ゾディアック 特別版 [DVD]

監督 : デビッド・フィンチャー 
出演 : ジェイク・ギレンホール.マーク・ラファロ.ロバート・ダウニーJr.アンソニー・エドワーズ 
  • ワーナー・ホーム・ビデオ
3.37
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  • (9)
本棚登録 : 686
感想 : 128
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988135705303

感想・レビュー・書評

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  • 2007年公開作品。実際に起こった事件の映像化。感想として先ず言えるのは長いです。導入部分から興味深く見入りますが、中だるみします。もう少し短くできないかなあと思いました。「セブン」と同様の暗い重い印象を受けます。内容とは関係ありませんが、1970年代を懐かしく思い出させてくれます。実話をベースにしていますので終わり方は、仕方ないのですが消化不良感があります。もう一度観れば、さらに理解は深まるとは思うのですが、もう観ないかと思います。

  • ポン・ジュノ「殺人の追憶」の感想を漁っているときに眼に入ったタイトル。
    2時間半越えなので逡巡しつつ、期待しつつ、鑑賞し、正直あんまり面白く……。
    鑑賞後面白さを求めて検索したら、つい昨年末、コロナで暇になった人が51年前越しに暗号文のひとつを解いた、というニュースが。
    が、どうせ犯人はどこかで横死しとるやろとあまり興味を持てない。
    未解決事件なので真相云々よりも捜査側が熱中し囚われる異様さを描くという構図も、ひょっとしたら犯人が映画を見たかもしれないという構図の空恐ろしさも、確かに「殺人の追憶」と共通しているのに。
    つまらなかったというのは言い過ぎで、興味深い・意義がある作品だと思うが、個人的に合わなかったということだろう。
    お勉強以上の飛躍が感じられなかったので熱中できない、という感想。
    もしくは寒色にこだわった画作りに飽きてしまったのか……?

    本作を見たことで、デヴィッド・フィンチャーが監督した長編作品群を、最新作「マンク」を除いて全部観たことになる。
    ・エイリアン3 (1992年)
    ・セブン (1995年)
    ・ゲーム (1997年)
    ・ファイト・クラブ (1999年)
    ・パニック・ルーム (2002年)
    ・ゾディアック (2007年)
    ・ベンジャミン・バトン 数奇な人生 (2008年)
    ・ソーシャル・ネットワーク (2010年)
    ・ドラゴン・タトゥーの女 (2011年)
    ・ゴーン・ガール (2014年)
    ・Mank/マンク (2020年)
    どれも及第点でどれもそこそこ楽しめるし記憶に残る箇所も多いが、自分にフィットした「癖」が感じられないので熱烈なファンにはなれない一抹の淋しさがある。
    でもたぶん「第三の男」を再鑑賞してから「マンク」を見るんだろうな。

  • (ネットフリックスで見たんだけど。)

    フィンチャー監督、「ハウス・オブ・カード」とか「マインドハンター」とか「ソーシャル・ネットワーク」が好きだから「ゾディアック」も見なくちゃとずっと思っていてやっと見た。2時間37分と長いんだけど、まったく長さを感じなくてものすごくおもしろかった。
    連続殺人犯の捜査だけど、長年に渡る地道な捜査や調査ばかりで、証拠が足りなくて全然犯人を追い詰められなくて、派手なところがないんだけど、それがすごくおもしろい。謎を解こうとする人々の人生の話になっているのがよくて。みんな深みにはまっていくっていう。どうしても謎を解きたい、犯人を追い詰めたいってなるのはわかるけれど、それで自分の人生がダメになっては元も子もないと思うけれども。
    殺害場面はあるにしろ残酷な場面はほとんどなくて、でも全体に漂う雰囲気がサスペンスフルで、60~70年代の雰囲気ともあっていていい。あと、不気味なだけじゃなくて、日常的な、ユーモアある場面も多いところが好き。(「マインドハンター」もそういう感じですごく好きだった。シーズン3はないらしくて残念。)

  • 実在の未解決事件をモデルにしているので、全体的に地味でインパクトに弱い。そういう意味ではあまりデヴィッド・フィンチャーらしくないか。

    手がかりを発見しては行き詰まるという犯罪捜査の過程をじっくり描きこむ。もっとも、この映画で描きたかったのはゾディアックに取り憑かれて捜査に没頭する主人公(ジェイク・ギレンホール)の姿なんでしょう。

