その男、凶暴につき [DVD]

監督 : 北野武 
出演 : ビートたけし  白竜  芦川まこと  川上麻衣子 
  • バンダイビジュアル
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4934569630827

感想・レビュー・書評

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  • すっかり観たつもりになっていたらまだ観てなかった。
    北野武の監督デビュー作。
    すでに暴力シーンの見せかたがうまい。というか随所に創意が見られる。ショットの視点もいまだ新鮮。展開も飽きさせない。サティの「グノシェンヌ」と、それに類似した劇中音楽が本作のテンポによく合っていた。

    どことなく悲哀をたたえた暴力刑事(北野武)と、精神を病んだ妹(川上麻衣子)というセンチメンタルな設定。そして、薬物を売りさばく組織。
    しだいに社会的な地位や制度を突き抜けて、暴力そのものへと先鋭化していく展開など、北野武はずっと同じテーマを撮り続けているようだ(悪い意味ではない)。

  • その男、凶暴につき
    GEOレンタル
    一番最初に観た北野作品じゃなかろうか?と思う。20年以上は観てないと思う。バットで殴られるシーンが今でも記憶に残ってます。当時とても衝撃的だったからねw
    1989年だもんな…俺まだ22ぐらいでまだ自分の人生が定まってない頃だよな笑笑。まだ冒頭10分ほどだけど記憶が甦ってきてどんな物語だったか思い出してきた。
    白竜も遠藤憲一も若いなぁ笑笑。スラックスにカーディガンでロングジョンの10ボタン…昔のヤンキーらしい格好で笑笑。しかし本作の白竜の存在感は本当に素晴らしいですよね。ドSのサイコパスっぷりも良いですが三白眼の目力は強烈で強く印象に残る。
    後半は概ね覚えていたなぁ〜所謂ノワール系って感じかな。北野監督の特徴で主人公はセリフ少なで無言で表情で語る長回しは最初からなんですね笑笑。久々の鑑賞でしたが面白かったです。
    去年「ソナチネ」観て面白かったし、今年は北野映画を掘ってみようかなぁ〜笑笑

  • ウォーターフロントの倉庫裏、闇の中に浮かび上がる浮浪者の影。それを取り囲む数人の少年たち。少年たちが浮浪者を痛めつける現場を見つめる一人の男……。その男、我妻諒介(北野武)、39歳。職業、刑事。男は、主犯格の少年宅に押し入り、殴る蹴るの暴行を働いたのち、少年を無理矢理自首させる。すべてにおいてそんな調子の我妻は署内でも異端視される。
    ある日、一隻の釣り船で惨殺死体が発見された。男は麻薬売人の柄本。
    捜査を進めるうち、我妻は青年実業家・仁藤(岸辺一徳)と我妻の親友であり、防犯課係長でもある岩城にたどりつく。
    岩城は押収したヤクを横流ししていたのだ。そして岩城は、口封じのため、自殺に見せかけられあっけなく死んでしまう。
    友人岩城の死を事もなげに揉み消そうとする警察、そして麻薬犯罪組織の首領・仁藤とその傘下にある殺人鬼・清弘(白竜)への狂気に対して、我妻は自らの凶暴さで戦う以外なかった。
    今や、世界の北野となった北野武の監督第1作。
    北野作品のトレードマークである痛みや怖さを感じさせる突然予想外に起こる突発的なバイオレンス(逮捕しようとした麻薬の売人との追いかけっこ、白竜を取り調べ中にビンタ連続でボコボコにするシーンなど)、武が妹と寝た男をどつきまわすシーンなどのブラックユーモラスなシーン、定番の展開を外す予想外な展開、削ぎ落とされたハードボイルドな語り口が魅力的な傑作バイオレンス映画。

  • やはり北野映画(そもそもビートたけしの笑いも含めてだが)の面白さが全く理解できない。私には全く刺さらない。

  • 犯人を二度車で轢く北野武 いい趣味をしてる白竜 岸部一徳 覚醒剤のサイドビジネス ホームレス殺しの少年をボコる 品川ナンバー 瞬殺される遠藤憲一 首吊り死体の平泉成

  • センセーショナルで叙情的で且つ繊細でヴァイオレンスでキレキレなのに美しい映画だった

    こんな映画が見たかった

  • 初めて見たときに画面の美しさに衝撃を受けた作品。
    どのシーンも光と影のコントラストが強烈で美しく
    年月を経ても鮮烈な記憶に残っています。

    漂う空気や重苦しい沈黙が溢れていて、タイトルの内に秘めた凶暴性というものが、ずっと目に見えない形で画面にあってすごいなと思います。

    創作物特有の登場人物たちが先行きを知って動くエンターテインメント系とは違い、「現状もわかってない」という手探りで生きている様子がリアル。

    真剣に生きてるからコメディになってもいて、そういう気持ちを全部飲み込んで生きる姿がかっこよくて可笑しい。上手くいかなくっても生きるんだよ、生きてんだから。というちょっと諦めるかたちで明日への活力をもらえます。

