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- / ISBN・EAN: 4988104044341
感想・レビュー・書評
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生きること。
信念を持って生きること。
人をいっぱい愛すること。
懸命に踊ること。
死に行く者の強さ。
決して明かすことのない生涯の秘密を明らかにしたとき、娘は母の愛の深さを知る。
誰よりも自分を愛してくれた母親がそこにいた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クライマックスではないところでも、何度も泣きました。
さだまさし原作、犬童一心監督の徳島を舞台にした話。
娘と母、それぞれの愛の形。
母の強さを感じます。宮本信子さんが本当にかっこいい。
阿波踊りのシーンは、迫力があり圧倒。
その中で、つながる母と娘と父の三角形。
松嶋奈々子の表情に、打たれます。
いままでの想いが、すべて浄化されたような感じでした。
あとで調べたのですが、眉山ってどの方向から眺めても眉の姿に見えることから、その名がついたといわれるらしい。
母は、娘にとっては母。娘は、母にとっては娘。
変わらない形を、表しているようにも思いました。
心があったまるお話です。
徳島の阿波踊り、みてみたい。
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2008.02.24 -
少し時間がたってしまいましたが、
上半期最後の1本になりました。
とにかく宮本信子に脱帽。
松島菜々子が引き立つのも、
大沢たかおが活きるのも、
全て宮本信子の存在があるからです。
原作読まずに挑みましたが、めずらしく鑑賞後に原作を読みたくなった作品にもなりました。
今は遠く、母と離れているわたしにとっても
涙せずにはいられない作品です。
今夏は徳島に行きたいです。
そんな作品。 -
内容紹介
最高のスタッフ・キャストが奏でる極上のアンサンブル!
「北の国から」のテーマ曲など国民的スタンダードナンバーを数多く生み出し続けてきたシンガーソングライター、さだまさしが書き下ろしたベストセラー小説「眉山」。「精霊流し」「解夏」に続く3作目の映画化。この感動のストーリーを、松嶋菜々子、大沢たかお、宮元信子が見せる感情を揺さぶる演技、切なくも暖か犬童監督ワールド、エモーショナルなレミオロメンの主題歌が一体となり、極上のアンサンブルで奏でる感動作。
監督:犬童一心
原作:さだまさし
脚本:山室有紀子
音楽:大島ミチル
主題歌:レミオロメン「蛍」
出演:松嶋菜々子 大沢たかお 宮本信子
DVD仕様:音声)1日本語ドルビーデジタル5.1ch サラウンド2日本語ドルビーデジタル2.0chサラウンド/字幕)日本語字幕
映像特典)特報・予告・TVスポット集/キャスト・スタッフプロフィール、用語解説(静止画)
DISC 2
(映像特典)メイキング(徳島ロケーション、キャストインタビュー他)/イベント映像集/「映画『眉山ーびざんー』が出会った徳島~2006年阿波おどり~」/ムービーロケ地MAP
(封入特典)16Pブックレット
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父親は死んだと聞かされ、母子家庭で育った咲子。ある日、母親・龍子の入院の知らせを受けて、東京から故郷の徳島へと戻った咲子は、母が末期ガンだと知って愕然とする。そんな龍子は死んだら自分の体を献体する準備まで整えていた。いつもなんでもひとりで決めてしまう母に対して、苛立ちと寂しさを感じていた咲子は、死んだはずの父親が生きていると知って、初めて面と向かって母親に真相を聞き出そうとする…。
長い年月をかけてねじれていった母娘の絆が、ゆっくりと時間をかけて溶ける様を繊細なタッチで綴った作品。徳島の有名な阿波踊りの大イベントにかかるクライマックスに向けて、ドラマがスパークしていく様はさすが犬童一心監督。特に阿波踊りの群衆をはさんで母と愛しい人が顔を合わせる様は、まるで群衆が天の川、2人が七夕の織姫と彦星の再会のようにも見える圧倒的な映像美で、深い感動を呼び起こす。また母娘を取り巻く大沢たかお、山田辰夫、円城寺あやなど、脇を固める個性派俳優たちのさり気なくも深い演技が映画全体に独特の余韻を残す。(横森 文)
親子とも言えど伝わらないことや伝えてないことは多々あるものです。
親子だから特に。。。
ということもいえるのかもしれません・・・
どんな風に伝えるのか?
というのはとても簡単なようですが、難しい問題ですよね。。。 -
徳島などを舞台とした作品です。
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眉山。
評判がよかったから見てみたが、しんみりじんわり伝わってくるものがあった。
小粋な母と素直かつ頑固で一本気な娘。
亡くなったと思っていた父親。
病院という環境。徳島。阿波踊り。
母と娘の間にあった距離が「母の病」を通して徐々に縮まっていく。
哀しいけれどあたたかさに溢れた作品。 -
・言えなかった思い出
・長い恋
・一人の人を思い続ける気持ち -
歌手のさだまさしさん原作『眉山』の映画化作品。
東京で仕事をするひとり娘(松嶋菜々子)が故郷の徳島でひとり
生活をする母親(宮本信子)が入院したという知らせで久しぶりに帰郷
する。
そこで知らされた母の病は末期がん。
母親の若かりし頃の人生を振り返りながら母親の願いを叶えるため
に・・・。
感動の名作です! -
素直にイイ映画。
宮本信子に惚れる。
幸せは一つ遅れてくる
大沢たかおとの恋愛が要らなかったけど、イイ感じの映画。
まず題名が良い。 -
悔しいです。