旅行人156号ビルマ東西南北ミャンマーへの旅

制作 : 旅行人 
  • 旅行人 (2007年7月25日発売)
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (128ページ)

旅行人156号ビルマ東西南北ミャンマーへの旅の感想・レビュー・書評

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  • 蔵前仁一さんの『旅行人』が休刊と聞いたので、手持ちの一冊から。

    あるとき、知人から「ビルマ/ミャンマーについて調べろ」という指令を受け、ビルマ本を探し回りました。政治的に難しい地域なので、もともと資料は少ない上に、本屋さんでも「国際政治」のコーナーにやったらムズカシー本が置いてあったり、語学書コーナーに、くるくるした文字の「ビルマ語」テキストがあるくらい。そうじゃなくて、オールザット・ビルマを広く浅く知ることができる本はなかなかありませんでした。困っていたところに、ちょうど本屋さんのラックにあったのがこの号。

    ビルマの民族構成や主な地名、アクセスといった地政学的概要から、一般的な観光地紹介、当時全くのシークレットだった新首都・ネピドー潜入ルポまで、詳しくて濃ゆい!旅行ガイドというより、ビルマデータブックの趣き。「行政区はいくつあって、民族として公式に認められているのは・・・」とか、詳しくなるなる!一時期そらで言えるようになっていました(笑)。ビルマのかたの基本的な命名法や、生まれ月・曜日でかつぐ縁起など、文化人類学っぽい面も面白く読みました。

    これを資料に作業をしている(パクリじゃないです、念のため)ときに、ビルマで大規模な民主化デモが起こり、日本人ジャーナリストを含む多数の死者が出、その後すかさず、これまた資料として参照していた、政府公式サイトへの接続が遮断されたりしてしまったこともあって、中身プラスでいろいろな思い出が残っている一冊です。雑誌は結構処分するんですが、これだけの内容があるものはめったにないので、手元に置いています。

    • tsuzraさん
      Pipoさんのレビューからも、ビルマのあれこれが興味深く面白そうです。
      詳しくて濃ゆい!という引き込まれそうな、熱意のある編集に旅行人の良心を感じました。
      永久保存版ですね。
      2011/12/16
    • Pipo@ひねもす縁側さん
      つづらさん、ごぶさたしています!

      ほんとに、永久保存版ですね。『旅行人』は、ただ「きれいなところ、楽しいところを見に行こう!」というだけでなくて、「その地域を正しく知ろう」という誠実さと、「こんなにすごいところなんだよ!」という熱さがじんわり伝わってくる雑誌だったと思います。読者のかたの「行ってみました」レポートも、危険を欲してそこに行ってるわけじゃないのに、これまた静かに熱くて、「無茶するよねー」と思いながら楽しく読んでました。

      蔵前さんの『ゴーゴー・アジア』『ゴーゴー・インド』も、また読み返したくなっています。
      2011/12/16
  • <A HREF="http://tg.cocolog-nifty.com/diary/2008/02/post_8282.html" target="_blank">2008年2月12日</A>

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