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- / ISBN・EAN: 4934569630872
感想・レビュー・書評
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まだはじまっちゃいねーよ
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「俺たち、もう終わっちゃったのかな」
『バカヤロー、まだ始まっちゃいねーよ』
若者の葛藤、そして栄光と挫折。
脇役の使い方が印象深い。
全体を通して漂う人生のしょっぱさ感が嫌いじゃない。
2011.5.14 -
救いが無いのも悪くない
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自分まだ人生これからじゃん。始まっちゃいねーのですね。
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初めて見た時、なんて青臭くてほろ苦い話なんだろうと
ちょっと切なく思ったのを憶えている。
でもまた見たくなる。 -
青春だね。
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ラストのセリフ、
まだ始まっちゃいねーよ
その後の久石譲の音楽とのはまり具合に感動。 -
これまで「死ぬこと」を描いてきた北野監督がバイク事故復帰作として「生きること」を描いた作品。主人公の2人と、脇役同級生達の成功と挫折が、淡々と重ねられていく。
「もう終わっちまったのかな/まだ始まってねぇよ」「オマエがチャンピオンで、俺が親分になったら、また会おうや」「強えやつは強えんだ」など、シンプルなセリフ回しが至極の輝きを放つ。これだけシンプルでストレートなのにかゆく感じないのがすごい。
金子、安藤は「並べると絵になる」という監督の動物的感覚で選ばれた。勝手気ままに生きているふたりは、ボクシングをきっかけに、初めて自分の意思で道を選び、生き生きと駆け抜けて行く。そうしてマサルはヤクザとなり、シンジはプロのボクサーを目指す。