あるいは裏切りという名の犬 DTSスペシャル・エディション [DVD]

監督 : オリヴィエ・マルシャル 
出演 : ダニエル・オートゥイユ  ジェラール・ドパルデュー  ヴァレリア・ゴリノ  アンドレ・デュソリエ  ロシュディ・ゼム 
  • アスミック・エース (2011年12月6日発売)
3.67
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レビュー : 38
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988126205034

感想・レビュー・書評

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  • 2004年フランス映画。邦題はえらくカッコイイですが(笑)、原題は『オルフェーヴル河岸36番地』でパリ警視庁の所在地とのことです。
    監督は元警察官のオリヴィエ・マルシャル。主演はフランスが誇る2大俳優ですが、本来の主演はダニエル・オートゥイユですね。時には法の逸脱すれすれに行動するがチームをよくまとめ、しかし後に大きな哀しみを背負うことになる男ヴリンクス警視役がよく似合っていました。それに対抗するのがクラン警視役のジェラール・ドパルデューですが、これまでジェラール・ドパルデューなんてクリクリ目のただのデブでないかと思っていたら(笑)、案外このような小悪党役も似合っているんですね。(笑)

    連続強盗殺人事件を追うパリ警視庁は、ヴリンクス警視(ダニエル・オートゥイユ)の率いるBRI(探索出動班)と、それに対抗するクラン警視(ジェラール・ドパルデュー)のBRB(強盗鎮圧班)に事件解決を厳命した。ヴリンクス警視はたれこみ屋シリアンの情報からアジトと発見し、彼の指揮下、アジトを取り囲んだのだったが、事件解決と昇進を狙い、そしてヴリンクス警視に含みを持つクラン警視のとった行動は・・・。

    まさに「男」と「男」の確執劇ですが、それほどダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューの競演シーンが無かったように思われ、もう少し2大俳優の激突を観たかった思いがあります。男の哀愁を好演していたダニエル・オートゥイユはなかなか良かったですね。そういう意味ではジェラール・ドパルデューにはもっとスケールの大きい悪党を演じて欲しかった。(笑)女優陣もなかなか素敵だったのですが、特にヴリンクス警視の妻カミーユ役のヴァレリア・ゴリノはそもそも哀愁の漂う顔立ちでこれがまたいいんですね。欲を言えば、ダニエル・オートゥイユとの濡れ場シーンがもっと大胆なら良かったんですけど。(笑)
    あとタイアップかもしれませんが、アルファロメロやBMWやベンツといった欧州の高級車がたくさん出てきて、車好きの方にはたまらないのでは?警視ともなればアルファロメロやBMWを乗り回すのですね。(笑)
    この映画はストーリーで魅せる作品ですが、骨太の展開に加え、個性的な俳優陣にアクションシーンなどもスリリングで、全く飽きさせずにラストまで目が離せません。最近は恋愛系のフランス映画を観ることが多かったのですが、このようなフレンチ・フィルム・ノワール的映画も面白く、フランス映画の幅は広いですね。
    それにしても邦題はカッコよすぎる。(笑)

  • 2004年公開のフランス映画。親友だった二人の警官の確執を巡るフィルムノワール。インパクトあるそのタイトルに惹かれて劇場で鑑賞。いやぁ〜渋い!ホント久々に硬派な男のドラマを見たって感じ。フランスの二大名優ダニエル・オートゥイユとジェラール・ドパルデューの哀愁あふれる演技合戦は見ものです。張り巡らされたいくつもの伏線と、スタイリッシュな映像美、テンポの良い展開とキャラそれぞれの人生を丁寧に描いた脚本、演出はもう見事としか言い様がない素晴らしい出来!フランス映画史の一時代を築きジャン・ギャバンとアラン・ドロンが活躍した往年のフィルムノワールを想わせる(若い人で知ってる人は殆どいないかな)、ダンディズムあふれる格調高き逸品です。当時大ヒットとはいかなかったみたいですが、これほどの脚本をハリウッドが見過ごすワケもなく(笑)、ロバート・デ・ニーロ、ジョージ・クルーニーでリメイクも決定したらしい。てかその後どうなったのかなぁ〜。

  • まぁ見事な任侠映画でした。
    フランス人もこんな浪花節みたいなの作るんですねぇ〜
    日本のやくざ映画の影響かな…

    まず、音楽がとてもいい、叙情的で効果的なのが素晴らしい。
    お話自体はありふれた使い古された物語だけど
    台詞も素晴らしくて艶っぽく気が利いてていい味わいです。

    それに日本やアメリカと違って役者さんが
    とっても地味で役者臭いのが堪らんね〜
    役者と云う仕事をする為の技量が違うんだろうね。

    まぁ欧州全体に言える成熟した文化と
    そこここに漂う殺伐感と何とも言えぬ「暗さ」
    特に言えるのが日常的な常識って所のギャップ…
    そこが妙な違和感となって伝わってくるのが欧州映画の魅力だね。

    でも本作はベッタベタだったけどオートゥイユの堅物っぽさも、
    ドパルデューの悪役っぷりも脇を固める俳優達も
    ホント期待を裏切らない筋書き通りに重苦しい感じで
    とても素晴らしかったなぁ〜
    葬式の辺りは悔しさや口惜しさが渦巻いてて凄かったw

    さぁフィルムノワールも残すは「いずれ絶望…」だな早めに観る様にしたいな…

  • ダークサイドに落ちるかどうかは紙一重だ

  • 終始 人間らしさを感じる映画でした。

    フランス映画にも、こんなのがあるんですね。

    ティティ、やるじゃん。

    邦題も粋。

  • おフランス映画。渋くてかっこいい。そして何より展開が面白い。

  • 最初の設定を理解するのがちょっとたいへん。

    なんだか無償にイライラするはなし。
    主人公が間違ってるとは思えなくて、理不尽さを感じた。
    ひとりの欲望のせいで大切なひとが何人も無駄に死んだし。
    過去に確執が生まれていたんだから、敵役のほうにも言い分はあったのかもしれないけど。

    ラストは意外な感じでびっくり!!複雑にからみあった人間関係だね・・・

    うーん、主人公が直接復讐したわけじゃなぃし、なーんかスッキリしないなーーーー

    やっぱりフランス映画にがてなのかなぁ・・

  • わりと好き。

  • これもノワールなのか?舞台は警察内部の権力争いなんだけど、やってることはマフィアとかわらないか、もっと厄介かもしれない。臭さと紙一重のところを伏線もショットも台詞もバシバシキメるもんで文句のつけようがないです。素直に格好いい。とても好みです。

  • 映画『HEAT』が好きと友達に言ったら勧められたので観賞しました。確かに『HEAT』なみに重厚な男の物語でした。ダニエル・オートゥイユかっこよかった!

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