時をかける少女 通常版 [DVD]

監督 : 細田守 
出演 : 仲里依紗  石田卓也  板倉光隆  原沙知絵  谷村美月  垣内彩未  関戸優希 
  • 角川エンタテインメント
4.13
  • (1197)
  • (769)
  • (686)
  • (54)
  • (15)
本棚登録 : 4546
感想 : 845
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4997766612515

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2006年作品。基本的にアニメは嫌い、主人公が時空を旅するは嫌い。どうして観たのかというと、12歳の頃、NHKの少年ドラマシリーズで「タイム・トラベラー」と言うタイトルで放送されていたイメージが未だに残っていることが主たる理由でしょうか。主演の芳山和子役の浅野真弓さんのファンになりました。ドラマでは城達也さんがナレーターをされてました。恥ずかしながら原作を読んでいないので、原作と比べることはできないのですが、ストーリーに主人公のおばさん役で芳山和子が出ていることで、原作を上手く表現しているんだろうなあと推測します。こんな高校時代にタイムトラベルしたいものです。実際の私の高校時代は大阪市内のマンモス男子校、生徒数3,000人以上の男臭いだけの悲惨なものでしたが。面白い作品でした。

  • 千昭との別れのシーン、映画館で娘と並んで号泣してしまった。

    時間を飛び越える方法が、まさに全力で走って跳ぶ、というところにひたむきさがあってよかった!

    じぶんの世界観を変えてしまうような恋。いいなぁ!

    • まろんさん
      うんうん、あの主題歌になってた「ガーネット」、すごくストーリーに寄り添ってて、聞くたびに泣けますよね!大好きな曲です。

      最初、おバカなこと...
      うんうん、あの主題歌になってた「ガーネット」、すごくストーリーに寄り添ってて、聞くたびに泣けますよね!大好きな曲です。

      最初、おバカなことにばかりタイムリープの力を使っちゃってた真琴が、そのことで迷惑を被る人がいたり、タイムリープが無限にできるわけじゃないことに気づいて、ものすごく後悔して、なんとか取り戻そうと走り回るのが、まさに青春そのもの!って感じでした。

      原田知世の昔なつかしいバージョンは、尾道を舞台に、大林監督のノスタルジーに満ちた美しい映像が素敵でしたね!
      温室のラベンダーの香りや、幼なじみくんのお店のおしょうゆの香りが立ちのぼってくるような、雰囲気のある作品で、あのバージョンもお気に入りです(*^_^*)
      2012/05/05
    • 円軌道の外さん

      うわぁぁぁーっっ!!
      さすがまろんさん♪
      そうなんスよ(^O^)


      原田知世バージョンが自分は好きで、
      そこから同じ大...

      うわぁぁぁーっっ!!
      さすがまろんさん♪
      そうなんスよ(^O^)


      原田知世バージョンが自分は好きで、
      そこから同じ大林監督の
      『転校生』にハマって、
      学生時代学校サボって(笑)
      尾道まで
      ロケ地巡りの一人旅に行ったくらい
      大林作品には
      影響受けたんスよね〜♪

      だからいまでも
      原田知世と小林聡美は
      自分にとって
      永遠のマドンナなんです(笑)


      まろんさんは
      学生時代から
      今も変わらず好きな人っていますか?


      2012/05/07
    • まろんさん
      私の周りにも、大林監督に心酔して、尾道巡りに旅立った友人が2人いました!
      ふたりとも、貧乏旅行だったからと言って、お土産なしでした(笑)

      ...
      私の周りにも、大林監督に心酔して、尾道巡りに旅立った友人が2人いました!
      ふたりとも、貧乏旅行だったからと言って、お土産なしでした(笑)

      私も、『時をかける少女』以外の大林監督作品、『転校生』、『さびしんぼう』、『ふたり』とか、大好きです。
      主人公たちのなにげない日常を描いているようなシーンにも、空気になんともいえない湿度というか、しっとりしたせつなさがあって、いいですよね~!

      学生時代から好きな人かぁ~。。。ミュージシャンなら、杉真理は数年前までは毎年ライブに行ってたんだけど、俳優さんとかは今思いつかないので、宿題ということで(>_<)

      2012/05/08
  • 地上波の金曜ロードショーで視聴。
    細田守さんって今まで割と苦手なアニメ作家だったが、この作品でそれが一気に吹き飛んだ。
    筒井康隆の原作をまんまでなくうまくアップデートしてあたらしい作品として再構築してくれている。
    細田さんの作品って失礼ながら主人公のキャラクターデザインに華がない上、筋立てが悪い意味ジブリ風教訓路線上にあってどこかしっくりこない作品が多かったが、原作があるほうが押井さん本人のキャパシティーを押し広げるのではないだろうか。
    今まで見た細田作品の中では一番の推し!作品。
    アニメには珍しくロングショット多用。それがとても美しい。
    満足度★★★★。

