サン・ジャックへの道 [DVD]

監督 : コリーヌ・セロー 
出演 : ミュリエル・ロバン  アルチュス・ド・パンゲルン  ジャン=ピエール・ダルッサン  パスカル・レジティミュス  マリー・ビュネル  マリー・クレメール  フロール・ヴァニエ=モロー  アイメン・サイディ  ニコラ・カザレ  エレーヌ・ヴァンサン  アンヌ・ケスレール  マリー・アラン  ロドルフォ・デ・ソウサ  ロラン・ストッケール 
制作 : シャルル・ガソ 
  • ハピネット
3.95
  • (76)
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  • (7)
  • (0)
本棚登録 : 414
感想 : 101
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953025073

感想・レビュー・書評

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  • 奇跡の映画(個人的な理由で)


    歩きたくなるなる 


    きっと 風景とか 人間関係とか 


    ありのままでいいって


    おもうのにな


    まいにち


    日本で暮らすことって

  • 「赤ちゃんに乾杯!」のコリーヌ・セロー監督作だったので鑑賞。まさに人生を感じさせるロードムービー。最初は遺産目当ての仲の悪い3兄姉弟が和解していく映画かと思ったがさにあらず。色々なバックボーンをもち無神論者や異教徒もいる個性溢れる老若男女が巡礼を通して少しずつ人生を見つめ直し、それぞれが優しい心を取り戻していくハートウォーミングロードムービー。セロー監督らしい人間愛を深く感じさせる秀作。

  • なんとなく想像できる話なんだけど、やっぱりいいですね。
    最後、清々しい気持ちで見終われます。

  • 母親の遺言により、それまで仲の悪かった兄弟3人が、他の仲間と共にキリスト教聖地へと巡礼の旅に出るロードムービー

    自分が何を大切にして生きていくか。
    ただ歩くという行為がそれを教えてくれるような。

    途中で高校生の女子がバックパックの中身が重くて、クリームやらシャンプーやらを捨ててたのが、インド行った時を思い出させた。笑

    何も持たなくていいんやと思う。
    ほんとに必要なものって、実はそんなにない。
    自分の身と大切な人がいれば、それで十分やなと思った

  • フランス映画は苦手だが、これは好き!

  • 飲んだくれの弟、高校教師の姉、社長の兄、失読症のアラブ人の男の子、その友達、に好かれてる女の子、と友達、ガン治療で禿げた女、茶色いガイド。計9人の巡礼を描くロードムービー。
    夢のシーンと雄大な自然が印象深い。

  • なんだか展開がぼんやりした映画だった。

  • 「きょうだい揃って歩ききること」を
    遺産相続の条件として母親から遺言を託された
    最悪の仲の三兄弟が、他の巡礼参加者と共に
    スペインにあるキリスト教の巡礼道を
    何日も掛けてひたすら歩き続ける作品。

    複数の人間が同じ動作を同じタイミングで行う演出や、
    登場人物が道中に見る象徴的な夢、
    舞台となる巡礼道の美しい景色など、
    見所がいっぱいの映画だった。

    欲やしがらみにまみれた状態から、
    巡礼を続けていくうちに
    それらのものがそがれていく感じ。

    (三兄弟には直接関係ないが)
    最後の浜辺のシーンが印象的。
    他人の不幸に直面した場合も
    人の考え方は変化しうるのかも。

  • 「女はみんな生きている」が面白かったので鑑賞しました。
    ただひたすら歩いているだけですが、その中でみんな少しずつ変わっていく、とても面白かったです。
    ただ、一人だけ、ラストが可哀想すぎて、そんな必要があったのかと思ってしまいます。

  • Camino de Santiago を舞台にしたロードムービー。色々なきっかけで集まった人々がフランスから聖地サンティアゴまでを一緒に歩く。

    人は皆それぞれ抱えてるものとか、羨ましいものがあるし、周りに当たったり自分にイライラしたりする。でもそれって別に悪いことじゃなくて、すごく人間らしいなって思った。
    自分とは全く違う人生を生きてきた人とも、その内わかり合えたりするし、大事な存在になったりするし、
    どんな形であれ人は1人じゃないってことと、人が生きるのに必要な“物”は自分が思うほど多くないのかな、ってことを感じた。

    キリスト教の巡礼の話だけど、押し付けがましい感じはなく観やすい。これまで人種差別をしてきたキリスト教のおじさんが、アラブ系イスラム教の少年達のことを「兄弟だ!」って思わず言ったシーンは、ややシリアスな問題なのにほっこり笑える。

