ヴィム・ヴェンダースpresents Rain [DVD]

監督 : マイケル・メレディス 
出演 : ピーター・フォーク  ドン・メレディス  マイケル・サントロ  エリック・アヴァリ  ライル・ラヴェット 
  • トランスフォーマー (2012年5月26日発売)
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4522178005725

感想・レビュー・書評

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  • なんかもうみんなみんな救いようがないんだけど
    長い雨がやんだらなにかが変わるんじゃないかって
    少し希望を持たせてくれる
    この時期にぴったりの作品だとは思うが
    オススメできるか否かは謎
    だけど私は救われた気がした

  • 映画の観かたも人それぞれだが、「面白い」「楽しめる」「退屈だ」「くだらない」などと多くの感想がある。面白くないと思った時の感想は僕には二通りで「退屈だ」と「くだらない」に分類される。「くだらない」場合は箱詰めされて押し入れに押し込められるが、「退屈だ」の場合はもう一度見直す。退屈だというのは自分が理解できないだけの話だ。

    だから理解するためにもう一度観ようと努力する。

    「ヴィム・ヴェンダースpresents Rain」
    https://www.youtube.com/watch?v=16QK8GJYOls

    まず、僕らの世代であれば主演のピーター・フォークの優しい顔は刑事コロンボで見慣れている。まずそちらに行きがちだが、作品時代はロシアの文豪のチェーホフの物であり、記憶の中に桜のそのくらいしかないが有名な方です。

    ロシア作品を理解するのは短編であっても難しい。戦争映画はそれなりに所持するがやはり感性の違いを大きく感じる。したがって退屈だというのが先入観で入ってしまうので観直してしまった。

    これは面白いですよ!言葉の表現がずば抜けて面白い。暗さはあるのですが、面白みは十分すぎます。

  • 「72時間前、すでに運命は動き出していた—」

  • 降り続く雨、流れるジャズ
    その中で繰り広げられる数人の
    とある日常。


    とにかく音楽と映像が綺麗。
    降り続いた雨が止んだとき、そこにはなにが待っているのか。
    誰かにとっては希望であり誰かにとっては絶望かもしれない。
    でも止まない雨がないように
    悲しみも降り続けることはないのだ
    いつかその深い雲の隙間から一筋の光が差し込むことは…
    必ずある。そんな一本。

  • 雨が降り続ける。その中での、憂鬱な群像劇。チェーホフのいくつかの短編を現代にアレンジする形で交差させているのだろうか?六組、とあったが。一組は、息子にたかりまくるろくでなしの父親。更に、雨で商品が全滅したタイル職人、娘を判事にとられ実の娘のベビーシッターとして働く代わりにカーセックスを強要される女、知的障害があり線路のナットを抜いてしまう男、雨の日はホームレスを救わなければならないと使命に燃えた男、そして、息子を亡くしたタクシードライバー。それで、やはり、外人で、男性がわりとみな年齢が近しいことから、判別つけるのがすごく大変。群像的で細かい描写がされないので、途中まで誰かと誰かがごちゃごちゃになる。全体的に暗鬱とした雰囲気と、上品なバックの音楽がこの作品をもたせているな、けれど、それはあらかじめ意識してのことだな、とは感じる。

    特に息子にたかる父親は見ていて不快になるし、あの、息子の心底呆れて見下しきった別の生き物を扱うようなあの諦観した声と視線が有る意味救いか。タイル職人は、金策に走りラストは二十は年上であろう未亡人と寝ていた……これは意外とツボ。ベビーシッターは娘を殺したのかな?後、使命に燃えた男もいたけれど、このあたりはもう少し色っぽいシーンがあってもよかったような。どれも、示唆とか暗示するだけで終わっているので。知的障害の男性に関しては、彼の周囲含めて憂鬱さをかもし出す働きしかなかった気がする。息子を亡くしたタクシードライバーは彼が有る意味起点なので、彼を軸にしてしまえばよかったのに、とも感じる。五組の客、みたいな形で。後、彼がことあるごとに息子を語るのもいい気分ではなかったか。

    しかし、これ、ヴェンダース監督じゃなくてプレゼンツなんだよね。

  • 音楽と映像美がメインで、あとは、人々の日常を覗き見する感じ。

  • 都会の孤独
    雨から開放されたらどんなせかいが待っているのだろう
    ときどきおもうよ
    メタファーとしての雨
    おとなの映画

  • 三回再生しました。なぜなら、2回途中で寝たから。
    2回目にいたっては、30分の時点でちょこりと寝ることを決意。10分寝たつもりで見てみると、再生時間23分…。
    バカな…!戻るわけない…!時間が…!
    しかし、寝たときの再生時間が30分台…!何回見ても今の再生時間は23分…!この二つの符丁がさすものはひとつ…!寝てる間に一回終わって、もう一度再生…!つまり1時間は寝ている…!

