王将 [DVD]

監督 : 伊藤大輔 
出演 : 阪東妻三郎  水戸光子  三條美紀 
  • 角川エンタテインメント
4.38
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111284075

感想・レビュー・書評

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  • WOWOW

  • 関西の将棋名人、阪田三吉をドラマチックに描いた伊藤大輔監督作品。

    最初から最後まで、大阪・浪速節と情念200%の世界が展開。(後の)十三世名人に敗北した阪田の良妻・小春は打倒関根の願いを「南無妙法蓮華経」の念仏に託す。

    やがて、関根に雪辱するが、娘の玉江に「銀が泣いている」誤魔化しの将棋だと看破され、騙し手に頼らず勝つために三吉は祈る。

    そして、関根十三世名人襲名の席で、妻の小春の危篤を知らせる電話が。「死んだらアカン」と、最後も三吉は、劇中三回目の「南無妙法蓮華経」を唱える。

    この情念を感じよという映画。
    難病に頼らずも、感動作は撮れる。その感動の正体は、落語「しじみ売り」と同じく、浪速節の情念。

    理性より感情という辺り、力戦系を得意とした阪田らしいなと。

  • 現代の坂田三吉像とはだいぶ違った姿が描かれてた。もっと破天荒なそんなイメージ。もう少し将棋を描いて欲しかった気もする。あとお題目うるさ過ぎ。戦後はみんなああいう考え持ってたのかな

  • [1948年日本映画、TV録画鑑賞]
    山田洋次監督が選んだ日本の名作100本〜家族編〜

  • 私は先に三國連太郎の「王将」(1962)を見ているので、この阪東妻三郎の「王将」は最初のうち物足りなく思ったのであるが、実はそれは大きな間違いで三國連太郎の「王将」が傑作になったのは、この阪妻の演技があまりに素晴らしいものであったから、三國が頑張ったのだと分かる。
    阪妻のを見てしまうと、今度は三國の演技は阪妻を意識しすぎてややケレン味が強いように感じる。そういう意味では芝居というのはむずかしいものだ。
    でも、どっちも面白いので観る人は両方とも見て、どこがどう違うのかを考えるとけっこう頭の体操になると思いますね。

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著者プロフィール

1968年、横浜市に生まれる。1991年、東京大学文学部卒業。1996年、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得満期退学。東京大学助手、岡山大学助教授などを経て、現在、名古屋大学大学院人文学研究科教授、博士(文学)。著書『肖像画の時代――中世形成期における絵画の思想的深層』(名古屋大学出版会、2011年)、『天皇の美術史2 治天のまなざし、王朝美の再構築――鎌倉・南北朝時代』(共著、吉川弘文館、2017年)他

「2021年 『鳥獣戯画を読む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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