ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間 [DVD]

監督 : デイヴィッド・リンチ 
出演 : シェリル・リー.レイ・ワイズ.カイル・マクラクラン.デヴィッド・ボウイ.キーファー・サザーランド 
  • パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
3.29
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988113821773

感想・レビュー・書評

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  • オリジナル・シリーズ 1990-1991年 全30回(パイロット+全29章)
    ■シーズン1
    パイロット(94分)+第1章~第7章(48分×7章ぶん=336分=5時間36分)
    ■シーズン2
    第8章(94分)+第9章~第29章(48分×21章ぶん=1008分=16時間48分)
    ※シーズン1の336分+シーズン2の1008分=1344分=22時間24分
    ■映画 1992年 134分=2時間14分 【→ここまで見た!】
    ■リミテッド・イベント・シリーズ 2017年 全18回
    58分×18章=1044分=17時間24分

    原題は、Twin Peaks:Fire Walk with Me。
    邦題は判りやすい方向に舵取りしたのだろう。
    以前見たつもりでいたが、序盤で未見だと気づいた。
    以下箇条書きで。
    ・最初に写る人物がゴードンって、監督自身やん。
    ・テレサ・バンクス殺害事件、デズモンド捜査官、そういえば連続殺人モノだったね。
    ・いろんなカメラワークがあって嬉しい。やっぱりテレビ版はバストショット多めだったな。
    ・26分で、クーパー登場。さらにデヴィッド・ボウイも! 熱い!(ちょい役だけど!)
    ・が、33分で一年後(ローラ殺害7日前)のツインピークスに。
    ・テレビシリーズであまり描かれなかったハイスクールが描かれるのが新鮮。
    ・が、ドナの役者が変わっていて、テレビよりオボコい感じ……最初は違和感。
    ・このローラとドナ、「男を介した百合」の様相を呈して、いい。羨望と嫉妬で愛憎半ば。夏目漱石「こころ」の逆バージョンかも。
    ・テレビ版で印象薄かったハロルドに対してローラが、日記をボブに破られたと言うあたりで気づく……これって逆転した形だけど「テレビ版の総集編」と言えなくもない、と。テレビ版できれぎれに示され、視聴者の頭に実を結んだローラの言動を、実際に見えるように再構成しているのだから、それもそのはず。が、それゆえにやや退屈。また、テレビ版で後付け後付けとなった証言を実際に一連の流れで見せていくと、どう考えてもローラの言動が支離滅裂すぎる、脈絡を欠きすぎる。麻薬のせいで朦朧としているともいえるけど。
    ・しかし嬉しいのは、テレビ版の途中で活躍がなくなった父リーランドのキレッキレの演技をまた見られること。顔やばい。リーランドの見る幻覚も、よい。
    ・リンチっぽい謎まぶしも、なかなかよき。半開きの絵なんか飾るなよ怖いやん、と思っていたら、その中に入って……赤い部屋でクーパーが忠告……ここでは時間がないのか、前日譚であると同時に後日譚でもあるという、凄い発想。ガルモンボジーアとか、イミフ。
    ・ローラの恐怖顔のオンパレードで、これだけ怯えたり叫んだりしたら気持ちいいわ。
    ・ホワイト・ロッジ……天使……イメージを臆面もなく映像化するって度胸ある。
    ・さてひと段落したので、謎解きや考察を見ながら、リミテッド・イベント・シリーズを見ることにしよう。

  • デビッド・ボウイもキーファー・サザーランドもちらっと出てくる程度。仕事選べよ、とこちらが心配になってしまうほど。

    内容は、ドラマ版のつじつま合わせ。なので、ドラマ版を先に見てからじゃないとわけがわからない。見ててもわけがわからない。

    ローラ・パーマー役のシェリル・リーは、歩き方が中年女性っぽく、高校生役は無理があるかな。

    デビッド・リンチは、アイデアはとめどなく溢れてくるんだと思う。だけどそれらを時系列に沿ってあてはめ、整合性をとっていく能力はない。

    なので、こういうつじつま合わせは、苦手なんだろう。
    彼の弟子に任せてたらよかった。

  • テレビドラマ版をまだ観ていないのですが、おもしろかった。。。
    やっぱリンチの作品好きだなぁ。
    光の使いたかた、けむたさ、音楽。
    怖かったけど、よかった。
    テレビドラマ版もどこかで配信してくれいないかな。。。

    ユーネクストにて

  • 同名のテレビシリーズの続編。登場した時点で既に死体だったローラ・パーマーの生前の姿を描いた作品になっている。連続殺人の最初の被害者が殺害されてからローラ・パーマーが殺されるまでの物語なので当たり前だが、テレビ版の主役のクーパー捜査官は殆ど登場しないし、主要なキャラクターも出番が少ないか登場しなかったりする。挙げ句の果てにドナに至っては違う女優が演じているということで、テレビ版の世界を楽しもうとすると拍子抜けする作品だ。さりとて独立の作品として成立するような物語かというと沿うではなく、やはりテレビシリーズを観終わった後に種明かし的に楽しむのがちょうどいいだろう。先に映画を観てしまうと、テレビではセカンドシーズンの半ばまで秘密にされているローラ・パーマー殺害の犯人が分かってしまうので止めた方がいい。テレビではユーモアと恐怖、SF等色々な要素が散りばめられていた印象だったが、本作はより恐怖にフォーカスした出来上がりで、死が近づくにつれてローラが追いつめられて行く様子がひしひしと伝わって来る。

