時をかける少女 通常版 [DVD]

監督 : 細田守 
出演 : 仲里依紗  石田卓也  板倉光隆  原沙知絵  谷村美月  垣内彩未  関戸優希 
  • 角川エンタテインメント
4.13
  • (1202)
  • (771)
  • (688)
  • (54)
  • (15)
本棚登録 : 4554
感想 : 847
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4997766612515

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結局このラストにしたことが、自分の一番都合の良い展開にしたようにしか思えない。

    自分の都合の良い現実にするよう、事実をねじ曲げ、他の人に迷惑をかけたことを悔やみ、全てを無にしようと、また過去にタイムリープする話。
    それを繰り返し、最後はみんなが良いように収まっていくのが納得できない。

    事実をなじまげるな!というのを説いてる割に、最後またねじ曲げる。それで傷ついた人の描写は0。

    自分が列車で死ぬという現実と葛藤しながら、死んでいたらスゴく良い映画だったのに。

    筋の通らんハッピーエンドが不満。



    ただ、未来に向かってただ進めというメッセージ性は半端なく良い。

  • 誰かに大事にされて自分も大事にしてるのに、自分でははっきりその気持ちが分かってないし、はっきりさせたら無くなっちゃいそうではっきりさせない、っていうマコトたちの雰囲気がすごい好きで、なつかしくてなきそうになった。

  • 2012 6/28鑑賞。TSUTAYAで借りた。
    意外にも見たことなかった細田作品を見てみよう企画その2(その1はサマーウォーズ)。
    とにかく女の子が走る話だとは聞いていたし、原作は読んでたしMADも見てたのでなんとなくのイメージはあったんだけど、実際見てみると・・・やぁ、予想していた以上に面白かった。
    笑えたし感動したしワクワクしたし。
    「00」になっていた腕のあとが「01」になっていて、なんでだろうって気付いた瞬間には深夜だったのに「ああ!」って声出してしまった。
    「未来で待ってる」「すぐ行く、走って行く」のやりとりとか・・・実は叔母さんがタイムリープに妙に理解があったのは、ってところも。いいなあ(そこは原作読んでる人へのサービスって感じで良かった)。

    夏に向けてテンション盛り上がってきた!

  • 夏になると「サマーウォーズ」とセットで観たくなる

  • <技術面>
    サマーウォーズと同じ監督の作品で、あれとにてる真っ白な、無次元の空間みたいなのが出てくるかとおもえば、実際の風景とかは細かくて、アニメの懐って深いなーと思う。
    初めに主人公が踏切で…!ってとき青空にピンクの桃が宙に舞うバランスとか、時が全部止まって自分たちだけ動くときの、注がれた瞬間の水の描写とか、3人で三叉路で話してるときの「ここから」っていう道路標識の暗示とか、アニメのよさがすごい出てたなー。

    <ストーリー>
    とにかくぼろ泣き…!
    なんでどうして、大切なことって1回しかないんだろうね?その時はわからなくて、わかったときはもう遅くて、もし救いがなかったら、もう常にリープしてたいよね。
    わたしも遅ればせながら、こういう微妙な内容に共感できるようになった。作者のほうの、大人の保護者としての視点はまだまだ持てなくて、むしろ登場人物と同じラインなのがはずかしいけど。
    ただチアキはもう少しイケメンじゃなくて大丈夫です…笑 少しできすぎです笑

  • 最初、プロの声優ではなく女優や俳優が声をあてているとのことで違和感はありましたが、ストーリーが進んでいくうちにストーリーにのめり込み、まったく気にならなくなっていく不思議。でも声優はやっぱりプロに任せて欲しいですね、個人的に。

    今のまま進む時間などなく、形を変えない成長などない。青春とは甘いばかりでなく苦くで厳しいものです。
    何度もやり直しても自分の望む幸せな未来なんて出てこなくて、果てにはせっかく告げてくれた千昭の告げてくれた想いをなかったことにしてしまう。
    どういう決着をつけるのかと気になって黙ってみたけど、最後の言葉はどういうことだったんだろう。

    貴方が見たかった絵、私が直す。直して、未来まで残るようにする。それが私の生きた証?
    ……そういうことかな。直接会うなんて出来ないだろうし、そうだよねえ。

  • 青春のもやもやが詰まっている!

  • すっごく清々しくて甘酸っぱくていい映画でした!肩の力抜いても見れるし人に薦めたくなる映画(現にたくさんの人に薦められてやっと観れました!ありがとう)。

  • 何回見ても感動する。
    仲ちゃんの演技がツボ!
    切ないし面白いしもやもやするし、青春をうまく表現していて凄いと思う。

  • 名作『時をかける少女』のアニメ版。
    どうしても原田知世を思い出してしまいますね。
    忘れられないひと夏の物語でした。(⌒▽⌒)


    「これぞ青春!」って感じ。


    物語は初代の”時をかける少女”芳山和子を叔母に持つ真琴が主役。


    真琴がいい意味でおバカで楽しいキャラでした。
    タイムリープできるようになったのに、その使い道がいいですよね~。(笑)
    毎回ゴロゴロ転がる描写も笑えました。
    ジャイアントスイングをブリッジで避ける真琴には笑えた。
    なんでブリッジなんですか(笑)(^◇^)


    仲のいい男友達、千昭と功介。
    3人はずっと一緒だと思っていた真琴。

    最初は自分が楽しむためのタイムリープ。
    カラオケ屋でのゴロゴロにも爆笑です。
    寝坊も小テストも調理実習でのミスもみんな上手に回避成功。
    だけど今度は人間関係がおかしな方向に・・・。


