キッズ・リターン [DVD]

監督 : 北野武 
出演 : 金子賢  安藤政信  森本レオ  丘みつ子  北京ゲンジ 
  • バンダイビジュアル
4.02
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感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569630872

感想・レビュー・書評

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  • まだはじまっちゃいねーよ

  • セリフが少ない、静かなシーンが多い、複数の話が同時進行で進みながらもそれらが交わることなく唐突に終わる・・・それなのに全く退屈さを感じず、見終わった後は何とも言えない爽やかな気持ちになることができる不思議な作品。
    既に語り尽くされているが、「俺達、もう終わっちゃったのかな? 」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇーよ!」という最後のセリフが印象的。
    精一杯強がって生きていこうぜ!というメッセージのように受け取られた。

  • 「俺たち、もう終わっちゃったのかな」
    『バカヤロー、まだ始まっちゃいねーよ』

    若者の葛藤、そして栄光と挫折。
    脇役の使い方が印象深い。
    全体を通して漂う人生のしょっぱさ感が嫌いじゃない。
    2011.5.14

  • 救いが無いのも悪くない

  •  自分まだ人生これからじゃん。始まっちゃいねーのですね。

  • この映画は引力がすごい。

    言葉少なに、がぁぁと考えさせられる。


    葛藤が手に取るようにわかって、怖さすらある。

  • 初めて見た時、なんて青臭くてほろ苦い話なんだろうと
    ちょっと切なく思ったのを憶えている。
    でもまた見たくなる。

  • 青春だね。

  • ラストのセリフ、
    まだ始まっちゃいねーよ
    その後の久石譲の音楽とのはまり具合に感動。

  • これまで「死ぬこと」を描いてきた北野監督がバイク事故復帰作として「生きること」を描いた作品。主人公の2人と、脇役同級生達の成功と挫折が、淡々と重ねられていく。

    「もう終わっちまったのかな/まだ始まってねぇよ」「オマエがチャンピオンで、俺が親分になったら、また会おうや」「強えやつは強えんだ」など、シンプルなセリフ回しが至極の輝きを放つ。これだけシンプルでストレートなのにかゆく感じないのがすごい。

    金子、安藤は「並べると絵になる」という監督の動物的感覚で選ばれた。勝手気ままに生きているふたりは、ボクシングをきっかけに、初めて自分の意思で道を選び、生き生きと駆け抜けて行く。そうしてマサルはヤクザとなり、シンジはプロのボクサーを目指す。

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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