  • 『待ってられない未来がある。』

    1965年の原作発表以来、幾度となく実写映像化されてきた「時をかける少女」が、初めてアニメーション映画として登場!原作は筒井康隆の同名小説『時をかける少女』。原作の映画化ではなく、原作の約20年後を舞台にした続編。アニメーション版はこれまでになく、アクティヴで前向きな主人公が初夏の町を、文字通り駆け抜けていく爽快な青春映画の決定版。
    「Amazon内容紹介」より

    ”時間”について考えさせられる.高校生というのは時間が無限にあると信じていられるぎりぎりの年なんじゃないかと思う.
    何度もやり直しができると信じることができる体力と気力があるまぶしい年ごろ.と同時に,取り返しがつかないこともあると気がつく年ごろ.まぶしい.

  • 青春は大いなる、
    過剰な自意識と、
    身勝手さと、
    ご都合主義で成り立っており、
    己以上に周りにとって、
    深く、深く、深い傷つきを、
    何気なく事も無げに与えるのだ。

    その無邪気さには、
    天真爛漫故の毒が含まれており、
    決して懐かしむようには眺めることができない物語。

  • 切ねぇぇぇぇぇぇぇ!!

    最近涙もろくなったとはいえ、アニメ観て泣くなんてナウシカ以来だ。
    ラストは賛否両論あろうが、これでよかったと思う。

    奥華子の歌にもひたすらチョコボ肌。

  • 青春のにおいに殴り殺される。

  • 完全に油断してた!なにこれ!

    まじせつない。
    ラストを思い出すだけで胸がぎゅーっとなります。

    未来でまってるっていったってさぁ・・
    そんなに長生きできないよ。
    できても年離れすぎだよ。

    エンディングの歌詞が、ふたりの人生が交差することはもうないって暗示してるみたいで悲しかったな。


    時間をとびこえることができても、ちゃんと今と向き合って、大切にしていかなきゃ意味ない。
    特に恋愛ってそうだよねぇ。


    とりあえず、ちあきくんかっこよすぎ!!
    もしあのとき、マコトがうんって言ったら、どうするつもりだったんだろう。

  • 2015/7/15
    若いってとても純粋で、とても残酷。
    その傲慢さが、若さ。

    2009/2/15
    まことの大口開けて泣くの。
    千明のタラ~とした喋り方。
    女の子や子供たちが蟻の子のように群がったり、
    シュワーって逃げてく速度が加速するとこ。

    が、好き。

    何回も何回もやり直しできたら、、、
    私は疲れちゃいそう。

  • 「人が大切なことを話してるのにそれをなかったことにしちゃったんだ…どうしてちゃんと聞いてあげなかったんだろう」、この台詞、がつんときた。

  • この作品。まあ、いわゆるタイムトラベルもの。
    今となってはありふれた題材で、これを扱った映画やドラマ、アニメや小説などは山ほどある。

    けれど、この作品がフレッシュ感を漂わしているのは、やはり現代を舞台にして、ごく平凡な高校生少女の視点で描かれていること、そこにある繊細な青春描写があることではないか。

    時間移動が自由に出来ることのメリットもデメリットもしっかり描いてはいるけれど、実は本来注目すべきところはそこだけではない。
    高校2年生という、移ろいやすく敏感で傷つきやすい年頃の主人公のメンタル部分での成長とほろ苦い恋、そして未来への希望、それがタイムトラベルという特殊な現象と絶妙な絡まりをみせる。

    タイムリープを重ねるたびにいろいろな障害にぶち当たり、それを修復しようと右往左往、ワタワタとしてみせる主人公の姿。

    それはまさしく・・・一体どうなるべきか?一体将来どうするべきか?などとあれもこれも全てを悩みに変えていた高校生の頃の心理状態に重ねる人も多いと思う。

    訳も分からず悩み、意味もなくつまずき、しょうもないことで心が乱れたりした。
    時をかけることは出来なくても、あの頃たしかに・・・自分の心は答えを探してあちこちをかけずって試行錯誤しながら、なんだか必死だったような気がする。

    そんなことを思いながら、すっかり高校2年生に舞い戻った気持ちで観ていたら素直に感情移入してしまう作品だった。

  • 2006年公開。今まで何度も映像化されている筒井康隆原作を、今回は舞台を20年後に移した原作の続編のアニメ映画化。監督は『サマーウォーズ』の大ヒットも記憶に新しい細田守。とにかくよくできています!脚本がいいですね。それほど期待はしていなかっただけに観終わった後の感動は大きかった。すぐ席を立てないくらい心地いい余韻にひたってました。主人公の女の子真琴のハツラツとしたキャラ設定が素晴らしく、タイムリープという時間を跳躍する能力を身につけたことで成長していく様や、思春期特有の心の揺れや甘酸っぱさ、儚さを見事に表現しています。笑える場面も多く一気に盛り上がっていく後半は切なくて泣けます。声を担当した仲里依紗、石田卓也、谷村美月など若手俳優陣も好演。誰にもあった青春という名の儚い日々。忘れかけていた大事な何かを思い出させてくれる傑作です。