    今度は周りの人のことを考えてタイムリープ。
    千昭からの告白回避のために。
    何度繰り返しても、どうしても告白に結びつく展開は楽しかったな。


    さらに今度は親友を怪我させる結果になったり・・・。
    そして親友の友梨と付き合うことになった千昭。
    功介に好意を寄せる後輩のために。
    最終的に全てのことをリセットするハメに。
    悪戦苦闘しながらもなんとか上手くいったはずなのに・・・。
    残されたタイムリープのカウントはラスト1回。
    全てが上手くいったはずなのに・・・。


    繰り返された夏の日々は、ついに最悪の結末。(>_<)
    後輩を乗せて真琴の自転車を借りる功介。
    真琴の脳裏に甦る最初の自転車事故の記憶。
    最初の事故の出来事をすっかり忘れてましたね。
    だけど何事もなく事故現場にたどり着いた真琴。
    安心しきったところで、ラスト1回をつまらないことで使ってしまった真琴。

    すれ違いで事故現場に向かう功介の乗った自転車。
    いやー、ここのシーンはたまりませんでした。
    もう使えないタイムリープ。
    抗うことのできない事故に向かう功介。
    傷つき転げ落ちても必死に止めようとする真琴。
    これでもかと言うほどに豪快に転んだ真琴は凄かった。
    とんでもなく痛々しかった。(>_<)

    でも、キャッチボールでボールに当たる描写といい、なんだか真琴って傷だらけにされてますよね(笑)


    踏み切りの中に飛び込む功介。
    「止まれーーー!!!」と叫ぶ真琴の叫びが辛かった。
    悲痛の叫びが心に響いてきます。(T ^ T)
    起きるはずのない奇跡でした。\(^o^)/


    時間の止まった世界で真実を語る千昭。
    衝撃の展開ですよ。
    タイムリープを好き勝手に使った報い。
    元の時間に戻ることができなくなった千昭。
    スクランブル交差点で別れを告げる千昭。
    人々の向こうでわずかに見える千昭の後ろ姿に涙。(T ^ T)



    戻すことのできない時間。
    これからも続くと思った3人の友情。
    消えた千昭、大きな後悔、最悪の・・・夏の日。
    楽しく笑えた前半から一転、まさかのバッドエンド展開に愕然。(>_<)



    落ち込む真琴に芳山和子が語る自身の思い出。
    高校時代の写真とラベンダー。
    もう一人の時をかけた少女がここで来た!

    「待ち合わせに遅れてきた人がいたら、
    走って迎えに行くのがあなたでしょ」

    待ち続けてきた初代だからこその真琴へのメッセージに拍手♪

    だけど芳山和子役には、原田知世にしてほしかったです。



    甦ったラスト1回!
    メチャメチャ盛り上がってきました。o(^▽^)o
    もう戻すことのできないと思っていた時間。
    二度と会うことのできないと思っていた千昭。
    奇跡の猛ダッシュに興奮ですよ。o(^▽^)o
    「行っっけーーーーー!!!」
    \(^o^)/


    甦る千昭との出会いの記憶。
    いいですねー、この展開。(^∇^)

    いつも一緒にいるのが当たり前だった。
    隣で笑いあっているのが当たり前だった。
    大切な何かに気づいた真琴。


    繰り返された夏の日は、
    悔やんだ後悔は、
    流した涙は、
    決して無駄ではありませんでした。(T ^ T)


    憎まれ口を残した寂しい別れかと思わせて・・・。
    千昭が残した最後の言葉。
    「未来で待ってる」
    千昭、カッコイイぜ。

    真琴たち3人の夏の物語。
    素敵なラストでしたね。


    個人的に思い描いたラストシーンとしては・・・。
    大人になって髪の伸びた真琴とまだ高校生のままの千昭が、
    思い出の絵画を眺めている二人の後姿
    なんてラストシーンだったらよかったな。

    余談だが、プリンを食べたことを後悔して真琴の服の裾を握る妹が無性に可愛かった。
    ( ̄▽ ̄)


    三人の相合傘が印象的でした。
    真っ赤な傘がいいですね。


    名作”時をかける少女”に、またひとつ名作が誕生しましたね。
    (⌒▽⌒)

    【上映時間】100分
    【製作国】日本
    【主な声の出演】
      仲里依紗:紺野真琴
      石田卓也:間宮千昭
      板倉光隆:津田功介
      原沙知絵:芳山和子
      谷村美月:藤谷果穂
      垣内彩未:早川友梨
      関戸優希:紺野美雪
    【監督】細田守
    【原作】筒井康隆
    【脚本】奥寺佐渡子
    【キャラクターデザイン】貞本義行
    【音楽】吉田潔
    【主題歌】奥華子『ガーネット
    【アニメーション制作】マッドハウス

全847件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1967年富山県生まれ。91年東映動画(現・東映アニメーション)入社。アニメーターおよび演出として活躍後、フリーに。『時をかける少女』(2006年)、『サマーウォーズ』(09年)を監督し、国内外で注目を集める。11年には自身のアニメーション映画制作会社「スタジオ地図」を設立。監督・脚本・原作を務めた『おおかみこどもの雨と雪』(12年)、『バケモノの子』(15年)はいずれも大ヒットとなり、『未来のミライ』(18年)ではアニー賞を受賞、米国アカデミー賞長編アニメーション部門にもノミネートされ世界中で注目を集めた

「2021年 『角川アニメ絵本 竜とそばかすの姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
三浦しをん
伊坂 幸太郎
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×