    所々出てくる夢のシーンは、フランス映画らしいシュールな感じ。でもなるほどな、って思う。
    ラムジィの心の綺麗さに何回も泣かされた。本当に、めちゃめちゃ可愛い。笑

    2014.8/15~9/25、行ってきます(^^)/

  • 歩くってスゴイです。(ゆ)
    ガイド付きなら歩くのも安心だね。でもツアーだね信仰じゃなく。(ぶ)

  • サンティアゴ巡礼やりたいから英語とフランス語話せるようになりたいなあ。その前に四国遍路かな。

  • 「人生って捨てたもんじゃない」


    会社経営と家庭のストレスで薬に依存している兄のピエール(アルチュス・ド・パンゲルン)、支配的で頑固なオバサン教師のクララ(ミュリエル・ロバン)、アルコール漬けで家族にも見捨てられ一文無しの弟のクロード(ジャン=ピエール・ダルッサン)。
    互いを認めず険悪な仲の兄姉弟が、亡き母親の遺産を相続するため、フランスのル・ピュイからスペインの西の果て、聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラまで1500kmにも及ぶ巡礼路を一緒に歩くはめになった。
    本来神聖なる旅路のはずだが、無神論者の上に歩くことなど大嫌いの彼らの頭には、遺産の二文字しかない。
    このツアーの同行者は、ベテラン・ガイドのギイ(パスカル・レジティミュス)、楽しい山歩きと勘違いしてお気楽に参加したハイティーンの女の子達、エルザ(フロール・ヴァニエ=モロー)とカミーユ(マリー・クレメール)、カミーユを追って参加したアラブ系移民の少年サイッド(ニコラ・カザレ)、従兄弟であるサイッドにだまされてイスラムのメッカへ行けると信じ、二人分の旅費を苦しい家計から母親から捻出してもらったラムジィ(エメン・サイディ)、頭をターバンで包んだ物静かな女性マチルド(マリー・ビュネル)。
    9人の男女が、様々な思いを胸に、フランスのル・ピュイから旅の一歩を踏み出した。
    果てしなく続く岩山の道。様々なトラブルを乗り越えながら、一行はまっすぐ続く一本道を、急勾配の道を、天候に関係なくひたすら歩き続ける。それは、まさに人生のように長く起伏に富んだ道。今や彼らは、距離的にも精神的にも出発点からは遥かに離れた地点に立っていた。
    1500kmもの徒歩の旅のゴールには、いったい何が待っているのだろう? 
    そして、ささやかなラムジィの願いは叶うのだろうか?

  • フランスでロードムービーを撮るとこうなるのか。と思わされる。
    まず、車やバイクで行かない。徒歩である。
    そして、景色はとにかく美しい。
    青々として緑の中に黄土色の道がどこまでも続く。

    そんな巡礼の道の中で登場人物達が
    精神的な成長とも言えるものを見つけていく様が描かれている。
    とても気持ちよく観れた。

  • 景色かとても綺麗でした、遺産相続の為に巡礼の旅をする仲の悪い3兄弟、旅の終わりには関係修復!

  • やっぱフランス映画、好きだな。ニヒルな笑いってやつ?いや、可愛くて笑っちゃう、そんな感じ。

    人生始まりがあれば終わりもある!
    でも終わりは始まりでもある!

    ポジティブなメッセージのある映画で、後味がとても良かった!

  • ピレネー越えのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路。どんなところなんだろう?が動機でした。海斗は逃亡の道でしたが、こちらは強烈なキャラクターのメンバーが織り成すロードムービー。ひたすら歩く道のりの中で変わってくる人間関係や人生観、世界観。ほっこり、じんわりと沁みる映画。美しい巡礼路の景色も行ってみたくなります。

  • 最初、字幕を読むのが忙しくて付いていけるかしらと思ったけど大丈夫だった。

    人間らしい映画。終盤の海でのシーンがじんわり心に染みた。

    サンジャック 行ってみたい。車で。

  • 良かったです。フランス語の授業で見ました。

  • 「女はみんな生きている」が大好きで同じ監督の作品なら
    面白いだろうということで見てみた。
    「女は・・・」であったような、
    喧嘩のやりとりがまたあってなんだか笑える。
    ありえないほど罵り合うのだが、小さなきっかけとか積み重ねから
    3兄弟の仲が変わっていく。
    その変化の過程がゆっくりなところが、とてもいい。
    それにしてもあんなにはっきりとモノを言い合うのは
    フランス人のお人柄ですか?
    フランス人に聞いてみたくなりました。

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