戦場にかける橋 [DVD]

監督 : デビッド・リーン 
出演 : ウィリアム・ホールデン.アレック・ギネス.ジャック・ホーキンス 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
3.54
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本棚登録 : 115
感想 : 30
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4547462042842

感想・レビュー・書評

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  • 前半は不和がありながら、やがて日本側が折れ、英軍の指揮を許し、おかげで着々と橋の建造が進み、橋ができてくると共に、両軍の距離も近づき、かと思うと、最後には英軍の別隊の企みにより、完成した橋共々・・・。なるほど「架ける橋」はそういうことの象徴でもあったのか。
    長いけど、かなり良い作品だった。ちゃんと楽しめた。

  • 「午後のロードショー」にて。ずいぶん久々の視聴。「ボギー大佐」は小学校の鼓笛隊でトロンボーンを吹いた曲なので懐かしいです。

    捕虜となった兵士たちが橋の建設に打ち込むことで、失った尊厳や誇りを取り戻していく。人間が大切なものを取り戻そうとする姿は輝かしいですが、それが利敵行為となってしまっているというジレンマ。そして最終的には橋は爆破され、その全てが無効になるという理不尽さ。そんなジレンマや理不尽をすべてひっくるめているのが「戦争」とういうものなんでしょう。

    橋を建設しようとするイギリス兵、それを爆破しようとするアメリカ兵、どちらにも正義はある。何が正しくて何が悪いのか、そんなことも戦場には存在しないのです。

    そんなリアリズムに基づいて描いていた映画なのですが、唯一残念なのが、エンディングだけが妙にマンガ的でリアリズムがないこと(だって主人公がふらっと倒れて爆破ボタンを押しちゃうんですよ)。うーん、なんなんだろう、あれは…。

  • 第二次世界大戦下のビルマの捕虜収容所にて。

    最後の橋を壊すシーンで感じるむなしさ異常さは心に残る

  • ロケ地であるタイのカンチャナブリーに訪れたのをきっかけに借りてみた。

    太平洋戦争で日本がまだ優勢だった頃、日本の捕虜となったイギリス部隊の強制労働の様子を描く。
    日本人が一方的に悪く描かれているわけではない。自らの信念を貫き部下から慕われるイギリス人将校と、一見傲慢で不器用ながらも少しずつ彼らに心が歩み寄っていく日本人将校のやり取りを通して話が進んでいく。終わりはちょっと悲しい。

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