生血を吸う女 [DVD]

監督 : ジョルジョ・フェローニ 
出演 : ピエール・ブリス  シラ・ガベル  ウォルフガング・プライス  ダニー・カレル 
  • 紀伊國屋書店
3.29
  • (1)
  • (1)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 3
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4523215008624

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • <私的ホラー映画祭②>イタリアンホラーの傑作。冒頭の船着き場のシーンは、ドライヤーのヴァンパイヤ冒頭と重なる。ヴァンパイヤには、大カマを持った老体だったが、今度は青年である。

    ラスト、放火されると同時に、ろう人形たちが動き出す。ろうは溶け、その下の骸骨があらわになる。そして人形は崩れ落ちる。ああ怖い。というか、ろう人形がカタカタ動くというだけで怖い。真のホラーとはこれだ、恐怖とは感動のことだ、とは黒沢清の弁。

    風車の歯車も、ギーギーいってて、油させよ!ということよりも、恐怖の増幅音としか聞こえなくさせる、その力がこの作品にはある。乱れた自動オルガンの演奏で始まる冒頭のBGMも怖い。

    生血を口から吸わないところがミソか。


    【ストーリー】
    1910年ごろ、アムステルダムで、若い学者ハンス(ピエール・ブリス)は、屋根に巨大な風車をつけた古屋敷の戸を叩いた。この屋敷は、著名な彫刻家バール教授(ヴォルフガンク・プライス)の家であった。

    何度かの訪問の後、ハンスはこの屋敷にあやしい魅力を持った娘エルフィ(シーラ・ガベル)がいることに気づいた。だが、娘は時折姿を見せるだけだった。その夜、ハンスはエルフィと逢いびきをし、彼女の美しさに魅かれていった。

    ある時、恋の陶酔のさなかに突然エルフィが息たえた。ハンスは愕然とした。そして屋敷を去る。一夜たち、ハンスが屋敷へ引き返すと、驚いたことに屋敷はいつもの通り静寂だった。だが、エルフィの死は事実。彼女は墓地の柩の中で永眠していた。

    その夜、地下の一室から引き裂くような女の泣き声を聞いたハンスは、ドアの隙間から部屋の様子をうかがった。中央に猿ぐつわをされた見知らぬ娘が見えた。ハンスが激しくドアを叩いたとき、彼の背後にボーレム博士がいつの間にか立っていた。博士はドアを開けた。部屋には誰もいなかった。

    数日たった。ハンスを愛しているリゼロッテが失踪した。リゼロッテは屋敷の地下室に捕われていた。エルフィの腐った血の代りに、リゼロッテの新鮮な血を輸血しようと、教授と博士は考えていた。そして、今まさに恐ろしい手術が行われようとしていた。その時、ボーレム博士はエルフィを妻にしたいと主張した。が、怒った教授は博士を殺した。

    そこへ、ハンスと彼の友人ラープが飛びこみリゼロッテを救った。が、教授が火をつけたため火の手はみるみる広がっていった。そして、教授、エルフィが炎の中に消えて行くのを、3人はじっと凝視していた。

    原案・脚本は「バッカスの狂宴」のジョルジョ・フェローニとレミジオ・デル・グロッソ、ウーゴ・リベラトーレ、ジョルジョ・ステガーニ・カゾーラーティが共同で書き、フェローニが監督した猟奇映画。撮影は「バッカスの狂宴」のピエル・ルドヴィコ・パヴォーニ、音楽はカルロ・イノセンツィ。出演者は「甘い暴力」のピエール・ブリス、「危険なデイト」のシーラ・ガベル、ダニー・カレルなど。製作はジャン・パオロ・ビガッツィ。

  • やー、ツッコミどころ満載で、
    したたかに笑ってしまいました。
    これはB級映画だと思いますが、それが誇りであります。

    おもろかったなー。
    特になー、最後もいいんだけどなー、
    あたし的には確認もしないで娘の血抜いちゃうとこが
    ハイライト、だったな笑

全2件中 1 - 2件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×