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- / ISBN・EAN: 4988113822039
感想・レビュー・書評
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「独りになるのが怖くて、独りになれないのも怖い」
「俺には不幸を防ぐだけの力はない。だけど、これからは、そういうとき、俺がそばにいる。」
もう少し大人になると面白さが変わるのかも。大人の恋愛映画という感じ。フランキーの心の動きが難しいなぁと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一方的に家を訪ねてくる男性に嫌悪感を感じるので、そこで気持ちが引いたままになってしまいました。
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あぁまどこっろしい
【内容】
刑務所から出てきた、ジョニーはある定食屋で働くことになる。そこにいた、フランキーという女性に恋をする。
【感想】
「あぁ、煮え切らない。まどろっこしい。」そんな感じです。
ちょっとうまくいくとすぐに、「まどろっこしい」に戻ります。
延々とその繰り返し。
過去のトラウマをしゃべりで解決するのも好みじゃないです。
どうでもいいのですが、主演のアル・パチーノが古畑任三郎に見えて仕方なかった。
原題は「Frankie and Johnny」。
プレスリー主演作品の「フランキー&ジョニー」と同じということも劇中で触れられており、
そこがわかるともっとよかったのか??
唯一良かったのは、二人の最初のキスシーンのみ。 -
ニューヨークの下町が舞台、過去のある男と女のロマンス。
一直線のジョニーとヒネクレ者のフランキーのやりとりが、滑稽なのに切なくていい感じ。包容力っていいなぁ、って思えるお話。 -
手負いの小動物のようなフランキーの痛々しさとジョニーの「優しすぎて、まっすぐすぎてイタい男」っぷりが切なくて・・。登場人物がみな痛みを知る人間ならではの優しさを持っているように描かれていて癒される。音楽が効果的に使われたラストも素敵。
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『恋のためらい/フランキーとジョニー』(Frankie and Johnny)は、1991年米映画。互いに傷をもつ者同士による疲れた大人のラブ・ロマンス。
原作は、1987年にオフ・ブロードウェイで初演されたキャシー・ベイツ、F・マーリー・エイブラハム共演の二人芝居『月の光の中のフランキーとジョニー』 Frankie and Johnny in the Clair de Lune (2002年にブロードウェイ初演、主演はイーディ・ファルコとスタンリー・トゥッチ)を、原作者であるテレンス・マクナリー自らが映画用に大幅にキャストを足して脚色した。なお、日本でも映画の公開後に舞台上演されるようになったが、この映画の邦題は使用せず、原題の直訳で行っている。
同タイトル異作の映画で、エルヴィス・プレスリー主演「フランキー・アンド・ジョニー」(1966年)があり、劇中でもそのことに触れられ、その映画からの「フランキー&ジョニー」という挿入歌が何度か流れる。但し、当作で使われているのはプレスリーでなく、ロカビリー&カントリー歌手ジェームズ・インヴェルドの歌うカバー曲である(歌のクレジットはない)。また、タイトルからは削除された原作戯曲のタイトルにあるクロード・ドビュッシー作曲「月の光」Clair de luneもクライマックスで戯曲同様に使われる。また、スコアはマーヴィン・ハムリッシュが作曲したが、冒頭からバッハなどの旋律を織り交ぜている。
ちなみに、ファイファーとパチーノの共演は『スカーフェイス』に続いて2度目だが、ファイファーにはやつれて疲れた中年女性という原戯曲の設定からは外れたものとなった。
あらすじ:
ジョニーは、刑務所から出てきたばかりだったが、ニューヨークのダイナー「アポロ・カフェ」に、店主の厚意からコックとして雇ってもらうことができた。ジョニーは、ウェイトレスのひとりであるフランキーに惹かれ、ことあるごとに口説くがフランキーは、にべもない。だが、同僚の葬式でのジョニーの涙をみたことから、フランキーの方もジョニーに興味を持ち始める。そして従業員の送別パーティーの夜、ふたりは一夜を共にするが、ジョニーの唐突なプロポーズにフランキーは怒り、家に閉じこもってしまう。数日して、やっと店に出てきたフランキーにジョニーは、自分の過去と今の境遇や心境、そしてこれからの希望を話して聞かせる。フランキーもジョニーの熱意と、その優しさにようやく心を開き、その頑なさの原因である過去のパートナーから受けたと体と心の傷のことを話すのだった。それでもまだジョニーを受け入れることをためらっていたフランキーだったが、ラジオからジョニーがフランキーのために必死の思いでリクエストした、フランキーの大好きな曲が流れだす。フランキーは、ジョニーの心からの労わりに癒やされて、やっと新たな恋に踏み出していく。(ウイキペディア) -
アル・パチーノとミシェル・ファイファーの組み合わせといえば「スカーフェイス」だな。今回のアル・パチーノは刑務所から出所したばかりのただのチンピラのようで、実は有能なコックであるところが好感を持てます。生活に疲れた感じのミシェル・ファイファーもよい年増女感が出ていますが、彼女のアル・パチーノ見せる態度はあまり感心できず。過去に男からひどい仕打ちを受けたからといって、彼への仕打ちはちょっと可哀相だな。ラストの「月の光」の演出は素晴らしかったですが。
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愛に突っ走るジョニーと、臆病になっているフランキーの、大人の恋の話。
大人になれば恋の傷の一つや二つあるもので、その痛みを乗り越えてどうまた人を愛していくか、というテーマのようです。
かつてはフランキー、わかるわーと感じてたと思うけど、今はジョニーの気持ちもまた沁みる。ジョニーだって無傷なわけではないし、痛いだろう。
だけど、行動してるというだけだ。
タイミングと時期によっては二人が逆にもなりえるなと思った。
月の光は、いい曲ですね。