  • ヒロイン真琴と二人の男の子、千昭と功介。何でも言い合える、親友みたいな三人。こんな居心地のいい関係が、ずっと続けばいいと思っている真琴。ところが、功介が後輩から告白されたことをきっかけに、千昭が真琴に告白。お互いを友達とは違う存在だと意識しはじめれば、その居心地のいい関係は、崩れてしまう・・

    そんな思いから、偶然「タイムリープ」の能力を手に入れていた真琴は、時間をリセットして、千昭の告白を「無かったこと」にしてしまった!

    そして、そこから、変わっていく未来。真琴が「嫌な事」を避けて通ったことで、他の誰かが、その災難を受ける・・という前提の元、展開されるスリリングな物語が、何とも言えず絶妙~!途中で能力にリミットがあることが判明し、緊迫感に拍車をかけます。

    真琴には、悪意なんてものは、これっぽっちもないんですが、二人の男の子と「友達」という関係を続けたいという、彼女の「あがき」が、結果として人の運命を弄ぶ事になり、ついには、とんでもない事態を引き寄せてしまう・・

    真っ青な空の夏という季節を背景に描かれるさわやかな青春モノです。見終わった後、初恋のもどかしい甘酸っぱい感じを思い出し(笑)すっきりさわやかな気分になれる良質のラブコメ作品です。

  • 前々から気になってはいたけれど、なかなか見る機会がなくて、この度主題歌を歌っている奥華子さんのコンサートをきっかけに視聴に至る。この視聴にて、「ガーネット」「変わらないもの」の曲に対する印象が変わり、作品内の情景描写を曲からもよりイメージしやすくなったと思う。
    作品に関しては、本当に「青春真っ只中!」って作品で、自分の気持ちに素直になれなくて、もどかしい気持ちになったりもして、バッドエンドではないかもしれないけれど、切ない気持ちになった。
    タイムリープ、使えたら便利な機能かもしれないけど、使い方次第では使った事で他人が不幸せになってしまう場合もあって…。
    過去の積み重ねが今を作って、人生様々な場面での選択肢から今の自分が此処に居るのなら、自分にとっての最善の選択をしていきたいと思った。
    未来はタイムリープでは予測出来なかったけれど、最後の台詞から、希望が見えたと思う。
    実写版の方もいずれ見てみたいと思う。

  • 時間軸のこと、いろいろ考えずに観たほうがいい。

    時間を戻せても、それがすべていい結果になるとは限らない。
    切ないラスト。

  • 仲さんの声が初々しくてかわいい!
    パラレルワールドって永遠に人々のこころを離さないテーマ。すっと観れて、さわやかで甘酸っぱい映画です。

  • タイムスリープ使ったって不器用なのが、青春時代だってことだよな、なんて。

  • 言うことなしの細田最高傑作だと思います。

  • 昔、途中で止めていた。今回は最後まで観た。まあまあいい感じ。

  • 最後の数行のみネタバレ。
    青春真っ盛りの映画。
    タイムリープという過去に戻ることが出来るようになってしまった主人公のマコト。初めは不安に駆られながらも、やがて使い放題楽しむようになる。学校生活もチアキとコウスケの3人で楽しくやってるし、タイムリープで生活は順調だし…しかし、ある日腕の数字に気づく。これは、タイムリープできる残りの回数?残り回数が少なくなっている中、あの日あのとき、マコトの自転車は…

    マコトのまっすぐで正直なキャラクターには好感がもてるし、チアキやコウスケの優しさもまた好感がもてる。
    マコトだけタイムリープによる記憶がなくなってなかったり、タイムリープしたら回数戻るのとか矛盾はある気がするけれど、友情、恋愛すべてがキラキラしている眩しい感じが好き。時間に関することとか、ちょっと考えさせられるし。

    夏らしい映画って、わかるかも!!


    以下ネタバレ。
    完全に好みの問題だけど、
    未来で待ってる、も悪くないけど、思わずタイムリープチャージして戻ってこれるじゃんって考えてしまったので、なんだかなぁ。まあ、絵を意味しているのはわかるし、それはそれですてきなんだけどさ。笑

全733件中 1 - 20件を表示

著者プロフィール

1967年富山県生まれ。91年東映動画(現・東映アニメーション)入社。アニメーターおよび演出として活躍後、フリーに。『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)を監督し、国内外で注目を集める。11年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。監督・脚本・原作を務めた『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『バケモノの子』(15年)はいずれも大ヒットとなり、『未来のミライ』(18年)ではアニー賞を受賞、米国アカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネートされ世界中で注目を集めた

「2021年 『角川アニメ絵本 竜とそばかすの姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×