  • これは面白くなかったな~!知ってるエピソードを映像化して見せられても、大して興味沸かなかったし、全体的に暗くて単調だった。全体を作り直すぐらいのものが見たかったなぁ・・・。

  • ツインピークスをバカ正直に全部観てしまった。それも今頃…。この映画はシリーズ全部観た人へのプレゼントみたいな感じかな~?まぁ未完の物語の謎がちゃんと解けているわけではないのだけど満足は出来る。ローラのパイオツも拝めるし…

  • ブルーベルベッドのあまりのリンチの個性をもう少し観てみたくて借りた。
    ローラ・パーマが殺されるまでの話だけど、
    メジャーなのはその前のテレビドラマ、ローラが殺されてからの話でした。
    ドラマを観てからこの映画だと知ったのは後の祭りというやつ。


    それでもレッドルームとか小人とか悪魔とか、
    人間界以外のものが出てきて、
    聖書の知識(西洋の善悪)を知っといたほうがよかったかなとも
    思ったけれど、

    要は裕福な家庭内の近親相姦で精神異常をきたす少女の話てことで、
    話的には以外とシンプルだった。

  • うおー、わけわかんね。と思ったらドラマ版ありきの映画であったわけか。
    とりあえずヤクがあれば何でもできる!ってこと?

  • 終わった~~

    私の、ツイン・ピークスの旅(?)もこれにてようやく終了...

    だけど...

    自分がどれだけ理解できているかわからん~~

    得に...ブラックロッジの中のやりとり...


    この映画版も

    多分いろいろヒントなりが隠されているんだろうけど

    わからん~~

    絵の意味とか

    ローラの台詞とかなんだろうけどね


    これで晴れてもう一周すれば

    もっとぐっと入り込めるのだろうか

    近いうちにもう一回体験したいです


    この映画版について云えば

    TVシリーズで推測にしか過ぎなかった部分が

    具体的に映像化されてある意味スッキリ!

    なところもあります

    それから、いろんな想いが込められているのが感じられます

    ローラパーマー役の女優さんの鬼気迫る演技

    そしてTVシリーズのときすごかったけどパパの演技

    ローラの最期、説得力ありました


    上手く説明できないこの感じが

    こんなに話題になった理由だろうなあ~~

    独特の空気と恐いもの見たさな感じ

    旨そうなコーヒー

    三つ折りの靴下でツインピークス警察署に勤めたいもん(ルーシーのポジションね)

    結構な頻度で登場する剥製の頭(壁にかけるヤツ)とかもツボでし

    年代的にアナログな感じがかっこいいわけ


    映画版では気になってたジェームズの声が変わっていて(吹き替えね)

    TVシリーズよりしっくり来たのに

    なんかちょっと残念な気もした

    勝手だわね~



    (1992/TWIN PEAKS: FIRE WALK WITH ME, TERESA BANKS AND THE LAST SEVEN DAYS OF LAURA PALMER)

  • テレビドラマの前の話で、ローラ・パーマーが殺されるまでの7日間の話。作品としては面白いと思う。ただテレビドラマから入った者からすると完全なるネタバレ映画になっている所がちょっと残念。

  • ドラマ見てないから、なんとも言えませぬ。。難解すぎる。

  • ドラマに続いて観ました~♪

    ドナ役の女優さんが好きだったから、ちょっと…いや、だいぶガッカリしました(T_T)

    ドラマより、ハードな内容でしたね(^^ゞ

  • 2012年3月3日

    <Twin Peaks:Fire Walk With Me>

  • 鬼才デビットリンチ監督作品。
    そもそもドラマ・ツインピークスを見てないので、先にこっちを見るべきであったのかなと後悔。
    リンチ監督の作品であるため、一度見てすんなり理解することは極めて難しい内容。
    一度見たあと映画批評サイトを見て、そして再度この作品を見ることで、ようやく何を表現したかったのかがわかる。
    しかし、難解ではあるが、引き込まれる演出、自分なりに解釈しながら初見でも面白いと思えるのが、さすがリンチ監督といえよう。
    ごちそうさまでした。

  • 流し見。後半殺害シーンは鬼気迫るものがある。

  • エログロだし意味わからんしだったけど映画全体の色彩表現がすごくよくておもしろく観れてしまった。TVシリーズみないといろいろな伏線の意味はわからないかな?

  • これを観てツインピークス完結。
    人間の中に悪魔と天使は共存しているということ。

  • シアトル、アメリカなどを舞台とした作品です。

  • 当時WOWOW→劇場版観てチンプンカンプンだった。
    WOWOWHD放送を機に再度観直し。
    ある程度、世界観を理解したつもりで観てもやっぱり分かり難いのだ。
    終始アンバランスな感情のローラを演じなければならないシェリルは大変だったろうな。

  • わたし、これがドラマに続いてるって知らなくって借りてしまったため、


    何にも分かりませんでした。

    マルホランドドライブの衝撃からリンチ監督極めようと思っていたんですが、

    ドラマから見ろ、って話でした。

    分かれば面白いのだと思う。

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