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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111283894
感想・レビュー・書評
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大学生・川島亮介のパソコンに突然表示された「幽霊に会いたいですか」という謎のメッセージ。
その時から亮介の周辺で奇妙な事件が起き始め、1人また1人消えて行く…。
「CURE」「ニンゲン合格」の黒沢清監督が“恐怖”を題材に描いたサスペンス・ホラー。
黒沢清独特の日常の中にさりげなく怪異を織り込んで描いていく巧みな描写で、インターネットを通じて幽霊が世界中に現れるという奇想天外なストーリーをリアルに描いています。
壁に染み付いた黒い人型の染み、赤いテープで目張りした空かずの部屋など、背筋が凍る恐怖描写が秀逸です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に内容がない…。デカいPCとフロッピーが古臭いな〜。あと、効果音というか盛り上がりのBGM?がダサい。
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別途
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黒沢清は分からん。
ハラハラする展開も雰囲気も無くて、
途中で見るのを止めてしまった。 -
※血痕及び暴力表現の含まれる作品です。
【印象】
孤独やら魂やらで世界が危険。
あまり掘り下げられず、かといって恐怖的娯楽作として観るのにも向いていない感触です。
【類別】
オカルトにスリラー、少しホラーでロマンス。
むしろ一部は引いた目線での冷笑コメディとして観るのがよさそうです。
【脚本等】
整ったものを観たい人にはお薦めしません。
登場するのがやや古い時代設定の機器であるためか怖くないかもしれません。
【画等】
棄てられた雰囲気。
とりあえず暗くしてみましたという印象も受けます。
よく暗くできているのではないでしょうか。
【音等】
音楽はクラシック風等が用いられます。
無音状態の緊張的恐怖感はよく際立っています。 -
もう、後半は、壮大w
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触れるーーー!というショックが一番大きかった。
こういう世界に取り残されるのは怖いだろうな、と思う。
最後の一人になりたくない。 -
なるほど・・・・この作品は ある程度 表現しようと
していることが わかるようだった。
でも 着地点をどこにおいていいのか
そのことは 監督さえわかっていないようだ。
ヒトが死ねば 霊魂が出る。
霊魂の存在する場所が 限度があり、霊魂だらけになる。
そして ネット空間の中にも居場所をみつけ・・・・
ネットから あふれ出ることになる。
ヒトは ネットを通じて 霊魂に脅かされ・・・
逃げるしかない・・・・ということらしい。
霊魂 幽霊 ネットを うまく組み合わせたところは
評価できるのだろう。
ネットにつながる 不特定多数に 影響を及ぼす。
麻生久美子は 観葉植物の会社に働いていた・・・
結構おしゃれな 観葉植物屋である。
同僚の田口の 締め切りが迫っている原稿を心配して
家に行くが・・・・フロッピーを渡されて・・・・
その間に 首吊り自殺をしてしまう・・・・。
ショックが大きいが・・・・
同僚の矢部
社長
順子
そして 両親・・・・
と次々に 影を残して いなくなってしまう。
経済学部の加藤晴彦が 自宅でネットに接続しようとして
ソフトウエアーをインストールして 接続すると
ユーレイの世界に接続できた・・・・
そのことが よくわからないので
パソコンに詳しい ヒトに質問したら
春江(小雪)が 関心を持ち 操作の仕方を教えてくれて
接続できるようになった。
それから 小雪は 積極的に 接続するが・・・
『ネットはつながっていない点よ』 と小雪は加藤晴彦に言うが
ネットから 霊魂は忍び寄るのだ・・・
小雪はいう
幽霊は死ぬことで生まれる。
幽霊はヒトを殺さない。
幽霊がただ増えるだけ・・・。
小雪の周りからも 誰もいなくなるのだった・・・
小雪は こわがり 加藤晴彦に 助けを求めるが・・・
麻生久美子と加藤晴彦はであい・・・・
海に逃げ延びて 船長(役所広司)にであう・・・・ -
「ボクラハ、ヒトリズツ死ニツナガレテイッタ」
観葉植物販売の会社に勤務するミチの周りで、奇妙な出来事が続発した。
同僚・田口の自殺を皮切りに、同じく同僚の矢部が、社長が、順子が、両親が、次々と黒い影を残し姿を消していったのだ。同じ頃、大学生の亮介の身辺にもおかしなことが起こっていた。彼のパソコンが、勝手に「幽霊に会いたいですか」と問う無気味なサイトにアクセスしてしまうのだ。
同じ大学の春江の先輩で大学院生の吉崎の見解によると、霊魂を受容出来るエリアがいっぱいになり、それらがこちらの世界に溢れ出して来ているらしい。そして、溢れ出た霊魂と出会った人間は孤独感の中に閉じ込められ、それに耐えきれず死を選ぶ。勿論、そんな荒唐無稽な説を俄には信じられない亮介であったが、遂に彼の前からも春江が姿を消してしまう。春江を捜し、誰もいなくなった町を彷徨う亮介。そんな彼と出会ったミチは、生き残りをかけて海へと逃げ延び大きな船に拾われる。
だが、亮介もまた黒い影を残し船内から姿を消してしまうのだった。 -
映画を映画たらしめる強靭なショットの積み重ねに相も変わらず度肝を抜かれる。ラストの黒沢らしい終末的風景は必見。役所広司、菅田俊といった監督お馴染みの配役も見逃せない。
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(2001/02/10公開 2007/12/22ハリウッド・リメイク化"パルス")
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加藤晴彦、小雪、麻生久美子、有坂来瞳らが出演するホラー。冒頭に役所広司が出てくるのでドッペルゲンガーと混同しそうになるが実際似たようなシーンが多い。2001年というとインターネットが普及し始めて、色んな人が興味を持ち始めた頃だろうか。公開当時は、まだよくわからないネットの世界が恐怖を増幅させたのかもしれない。ストーリーは謎が謎を呼んで結局解決はしないという近代日本のホラーにありがちな展開。小雪や麻生久美子が若くて可愛かった。という資料的価値しか見出せない映画。それなりに怖かったけどね
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黒沢清『回路』を数年ぶりに昨夜見た。ジャンルから要請されるあれこれの意匠とはまた別に、最初の幽霊の前進運動、廃人になった男のとぼとぼ歩き、有坂来瞳の腕の伸長、図書館を走る加藤晴彦と書棚とカメラの動きとか、まるで舞踏を見ているようだった。演出家による俳優とその身体の高度なコントロールに目を奪われた。なんだか凄まじかった。
友人宅での手巻き寿司たこ焼きの会の途中という不可解な状況で流されたこともありよく飲んでいたので終わりの方は寝た。 -
再見したら分かったのは、青年期の自我確立にまつわる葛藤を描いた青春映画だったんだということ。
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なんで???っていう映画w
ふたつのストーリーに分けるイミも分からんし、
それをなんか唐突に無理やりつなげたし、
赤いテープの儀式みたいなんも突然でよく分からんし、
なんでインターネットが関係あるのかもよく分からんし、
急に世界崩壊したしwwwww -
(2001年作品)
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