ドレスデン -運命の日- [DVD]

監督 : ローランド・ズゾ・リヒター 
出演 : フェリシタス・ヴォール  ジョン・ライト  ベンヤミン・サドラー  ハイナー・ラウターバッハ  カタリーナ・マイネッケ 
  • アルバトロス
3.30
  • (3)
  • (3)
  • (12)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 50
感想 : 13
サイトに貼り付ける

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4532318400082

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 僕的には期待していて裏切られた…少しなら我慢できる。戦争の中で恋に落ちるありそうでなさそうにも思うのだが、英軍のパイロットとドイツ女性…場所次第では許せる展開なのだが場所が場所だけに許されない…

    「ドレスデン」

    ドイツの東に位置するこの町はチェコと隣接し、マイセンとは目と鼻の先というこの街は1728年のフリードリヒ・アウグスト1世(アウグスト強王)の治世で発展し、マイセンが生まれるきっかけになり、ドイツ…いやヨーロッパの中でも屈指の美の都だった。

    この作品にもあるが、ドレスデンの大空襲は酷いものだった。史実においても東京と遜色はないものだと思う。第2次世界大戦の幕が下ろされる寸前の惨劇は映画の中でも否定的には描かれ点はいないが、まったく無駄な作戦だったと思う。

    ただ、ドイツ一の美の都でソ連が略奪するのを黙ってみていられなかった英軍のひがみ根性から始まった作戦だと思う。当時の作戦にしても攻撃目標はドレスデンではなく、違う場所だったはずなのに、なぜか急遽ドレスデンに変更されている。

    ツヴィンガー宮殿、ゼンパー・オーパー、聖母教会など由緒ある建物が次々と倒れていった。そんな中、英軍のパイロットと乳繰り合うバカなドイツ娘…有り得ない設定です。ストーリーも爆撃される町並みも美しさと品にかける…これを作ったのがドイツ…好きだったドイツ映画が一瞬で嫌いになりそう…

  • 『スローターハウス5』を読む為の、一応の予習として借りてきたけど・・・・・・・・・・・・

    不勉強のためドレスデン爆撃のことはずっと知らずにいて、知ったのはNHKの『世界ふれあい街歩き』のドレスデンの回ででした。
    完全に破壊しつくされた街を、もう一度以前のように再建してっていう・・・
    それだけでももう泣きそうになった。
    歴史を積み上げるのは膨大な時間がかかるのに、
    それを破壊するのは一瞬。

    この作品は劇場公開映画ではなく、ドイツの公共放送局ZDF(日本で言えばNHK)が制作したTV映画。
    なので当然デジタルビデオ撮影でチープな感じがある。
    かなりお金をかけてて、セットやCG(英空軍の爆撃機、アブロ・ランカスターの再現)等はかなり良いのだけど・・・。

    ストーリーは恋愛映画になっている。
    戦争映画にラブロマンスを安易に入れる作品は嫌いで、
    この作品はおもいっきりそうでした。
    他の方もレビューで書かれてたけど、「ありえんわー・・・」という感じ。

    ただ、役者さんがどの方も良くて、
    日本ではあまり知られていないであろうドレスデン爆撃のことを題材にした、数少ない作品である点は評価できます。
    この作品の作りもそうなっていて、
    善悪の描き方を片方に偏らせないことと
    風化させない為の導入として恋愛要素を入れたのでは、と。
    良いところと悪いところで差し引きプラマイゼロ。

  • 春にヨーロッパを旅行した時にドイツ・ドレスデンを訪れる機会があったので、ドレスデンを舞台にした映画を観ようと思って手に取った。

    ぶっちゃけドレスデンってどんな雰囲気なんだろう?ということが知りたかっただけでストーリー自体にはほとんど興味がなかったので、別の作業をしながら聞き流すように見ていた。

    印象に残ったのは空襲後の徹底的に破壊され灰にうずもれて真っ白になったドレスデンの姿だった。ひとつの街があそこまで破壊されうるものなのか、戦争って恐ろしい。

    あとは、映画の最後にあったフラウエン教会再建のエピソードだろうか。当初は再建される予定はなかったそうだが、フラウエン教会を心のよりどころとしていた人々が自然と教会の跡地に集まるようになり、やがては再建へと事が運んだそうだ。
    実際に観たフラウエン教会はびっくりするほど本当に真っ白で美しかった。旅行中ドレスデンに到着したのが夜で、最初にフラウエン教会を見たのも夜だったのでその時は教会がどんな色をしているか全くわからなかったのだ。だから次の日の朝にフラウエン教会を目にしたときはその白さに本当に驚いた。

    ストーリーは、正直どうでもいいところなのだけど、主人公の婚約者であるお医者さんがあまりにも不憫で・・・それがなんだか一番気になった。

  • 『ドレスデン-運命の日-』[Dresden](2006)ドイツ

     “1945年1月、第二次世界大戦は6年目に突入。西部戦線ではドイツ軍が“アルデンヌの攻勢”に失敗。
     東部戦線では1月12日、ソビエト赤軍が攻勢を開始。アウシュビッツ解放は、その2週間後。アメリカ・イギリス両軍はドイツの制空権を掌握。結果、ドイツへの空襲を意のままに行えるようになった。ドイツには、空襲をまぬかれている街がまだあった…。

