を見せる。彼に手を引かれる男の子の顔もいい。
イタリア人は世界一表情豊かな人種だと確信した。
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