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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4985914752237
感想・レビュー・書評
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舒 淇の3時代のヒロインの演じ分けに拍手。特に1966年、秀美が男性と再開した時の表情と感情表現が絶妙。ピュアな嬉しさがこっちまで伝わってくる。素直にかわいい。2005年の危うさと繊細さも引き込まれる。
また3部構成されている恋愛夢、自由夢、青春夢のタイトルも、よく内容が含意されている。セリフが最小限な分、感覚がじわじわ研がれる。もう数回味わいたい映画。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3部から成る。1966年、1911年(辛亥革命)、2005年。
観始めて初っ端、電燈のシーンで背筋に鳥肌が立った。
この監督の作品はあまり観たことがないが、本作では、むき出しの光ではなく、網やガラスやカーテンやを通り抜けてきた光が映し出されている。
とくに、第2部のガラスと光。溜め息が出た。いったいこれらの光を、製作陣はどこまで自覚的にコントロールしているのだろうかと訝しく思った。演出の結果と言うには、あまりに美しい映像だった。 -
寝てしまいそうな空気、カメラワーク、セリフ。どれをとってもこの監督の魂がいたるところに見られる作品です。ビリヤードを盗撮してる感じで撮るのはさすが。
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1.06年東京国際映画祭
2.監督:ホウ・シャオシェン
出演:スー・チー, チャン・チェン
1911年、1966年、そして2005年。3つの時代に生きる男と女の恋物語を極上の映像で綴った、至福の映画。
3.三話のショートストーリー。キャストはどの時代もスー・チーとチャン・チェンが演じています。大好きなチャンチェンが出ているので見に行きました。
ちなみに2005年の[青春の夢]はアジア特有の若者の退廃的な雰囲気がどっぷり出てて良い。 -
きた〜、撮影/リー・ピンビン。
相変わらず気取らず美しい光たちの連続。
しゃべりすぎない魅力も華流独特。
パラレルワールド的世界観とそれによる時代性描写も面白い。
現代に向かうにつれてすれ違いの原因や質感が
奥ゆかしさによるものからディスコミュニケーションによるものに変化しているのは、
なんというか言い得て妙とジジイ的説教のあいのこだなぁ。
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