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- / ISBN・EAN: 4988102378332
感想・レビュー・書評
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ジーンはDVに耐えかね、娘を連れワイオミングに暮らす義父の元に逃れてきます。でも、義父はかつて息子を彼女の運転で死なせたことが許せず剣呑な雰囲気です。孫にあたる娘がいい感じで祖父に溶けこみます。子は鎹(かすがい)ですね。熊に襲われ障害者となった隣人が捕獲された熊を逃して欲しいといい、祖父と孫で逃します。何をするのかと思いましたが、自分を傷つけた熊を許す姿勢を見せて、仲直りを促したのでした。義父はジーンにここに住むよう促し、仲直りができました。なるほど、本作のテーマは「許し」ですね。これはジェニファー・ロペスの代表作です。
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ここに大人の生活が有る。
ワイオミングの広大な土地に一人生活していた男の家に、夫のDVから逃れて母子が戻って来た。過去に許せない事実が有り父を許せずにいる女性が、男の友人を加えた人々と広大な土地に囲まれ改めて自分を見つめ直して行く。
こんな豪華メンバーが出演した秀作が日本で公開されて居ないそうだ。その点が不思議でたまらない。こんな良作が興行的に結果を出せる事にならないのでしょうか?
じっくりと大人の想いを感じながら鑑賞させて貰いました。 -
ある程度期待を裏切らず
笑ったり泣いたりできました。
良作なのに残念なのは、
・少し台詞に深みがないこと。
・ロバートレッドフォードさんと
モーガンフリーマンさんの演技が上手すぎて
ジェニファーロペスさんの演技が悪目立ちすること。
ちょっと残念でした。 -
息子を殺した女性を受け入れ、友人を襲った熊を逃がす。
自分のことも人のことも、「許す」ということはとても難しいけど、決して不可能なことではない。
許すことができて初めて、人は前へと進むことができる。 -
熊に襲われた隣人だが、クマのことを気にかけ、熊をおりから逃がそうとする。息子を交通事故で失った爺さんも運転していた主人公をだんだん許そうとする。
許すというのがテーマな作品。 -
久々のラッセ・ハルストレム監督なり
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自分の過失で夫を死なせてしまった女性(ジェニファー・ロペス)と、その義理の父親(ロバート・レッドフォード)。
熊に襲われて不自由な身体になった友人(モーガン・フリーマン)。
3者それぞれの心の痛みが、大自然の中、ゆっくりと癒されていく。
人を赦すことの難しさと、赦すことによってえられる安らぎを描いた作品。 -
3:
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モーガンフリーマンにひかれて観た。交通事故で息子を亡くした父親と、その時車を運転していた義理の娘。11歳の孫。やるせなさの象徴の熊を開放するお話。
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よかったーーーー。
ほんわりする。自分の心の傷や闇を溶かすこと、それは「許す」でしかない・・
そんな大切なことを伝えてくれた気がする。
嫁の運転で息子を亡くし、その悲しみから抜け切れない男、ロバートレッドフォード。
クマに襲われ、ほぼ寝たきり状態になってしまった、モーガンフリーマン。二人の生活に暴力恋人から逃げてきた、ずっとロバートが恨んでた嫁が孫を連れて帰ってくる。
女の子との交流のなか、許し始めるロバート。
それを切に願うモーガン。モーガンもクマを野生に逃がしてやりたくて、許したかった・・・
深く感動に包まれる、ゆったりした話でした。