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- / ISBN・EAN: 4527427638655
感想・レビュー・書評
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原作のほうが魅力的だと思います。スケール感はありますが、なんだか全体的にボヤけているなあという実感。
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日本の小説と漫画が原作ということで、これは映画を観ただけでは評価は難しいかなという気がしました。中国、韓国、台湾の名だたる俳優が出演していますが、日本ではアンディ・ラウ主演、ファン・ビンビンを助演女優に据えても、それほど話題になった印象がありません。歴史物は実写にした時の時代考証等、リアリティを持たせるのか、それとも物語として面白く魅せるのかで随分変わってくるので難しいですね。その点、小説、漫画の方が表現の自由度は振り幅があるのかもしれません。
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大軍に囲まれて籠城戦というだけでワクワクするにですが、なんか盛り上がらなかったですね。いろんな仕掛けや奇襲を仕掛けて大軍を翻弄すみたいのを期待したのですが。CGも殆ど使われず、歴史スペクタクルという感じではないですね。
苦悩する主人公の姿はアメコミヒーローっぽいですね。民を救うためにやって来たのに、かえって非難されて追い出されてしまう。そんな内輪揉めばかりで、最後までなんか煮え切らなかったです。アンディ・ラウはカッコいいですけどね。 -
墨家、日本流に言うなら軍師か。
梁、燕、趙、秦、為政者、軍人、そして墨家の戦闘への言葉が哲学的だった。
アンディ・ラウは墨家よりも梁の王様の方が合ってるのではないか?・・つまり悪役ね。
原作が酒見賢一だったとは。
2006中国、日本、香港、韓国
2018.10.10レンタル -
『キングダム』の裏、同時代の話です。マンガを大分昔に読んだ記憶がある程度でしたが、ストーリーの中心は同じだと思います。
諸子百家の中で割とマイナーだと思われる「墨家」。当時は儒家と並ぶ勢力でしたが、文字通り”王道”を説く儒教は不変のものとして残りましたが、戦国の世の生き方(平和)を説く墨家は秦の始皇帝(政)の中華統一による戦国時代の終焉と共に消滅しています。
そんな「墨家」の特異性と卓越した能力を攻城戦を舞台に、戦国の世に博愛と平和を説く難しさを描いています。
「博愛も結構だが、誰を愛すべきなのかを墨家は知るべきだ」というセリフも墨家の急所を突くいいセリフだと思います。 -
原作のマンガを読んだのは、
かなり前。
ほぼ忘れてから観たが、
もっと主人公が強かったり、
頭が良かった感じがした。
スケール感は良かったけど、
話のまとまりが巧くいかなかったかな?
何も知らないで観れば、そこそこなんだろうけど。 -
古代中国を舞台とした日本の漫画を映画化。
大国の攻められた小国が頼みにした援軍はたった一人の男だった。
軍師の戦略ものの話として進みつつ、やがて戦争の不毛をどうすれば回避できるのかという話へと展開していく。
大作映画らしいスペクタルはいいんだけど、ちょっと尺が長かったかなぁ。。。 -
墨攻の凄さが今ひとつ伝わってこないのが残念