市川崑物語 [DVD]

監督 : 岩井俊二 
出演 : ドキュメンタリー映画 
制作 : 岩井俊二  一瀬隆重 
  • ポニーキャニオン
3.58
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感想 : 13
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988013284340

感想・レビュー・書評

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  • 見終わってから岩井俊二が監督だと知りました。市川崑さん、長生きでしたね。上手い監督でした。

  • 岩井俊二の市川崑へのリスペクトが詰まってた
    そうそう、わたしもそう思う。でもそこは違うかも。
    と、岩井俊二に話しかけたくなった

    ナマ太宰治に会ったことあるエピソードなどなどを、直接ナマ市川崑から話を聞いたことがあるなんて、すごくうらやましい

  • 市川崑の生涯について
    カットの多用やコミカルな演出のおかげで全く退屈しなかった。
    市川崑作品一覧を手軽にインプットできるし、脚本家を務めた奥さんは美しく、亡くなる場面では非常に泣けた。

  • 岩井俊二監督製作の日本映画の巨匠 市川崑監督の半生を追ったドキュメンタリー。

    市川崑監督が元アニメーターだったとは!
    更に、お蔵入りした初監督作品が人形劇だというのもビックリです。
    妻で脚本家の和田夏十とのラブストーリーも何とも素敵でこの関係性が市川崑作品を生み出していったのだとわかりました。

  • 岩井俊二監督 2006年作品

    市川崑さんが2008年2月13日になくなられた。
    ご冥福を祈ります。享年92歳。

    それで、『市川崑物語』をみる。
    不思議な手法の映画
    散文詩のような 抒情詩という映画。
    岩井俊二がただならぬ 才能を持っている監督なんだろう。

    市川崑の一生を 作品をたどりながら
    切り開いていく・・・・

    市川崑が、市川儀一として、
    大正4(1915)年に生まれたところから始まる。
    絵をかくことが好きな少年だった。
    アニメと映画がすきだった・・・
    それで、アニメ映画の仕事に進む。
    その会社が、東宝の前進だった。

    松竹が、山田洋次 木下恵介で・・・
    東宝が  市川崑 ということか。
    出る俳優が、若干違うのが新鮮な驚き。

    和田夏十(1920-1983)というよきパートナーを得て、
    市川崑という才能が開いた。
    和田夏十は奥さんであり、脚本を書いた。
    和田夏十は1965年 に乳がんが発見され 闘病生活に入る。

    四騎の会 黒澤明 小林正樹 木下恵介 市川崑で結成。
    市川崑だけが 生き残っていた・・・。

    黒澤明が 男性的ならば 
    市川崑は 女性的というより 中性的・・・・?

    ビルマの竪琴 金田一耕助シリーズ

  • 目の前にいるのは、僕のオリジナルだ。

  • 市川さんの凄さはそんなに伝わらなかった

  • とある筋から偶然入手したこの作品。
    ただ監督が岩井俊二だという理由から手に取りました。
    よって市川崑さんがどれだけすごいのかなんて全く知らなかったのですが、「あぁ、日本映画界の中ではなんかすごい人なんだなぁ」ということはよくわかりました。
    私はご本人よりもその奥さんのエピソードの方が印象に残りましたね。

    こういうの、大学の授業で出会いたかったなぁ、なんて。

  • 市川昆監督の映画はあんまりみたことないんだけど、岩井俊二のファンなので。
    淡々と、台詞のないドキュメント。市川昆すごすぎ。うける。つーか被爆者なのに100歳まで生きた姉凄すぎ。これ観たときは、まさかこんなすぐにお亡くなりになるとは思いませんでした・・・。

  • 個人的に好きな監督・岩井俊二による、個人的に好きな監督・市川崑について。セリフは一切なく、字幕と音楽で想いを伝える手法なのだけど(岩井監督らしい)愛がひしひし伝わってきた。岩井監督が市川監督を敬愛してるのはもちろん、市川監督が映画と奥様を心底愛していたかがたっぷり詰まっている82分
    優しい気持ちになれます。市川夫妻に憧れます。市川氏の逝去は本当に惜しまれるけれど、雲の上で25年ぶりに奥様と再会して一緒に映画を作っていることでしょう◎そう願わずにはいられません。

  • 市川崑の半生を岩井俊二が描くという。面白かった。こんなに面白く伝記的なものを見れたのは初めてかもしれない。やっぱりそれは岩井俊二が市川崑に受けた影響を恥ずかしげもなく(しかし若干照れくさそうに)表面に出しながらフィルムを展開しているからじゃないかなぁ、と思った。これを見た結果、咄嗟に市川崑の映画を何本か借りる羽目になりました。すーぐに影響を受けちゃうんだから、この人は。苦笑。(07/10/26)

  • 2007/11/26

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著者プロフィール

映像作家。1963年1月24日仙台市生まれ。横浜国立大学卒業。主な作品に映画『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』『ヴァンパイア』『花とアリス殺人事件』『リップヴァンウィンクルの花嫁』など。ドキュメンタリーに『市川崑物語』『少年たちは花火を横から見たかった』など。「花は咲く」の作詞も手がける。

「2017年 『少年たちは花火を横から見たかった 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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