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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988131907749
感想・レビュー・書評
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ソウルの警察に勤務する刑事チョン・テスはある日、旧友オ・ワンジェの訃報を受け久々に郷里の街オンソンを訪れる。彼はそこでワンジェの義兄チャン・ピロやユ・ドンファン、ソックァンの兄弟などなつかしい顔と再会を果たす。テスは彼らからワンジェが少年たちに殺害されたことを聞かされる。やがてテスは、恩人ワンジェの敵を討とうと逃走中の少年たちを追うソックァンと手を組み事件の捜査に乗り出すが…固く結ばれていた友情が、残酷な時の流れによって破壊されていく様を描いた男泣きの映画。正直、完成度はお世辞にも高いとは言えない。特に問題なのは構成で、見せ場がラストに集中しすぎているため、中盤がかなりダレる。それでも、体を張ったアクションに工夫を凝らした演出や画面構成は(映画的に成功しているか否かはこの際別として)監督以下スタッフの情熱が伝わってくるので、そこは評価したい。何より、いかにも「お仕事ちゃんとやってまーす」的なシラケた作りの邦画が蔓延する昨今において、こういう情熱的で血生臭く男汁に溢れた作品は貴重。個人的にはけっこう好みであります。
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