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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4934569630773
感想・レビュー・書評
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おバカな映画監督キタノ・タケシ(ビートたけし)は、次に撮る映画の内容で珍しく悩んでいた。彼のこれまでの代表作で最も得意とするのはギャング映画だったが、あろうことか「暴力映画は二度と撮らない!」と宣言してしまったのだ。
後悔先に立たず、今度ばかりは心底参ってしまった。
とはいえ、ヒット作を世に送り出そうと、これまで手のつけてこなかったタイプの映画に片っ端から挑戦してみることに。
まずは海外の映画祭に受けそうな<小津安二郎風人情劇>。
しかし今のご時勢、平凡な庶民の幸福をのんびり描く映画に客が入るわけがない。
それじゃブームに便乗してノスタルジー溢れる<昭和30年代映画>。
ちょうど自分の生まれ育った時代だし、誰よりもうまく料理できるはず、と思ったのも束の間、リアリティーがあり過ぎて、暴力映画よりもひどい話になってしまった。
これもダメ。じゃあハリウッド・リメイクを期待した<ホラー映画>、お涙頂戴の<ラブ・ストーリー>、殺陣・ワイヤーアクション全開の<時代劇>、さらには<SFスペクタクル>などに挑む。
しかしことごとく中断。悲嘆し、追いつめられた監督は、“映画を愛する”全人類に向けて「これでも食らえ!」とばかり閃いた1本の映画にとりかかることにする。
金儲けのためなら何でもやる、ワル知恵だけが頼りのセコいがドジなサギ師の母(岸本加世子)とその娘(鈴木杏)。
2人が目をつけたのは、政財界の大物・東大泉(江守徹)の子息らしき学生服の男。
財産目当てにその男に娘を嫁がせようと目論んだのだが、実はこの男、東大泉に30年以上遣える生真面目な秘書、吉祥寺太(ビートたけし)。しかも実は貧乏な家の息子だった。
そこから始まり、次々とめまぐるしく展開するあまりにも予測不可能な、空前絶後のストーリーに映画の神様もあきれ果てる。
地球には天地をひっくり返す、人類史上かつてない大異変が起きようとしていた……。
北野武が、次回作をどんな映画にしようか模索している過程を通して、北野武の中にある引き出しを棚卸ししてまだ見ぬ可能性を探したり、映画界の状況を批評する前半の展開は、北野武が自身をセルフパロディし自己批評する内容で、北野武ファンには面白い。
しかし岸田加世子演じる当たり屋の親子が登場するあたりから、ギャグがすべりまくり支離滅裂な展開になり、ストーリーが失速してしまった。
ただここで映画監督としての北野武を解体したからこそ、「アウトレイジ」シリーズという傑作シリーズが誕生したことを考えると、北野武ファンには一見の価値ありの怪作。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビートたけしのコント映画。
賛否両論あるが、
ひょうきん族世代は、懐かしさを感じる。
映画でこの内容は、かなり攻めていると思う。
今ならAmazonPrimeとかで出来るんだろうけど、
この時代では、映画でしか自由に出来なかったんだろう。 -
いい映画を作りたくていろいろ作るって映画。
ネタ切れか! -
たけし漫談“こんな映画はいやだ”で延々押し通すお笑い映画。
ドール、たんぽぽ、マトリックス、小津などあらゆる映画をパロってごった煮にした感じ。
最後は巨大隕石でみんなふっ飛ばしちゃった。
映画の中なら監督はなんでも出来るのだ。
“監督ばんざい”
ラストシーンの、感動的な音楽と堂々たるタイトルロゴにちょっとグッと来ます。
映画ならではの、音と映像の魔術ですね。
当初のタイトルは「Opus 19/31」。「8 1/2」観なくては・・・。
(120105鑑賞) -
監督って バカなんだよね。
いや。北野武って バカなんだよね。なのかな?