     今日の目標はバグデブルグ。さきにアメリカ空軍が一足先に爆撃を行い、イギリス空軍がとどめを刺すと、意気揚々と出撃。
     目標に何の支障もなく投弾を終え、全機帰投の途についた。制空権は連合軍側にあることで油断していた所へ、ドイツ夜間戦闘機隊のMe109がロッテ戦法で襲い掛かってきた。不意を突かれたロバートの機は、瞬く間に下部銃手・上部銃手がやられ、3番・4番エンジンに被弾。火災を発生し機体を傾け急速に降下を始めた。
     このままだと爆発するので緊急脱出するも、パラシュート降下できたのはわずか3人だけだった。2人とはわずかに離れた所に着地したロバートは、仲間の2人が怒りに駆られた住民に射殺されるのを目撃、自らも左腹部に銃創を負いながらも何とか逃走するのだった。
     家畜小屋から服を盗み飛行服と着替えたロバートは、徒歩でブランデンブルグの街にたどり着く。負傷兵が運び込まれるのにまぎれて、病院の地下室へもぐりこむことに成功。そこで、院長の娘アンナと運命的な出会いをする。

     一方イギリス空軍では、英空軍爆撃機軍団司令アーサー・ハリスが、チャーチル首相直々の命令で、イギリスの存在感を示しソビエト赤軍を牽制するために、ドレスデンに対して絨毯爆撃を行う決定をしたのだった…”

     第二次世界大戦物で、敗戦の色が濃いドイツの銃後の様子がよくわかる作品です。只豆狸的には、ロバートとアンナのロマンス、戦後復興したドレスデンの記念式典は蛇足にしか見えませんでした。
     あっさりカットした方が、よりコンパクトにカッチリとした作品に仕上がったと思えるだけに惜しまれてなりません。

     最後に、豆狸大好きミリタリーチェッ~ク★

     この映画の主要な命題の“ドレスデン爆撃”とは、第二次世界大戦末期1945年2月13日から15日にかけてイギリス軍とアメリカ軍がドイツ東部の都市・ドレスデンに対して実施した無差別絨毯爆撃のことで、この爆撃によりドレスデンの街の85%を破壊し、3万人とも15万人とも言われる一般市民が死亡。第二次世界大戦中に行なわれた都市に対する空襲の中でも最大規模のものの一つ。

     1945年1月26日、英空軍大臣チャールズ・ポータルは、「都市への大規模空爆はドイツ東部からの難民避難を混乱させるだけでなく、西から進むドイツ軍の勢いも殺げるだろう」との考えから、絨毯爆撃の熱烈な支持者であった英空軍爆撃機軍団司令アーサー・ハリスに対しベルリン、ドレスデン、ライプツィヒ、ケムニッツに気象条件が整い次第爆撃を行ない、これらの都市を混乱に陥れるよう命じ、イギリス空軍のブリーフィングでは「ソ連軍がドレスデンにたどり着いたとき、イギリス空軍の爆撃機軍団に何ができるか見せ付けてやりたい」と述べたという。
     ドレスデン爆撃は基本的な爆撃手法に基づくもので、大量の榴弾で屋根を吹き飛ばして建物内部の木材をむき出しにし、その後に焼夷弾を落として建物を発火させ、さらに榴弾を落として消火及び救助活動を妨げようという意図からなっていた。こうした基本的な爆撃手法はドレスデンでは特に効果的だった。爆撃の結果、最高で1,500℃もの高温に達する火災旋風が治まることなく燃え続けた。市街広域で発火するとその上空の大気は非常に高温になり急速に上昇する。そこへ冷たい大気が外部から地表に押し寄せ、地表の人々は火にまかれる結果となりました。

     この手法はとうぜん日本にも踏襲され、その惨憺たる有様は風化しつつあるとは言え今も語り継がれています。

  • 序盤、場面とキャラクターがころころ変わるため、いまいちのめり込めなかった。あんなとロバートが出会ったあたりでようやくこの映画が主軸に置こうとしているものに見当がついてからは、結構楽しく見れた。記録映像を交えた出撃、空爆シーンが印象深い。終盤の空襲シーンはリアリティあり。

  • ・基本的に二人の会話時にショットの切り替えが多用されていてよく表情が見える。
    ・空爆ののち、地上に出た数秒、モノクロになる。そこには崩れたレンガの石と人間しかいないこともあって、喪失感が何倍にもなって表れている。
    ・最後、聖母教会?の再建イベントか何かでの映像で終わる。主人公の女性役の人がその会場にいる。

  • 14/100
    考証を重ねて制作されたそうで空襲シーンが本当にすごい迫力。
    ドイツが自国の被害を題材にした映像作品を創るのは珍しいそうですね。
    日本はいっぱいあります。
    ドイツ娘とイギリス兵の恋が、すっごくいきなり急接近な感じがしますけど戦時中という計り知れない非日常のせいだろうか。時間の都合だろうか。

  • ん〜・・・、何だかおしい感じ。
    役者さんたちは、皆それぞれキャラが立っていた感じなのですが・・・
    ストーリーの奥行きさが感じられず、物語に入り込めませんでした。

    が、しかし・・・

    美しいドレスデンの町の空襲〜空襲後の瓦礫の山の様相には心を打たれるものがありました。(というか、ひたすら哀しかったです)

  • 一党独裁の体制であっても、
    市民や兵士の間には
    ただただ忠誠心だけがあったのではない。

    でも同時に、ユダヤ人に対する、
    常軌を逸する差別があったのも事実。

    映画終盤、ドレスデン爆撃のシーンは、
    ものすごいリアリティ。

    火災によって起こる風のおそろしさ。
    これは、関東大震災・東京大空襲などで
    東京が味わったもので、
    直下型地震が起きた場合にいちばん恐ろしいこと、
    とも言われている。

    延々と続く爆撃シーンに、
    息が苦しくなってしまった。

    民族とはなにか。
    戦争とはなにか。
    人はなにを信じて生きるべきか。

    色々と考えさせられる。



  • 2008年7月20日

    <DRESDEN>

  • 想像以上に内容は興味深く、映像も迫力があります…

全11件中 1 - 11件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×