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- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988111284075
感想・レビュー・書評
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WOWOW
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関西の将棋名人、阪田三吉をドラマチックに描いた伊藤大輔監督作品。
最初から最後まで、大阪・浪速節と情念200%の世界が展開。(後の)十三世名人に敗北した阪田の良妻・小春は打倒関根の願いを「南無妙法蓮華経」の念仏に託す。
やがて、関根に雪辱するが、娘の玉江に「銀が泣いている」誤魔化しの将棋だと看破され、騙し手に頼らず勝つために三吉は祈る。
そして、関根十三世名人襲名の席で、妻の小春の危篤を知らせる電話が。「死んだらアカン」と、最後も三吉は、劇中三回目の「南無妙法蓮華経」を唱える。
この情念を感じよという映画。
難病に頼らずも、感動作は撮れる。その感動の正体は、落語「しじみ売り」と同じく、浪速節の情念。
理性より感情という辺り、力戦系を得意とした阪田らしいなと。 -
現代の坂田三吉像とはだいぶ違った姿が描かれてた。もっと破天荒なそんなイメージ。もう少し将棋を描いて欲しかった気もする。あとお題目うるさ過ぎ。戦後はみんなああいう考え持ってたのかな
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[1948年日本映画、TV録画鑑賞]
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