というのを オムニバス でつなぐ。
暴力映画が得意な監督が
暴力映画を撮らないといってしまったので・・・・
どうするんだろう・・・とまず悩む。
実際 北野武は 悩んでいるのだろう。
まず 自分の心境を暴露することで 笑いを取ろうとするが
わらえない。現実だからだ。
小津安二郎風の 人情劇を作るが・・・
のんびりした 家庭ドラマに いまどき 客は入らない。
あたかも 小津安二郎が悪いように描く。
パロディになりえていない・・・。
昭和30年代・・・・自分の生まれ育った時代・・・
力道山などが・・・足立区の出身なんだよね。
ノスタルジーをわかせることが できない。
ラブストーリー・・・内田有紀が よかった。
今回の映画の収穫は 北野武映画で 一番のビジンだった。
盲目の画家の物語・・・・どんな絵なのかわからない。
それで 仕方がなく 困った時の 岸本加世子 だのみの
映画をつくるが・・・・
シュールで寒い 映画を せっせとつくる。
江守徹が 奮戦する。
北野武も ウエスト周りが おおきい。
あぁあ。あかんわい。
という感想が聞きたくて つくっているのだ。北野武は。
これでも見てくれるのが 北野武ファンだ・・・・
江戸時代の 踏み絵 のような作品。
見ているほうが 疲れちゃうよ。
そのうえ ブログにまで書いちゃうのだから・・・・
ご苦労さんというしかない。
映画って ここまでダメなものが作れるんだせ。
と北野武はいっているようだ。 -
夢見たいだった。からかわれた気分!(良い意味)
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今更ですが、テレビでいろいろ特集をしていたので見ました。北野監督らしいというか、とても実験的な感じで理解しがたい部分も多々ありましたが、ユニークな試みで面白かったです。このタイトルの映画賞もできたとかで、なんにせよ、影響力のある人の作品!と言った印象でした。鈴木杏ちゃんが良かった~。
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後半は確かに無意味で無駄な長さに感じるが、中盤までは楽しめた。
下らない小ネタが多くバラエティーに富んでいたように思う。B級映画として個人的にはありだなあ。下ネタは引っ張らないでほしかったけど。
とりわけ昭和の再現がえげつなくてリアルで興味を引かれた。北野版三丁目〜が見てみたいと思った。 -
正月のTV録画していたのを見る。
北野映画の中でも評判がよくないのは聞いていた。
でも意外と楽しめました。
特に前半はビートたけしのお笑い番組みたいで普通に笑えた。
ただ後半のSFのくだりがナンセンスすぎてついていけない。
前半のテイストで行けば評価よかったと思う。
たけしは頭がいいし、求めている笑いと映画のギャップが変に見えるのか。
それとも、あのセンスについていけないこっちが悪いのか。
映画監督ってバランス難しいのかなぁ。 -
ナレーションには笑うんだけど、まあ、荒業
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こういう軽いのが懐かしい。
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0025
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途中で寝ちゃった‥。江守さんは面白かった。
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カオス!
この杏ちゃん痩せてるな。顔の大きさは変わらんけど。 -
蝶野。天山。江森。ジダンの頭突き。ほんとくだらない(笑) でもたまーにこうゆうなにも考えない映画もありかも。
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面白い、下らない。
Takeshi'sより観やすいしわかりやすい。人にはオススメ出来ないけど、個人的に好き -
発想は面白いんだけど…これはひどいよ…。後半の眠たさ異常。登場人物多くてアップテンポで賑やかなのに眠たい。誤解を恐れずに言います,駄作です。迷わずやくざ映画撮ってて下さい(笑)
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自身の得意とした「ギャング映画」は封印する、と言ったキタノ・タケシ監督が様々なジャンルの映画制作に挑戦するという、いわゆるメタ的な視点が盛り込まれた北野武監督作品。
一般的な娯楽映画の構成とは大きく異なる映画であって、正直よくわからないというのが感想。もちろん、一つ一つのシーンに語りたい要素は含まれていたし、批評家・評論家のように妄想逞しく本作を論じることは可能であろうとは思うけれど、ただ見て楽しめる映画ではないようだ。世界的に評価を受けた映画監督だからこそ撮れる映画だし、一連の北野映画世界にはきっと本作の収まるべき位置が用意されていたんだろうなーとは推察できる。事実、これまでの北野監督作品を踏まえた上での構成されているようで、セルフパロディや自身への皮肉あるいは反省なんかも多く描かれている。
これから北野監督作品を見漁ろうかなーと考え、まずはじめにこの映画を選択したのは間違いだった。北野武その人の世界を知るより先に、この映画は見るべきではないということだろうか。
【監督】北野武
【出演】ビートたけし、岸本加世子、鈴木杏、江守徹、大杉漣 他
【制作国】日本
【公開年】2007年
【公式サイト】 http://www.office-kitano.co.jp/banzai/ -
北野武監督が、暴力映画は撮らない!と決意して、試行錯誤しながらいくつもの映画に挑戦していくストーリー。
やっちまったーと思いながらみはじめました。
シュールな笑いで中盤はなかなか楽しめたけど
よくわからないまま話は進み、さいごは退屈で居眠りするはめに。
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