    たけしさんは芸人の前は画家を目指していたと聞きますが、画面の随所にそのこだわりが現れているように思います。映画や芸術作品が本当に好きな人なんでしょうね。

  • 映画の中の温度がこっちにまで伝わるような気がするくらい入り込める

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  • 制作年:1989年
    監 督:北野武
    主 演:ビートたけし、川上麻衣子、白竜、佐野史郎、芦川誠、岸部一徳
    時 間:103分
    音 声:日:モノラル


    一匹狼の刑事・我妻諒介は凶暴なるがゆえに署内から異端視されていた。
    ある晩、浮浪者を襲った少年の自宅へ押し入り、殴る蹴るの暴行を加えて無理矢理自白させた。
    暴力には暴力で対抗するのが彼のやり方だった。
    麻薬売人の柄本が惨殺された事件を追ううち、青年実業家・仁藤と殺し屋・清弘の存在にたどり着いたが、麻薬を横流ししていたのは、諒介の親友で防犯課係長の岩城だった。
    やがて岩城も口封じのため、自殺に見せかけて殺されてしまう。
    若い菊地は諒介と組むが、いつもハラハラのし通しだった。
    一方、清弘の仲間たちは知的障害の少女を諒介の妹と知らずシャブ漬けにして輪姦する。
    諒介は刑事を辞めて、岩城の復讐のために仁藤を撃ち殺した。
    さらに清弘もアジトで射殺するが、その死体にすがるのは変わり果てた妹・灯の姿だった。
    諒介は最愛の妹にも引き金をひいたのだった。
    その時、背後から忍び寄った仁藤の部下・新開が諒介を射殺、菊地に岩城の代わりをさせて麻薬の密売を引き継ぐことになったのだった。

  • おもしろい
    古い作品だが、面白さは全く古くない

  • 20年ぶりに再鑑賞。たけしが別人のように若い。川上麻衣子さんが綺麗。銭形警部のような裏表のない正義感に胸がすくようにスカッとした。バブルの頃の無秩序さや浮揚感がどこを見ても背景放射のように存在していた。

  • とにかく硬質な作風で、カクカクした、銃声の描く多角形。
    趣はないが、静謐。

  • オープニングのカメラワークから、
    既に完成された北野ワールド!

    こういう絵を撮るために、
    このシーンを作ったというような箇所がたくさん。

    何かを守ろうとして堕ちていく、
    無限のスパイラル。

  • 何気無く借りたが当たりだった。北野武の処女作。バイオレンスの萌芽。まだキタノブルーなど、彼の手法は一部しか見られないが、そこがいい。無駄な装飾がなく、彼の作品では、キッズリターンに匹敵する良作。それとはジャンルが違うからバイオレンスものとしては一位。

  • 子どもの頃のトラウマ映画。
    小学生の頃か、中学生の頃かの記憶が曖昧だけど、
    とにかくその頃、色々賞を獲る前の頃に観た。

    コメディアンとしてのビートたけしに対しては、好きとか嫌いとかの感情がそれまでは無かったのです。
    「ひょうきん族」とかは観てて生活の一部だったし。
    逆に「元気が出るテレビ」の、学校でのもてはやされ感が嫌いだったけど
    おもしろいおもしろくないの判断では観ていなかった。
    けっこうニュートラルな感覚で眺めてました。

    そしてこの映画。
    とにかく強烈で凄かった。
    観終わった後のあの感覚は今でもはっきりと覚えてる。
    この映画で、深作・北野・スコセッシ・タランティーノっていう
    自分の好きな映画の流れがひとつ、決まったような気がします。
    (単純に言えばバイオレンスなんだけどw)

    「ソナチネ」はまた違う観点で好きなんだけど、
    北野映画でどれが一番好きか?と言われたらこれです。

  • 連続ビンタのシーンやばい。
    どうやって撮ったのか知りたい。


    たけしの役は暴力的であんま喋らないけどたまにちゃめっけがある。HANABIと少し似てて、妹と奥さんがかぶる。こっちのが昔の作品だけど。他の役者が結構体も演技もはってる。

    音楽すごい好き。ピアノ?重くてツンとしてて映像がより切ないわ。
    たまらん切なさ加減がたけし作品の好きなとこなのかな。

  • 意外と面白かった
    暴力刑事もの、きち〇いの妹=川上麻衣子がいる
    銃器と着弾の扱いが安っぽいのは残念
    たけし監督、落ち着いた演出
    撃たれても撃たれても死なない登場人物が数名

    エリックサティのグノシエンヌがいいアレンジ

  • 今まで見た映画の中で一番濃密な時間を過ごした。主人公がただ歩いているだけのショットが見事。ただ、もう一度見たいとは思わない。

  • 拙い素人演出といった感じ。のちにあれほどの監督になるとはオドロキ!

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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