    結局3回目も50分台までウトウトしててうろ覚え。
    今度はちゃんと観るという発想からはどんな芽も吹きはしない……!

    絡み合わない群像劇だったから、ストーリーを追い憎く、盛り上がりがなくまったり進んだため眠気に負けてしまったようです。

    4回目はもういいかな。ごめんよヴェンダース。盛り上がらないと寝てしまうセンスのない人間もいるのです。

  • ロシアの小説家、アントン・チェーホフにインスパイアされたという。さまざまな人間模様が時間のモザイクみたいに織りなされる。
    とはいえテーマは雨。人間界で何が起ころうとも、雨を操作することはできない。ひたすら雨は降り続ける。降って降ってふりまくる。が、かといってキリスト教の神さんの象徴でもなく、雨の降る街をかろうじて俯瞰しているのは、ジャズを流すラジオ番組のDJだけ。地味な映画だけれども、個人的にこういうのは好きだ。暗すぎず明るすぎず、甘ったれていないところがいい。素晴らしきかな現実。

  • マイケル・メレディス監督・脚本。
    3日間の降りしきる雨の中で6組の老若男女交々の人物たちが、それぞれの人生の転機を迎えるという群像映画。特に有名な俳優が出ているわけでもなく、気の滅入るような話運びのためか日本では公開されていませんが、最近あまり観ないようなインディーズ的な映画だと思います。
    息子を失ったばかりのタクシー運転手、頭足りず上司から疎まれて解雇されかかっている鉄道員、7ヶ月前に恋人に逃げられ悪いことが続き破産寸前のタイル職人、年金をもらえず金が尽きては息子に嘘をついて金を無心する飲んだくれの老人、それなりの金も地位を手に入れたがある夜ホームレスの食事の無心を断ってしまったことで命の尊厳に気付き後悔する中年男性、ドラッグをやめられずまだ赤ん坊の娘を奪った判事に体の関係を要求されてそれを呑んでしまい自己嫌悪に陥る若い女性。彼らの人生も雨が上がる頃に何か変わっているかもしれない、と思わせるエンディングで、作中で終始かかっているジャズも中々雰囲気があっていいです。

  •  何か、こう…、雨。

     予告編が思わせぶり過ぎる。


     陰鬱なことばかりが淡々と続く、人生のひとつのスライス。
     聴きやすいジャズで救われる感じ。

  • 降り続く雨とかけて日々続く自分の人生ととく。そのこころ、みたいな映画。

    逃れられず退屈で、時々途方に暮れるけれど、それでも受け入れてみるとそれなりに悪くない。日が差してきたときに初めて気づく、冷えて湿った空気の心地よさ。

    そんなよくもわるくもだら〜っとした陰鬱な雨の空気感と、そこで繰り広げられる、人々の平凡な人生劇。ヴェンダース作品の中でも特別気怠く薄味で少々冗長。でも意外と終わってみると、雨上がりの舗道のような爽やかさが残る。

    「ま、そんなもんだ」と。

  • チェーホフの短編を映画化したもの。てっきり監督がヴェンダースなのかと思ってたら、製作総指揮がヴェンダースなのね、これって。果てしなく暗くて、どんよりとしてて、ずっとずっとこの救いのない雨が続くのかと思うと、見てるのが途中つらかった。。。特にピーター・フォークのアル中父さんが見てると嫌な気分にさせるんだよ。けれど、それでも見れたのはバックに流れるジャズ音楽がとてつもなくよいから。それに尽きる。これのサントラ、あったら欲しい。。。(08/2/9)

  • 悩みごとを抱えた6人の老若男女の群像劇。チェーホフの短編をもとに、舞台をアメリカのクリーブランドに置いている。クリーブランドという街が、アメリカで今どういう位置付けにあるのかよく分からないが、映画から受ける印象では、決して繁栄しているようには思えない。底なしな感じの、あぁヴェンダース映画だな、と思わせる作品。いやいやほんとに、雨と寒さは憂鬱を増幅する。

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