世界はときどき美しい [DVD]

監督 : 御法川修 
出演 : 松田龍平.市川実日子.浅見れいな.松田美由紀.柄本明.鈴木慶江 
  • GPミュージアムソフト
3.14
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本棚登録 : 393
感想 : 66
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571211592548

感想・レビュー・書評

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  • 邦画にない感じのタッチで、
    独特で美しいが、監督の独りよがりか?
    オムニバスなので、観やすいが、浅い。
    みんなの評価ほどじゃないような

  • もったいない作品。

    日常のなかに
    ひっそりとしている「ゆらぎ」を、
    フィルムの少しピンボケた映像の
    5編からなる短編集で。

    ノスタルジックで
    まるで詩のような作品とも言えるが、
    映画としては、チープ。

    値段のことじゃなくて、
    製作費のことでもなくて。
    プロセスが。

    作る側の気持ちが、
    映画というカタチにするまでのプロセス、
    そこに安易さを感じる。
    なので、
    タイトルやクレジットのデザインにも、
    薄さに慌てて周りをキレイに飾ってみました、
    という印象を受ける。

    オシャレっぽくなる
    キレイと言われる
    そんな定評のある規定の表現方法に、
    とにかく企画を投げ込んだ、
    そう、まるで学生映画みたい。

    撮影、編集、
    キャスティング、
    語りの言葉の紡ぎ方などから、
    強く感じる。
    うまい人は、それでもカバーできる
    コーティングのセンスがあるけど。
    この作品は、少し足りない。

    このコンセプトと表現方法なら、
    キャストも素人とかの方が、
    よりいっそう
    世界のときどきの美しさを
    投影できた気もするのに。
    役者の既存イメージに頼っている。

    だから、企画も役者も、もったいない。

  • 2007年 日本 70分
    監督:御法川修

    オムニバス映画。といっても、いろんな監督の作品が入っているわけではなく、同じ監督の5作の短編集。あえて昭和ぽい画面サイズとざらついた映像の質感など、こだわってるようだけど、全作品とにかくナレーションベースで映画である必然性がなく、それっぽい映像に中2のポエムをのせて聞かされてる感じ。ぶっちゃけつまんなかった。

    出演者が上手ければかろうじて見れる。2話目の柄本明がただただ新世界で飲んだくれてるだけとか、柄本明だから見てられるようなものの、それだけ。4話の松田龍平、5話の市川実日子はさすがの存在感だったけれど、やっぱりそれだけ。3話は出演者も素人のようで、もはや映画同好会の学生の習作レベル。


    1「世界はときどき美しい」
    出演:松田美由紀

    2「バーフライ」
    出演:柄本明/尾美としのり/遠山景織子

    3「彼女の好きな孤独」
    出演:片山瞳/瀬川亮

    4「スナフキン リバティ」
    出演:松田龍平/浅見れいな/あがた森魚

    5「生きるためのいくつかの理由」
    出演:市川実日子/木野花/草野康太

  • 人生をつきつけられた感じで、さらっと見流せる映画じゃなかった。。

  • あまり頭に入ってこない。

    ただ柄本明の銭湯のくだりは割りと好きな話。

  • 8ミリフィルムの映像が気に入りました。
    美しかった。
    でも、ストーリーはあまり印象に残らず…
    私には難しかったです。

  • なぜ1つ星かっていうと、期待外れだったから。
    題名がものすごく気に入っている。
    世界は一見ものすごく汚いんだけど、時々はっときれいな瞬間があって、そこが生きる喜び。

    なのにそれ全然この映画じゃ伝わってこないよーーー

  • 俳優陣は豪華。
    短編は好きだけど、面白くなかったなぁ。

  • 最後はよかった。最初はいまいちしっくりこなかった...。

  • 御法川修監督 2006年作品

    『生きることほど 
    人生の疲れを癒してくれるものはない。』
    ではじまる・・・・。

    オムニバスでありながら、
    ドキュメンタリーみたいな 作品。
    それぞれの人が見た 世界。
    世界がどう映っているのか?
    風がふわりとすり抜けていく・・・

    植物が出てくるが・・・
    その咲いている花は ヘクソカズラ ですよ。

    松田美由紀は、絵画教室のヌードモデル・・・
    風景がしっとりと語られる・・
    『恥ずかしいでしょ。あんなところで素っ裸になって、
    自分は、素材だけで 何も作れない』と自信がもてなかった・・・
    『あなたが 絵をかかせたのよ』といわれた言葉に自信を持つ
    お母さんに叱られたら 泣く時は鏡を見て泣いた。
    人に見られたいと思ったの。
    といって・・・泣く のは、女優ですね。
    語りが 淡々としていて 意表をつかれた。

    蝿男(柄本明)
    新世界の中を サンドイッチマンをしながら・・・
    終わったら、飲んだくれる生活。
    『眼をとじて 気を失えば 明日になっている』
    という生活・・・。
    白黒の画像が 現実的な姿を見せる。
    飲み続け、眠り、そして、飲み続ける。
    何のために・・・という理由はない日常なのである。
    まあぁるいコウリに・・・ウイスキーが注がれる。
    蝿男は飲んだくれて・・立ちションベンをする

    彼女(片山瞳)の好きな孤独
    セックスをするが 通いあわない心。
    考えていることが違う・・・
    『森の中に1本の木がある。
    それがお前だ、探すこと』・・・・
    やっぱり、森の中で、迷っているようだ。
    迷っているのが 楽しいみたいな。
    幸福と降伏は似ているようだ。

    スナフキン
    松田龍平は・・
    彗星を見たときから 宇宙人がいると思えた。
    『だあれもいない宇宙』は、考えられない・・・
    宇宙のことを考えるが・・
    おなかにいる子供のことが 考えられない。
    生命の誕生が 生きることの始まりなのにである。

    生きるためのいくつかの理由
    生きることに 理由が要るのだろうか。
    花乃子(かのこ;市川実日子)は・・・
    お母さんに 『私より早く死なないでね。』
    いわれている・・・。
    花乃子は母のことを知らないことが多いことを思った。
    なぜ花乃子なのか?
    名前が・・・なんにでもついている。

    松田美由紀と蝿男が質量感があっていい。

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