    あ、「グラン・トリノ」の禿の床屋がまた怪しい役をやってるぞ。

  • BS WOWOWプライム無料録画>2007年米。D.フィンチャー監督。
    今は懐かしきハルク(M.ラファロ)とアイアンマン(R・ダウニー・J)が共演wwしててちょっと驚き^^w
    J.ギレンホールってやっぱり技巧派やなぁ。。
    愉快犯の様なゾディアックの正体を突き止めたのに、物的証拠がことごとく×で結局捕まえられず。。犯人のしてやったり感が満載でモヤモヤ。スッキリしない後味だけが残る。。

  • 感想を書こうと思ったけど全く内容を覚えてない

  • 1960年代にカリフォルニア州サンフランシスコ近辺で発生した猟奇殺人を題材にした映画です。何の罪もない人々が理不尽に命を奪われ、鑑賞後もそのしこりが取れないという、あまりお勧め出来ない映画です。しかも2時間半近い時間なので半分意地で鑑賞しました。。。「見どころは?」って訊かれたら、「ん~~~~~、ロバート・ダウニーJr.さんが出演されているところ・・・」。弱いですね。。。

  • GYAOで視聴。
    真実ゆえのもどかしさは感じるが、映画としての面白さは増している。ジェイク・ギレンホールとマーク・ラファロの良さが滲み出ている。ERのグリーン先生でしか観たことなかったアンソニー・エドワーズもとてもいい味を出している。如何にもな犯人役には打って付けのジョン・キャロル・リンチもベストキャスト。

  • ネタバレ注意!
    結局、シリアルキラー(連続殺人)だったのか、一部のみゾディアックの犯行で後は捜査かく乱のための便乗行為だったのか?軍隊出身で暗号図書の貸し出し者を絞ったあたりでは解決に近づいた気がしたが、犯人は図書を盗んでいた・・サンタナをBGM で使っているのはナイス。

    ゾディアック事件(英: Zodiac Killer)は、アメリカ合衆国で発生した連続殺人事件。現在も継続捜査中の未解決事件である。「ゾディアック」とは英語で黄道帯を意味する語だが、犯人が声明文の中で「私はゾディアックだ(This is the Zodiac speaking.)」の一節を頻繁に用いたことでその名称として知られるようになった。
    1968年から1974年にかけて、カリフォルニア州サンフランシスコ市内で若いカップルを中心に少なくとも5名が殺害された。犯行後に警察やマスコミへ多量の犯行声明文を送りつけたことから、「劇場型犯罪」の一つとして有名である。アメリカでも特に有名な未解決殺人事件として知られ、現在に至るまで真犯人についての証言や主張が多く寄せられている。1986年、ロバート・グレイスミスが事件について独自の調査を行った『Zodiac』という本を出版した。彼はサンフランシスコ・クロニクル(犯行声明文が送られた新聞社の一つ)に風刺漫画家として在籍しているときに、事件に遭遇し、関心を持っていたためである。
    有力容疑者:
    アーサー・リー・アレン(Arthur Lee Allen)
    1990年代、ニューヨークでこの事件を模倣した連続殺人が発生した。結局、被疑者の逮捕にこそ至らなかったが、最有力候補に挙げられていた。IQ136を誇る。当人の死後、彼の犯行を裏付ける証拠品が見つかった為である。しかし、後に手紙についていた唾液のDNA鑑定によって無実と断定された。

    『ゾディアック』(Zodiac)は、2007年のアメリカ合衆国のスリラー映画。監督はデヴィッド・フィンチャー、主演はジェイク・ジレンホール。パラマウント映画およびワーナー・ブラザース共同製作。日本ではPG12指定。アメリカ合衆国で実際に起きた連続殺人事件(ゾディアック事件)を追う男たちを描いている。実際の事件に基づいていることもあって、サスペンスよりも人間ドラマに重点が置かれている。原作はロバート・グレイスミスによるノンフィクション小説『ゾディアック』(Zodiac、1986年)および『Zodiac Unmasked』である。カリフォルニア州サンフランシスコで、1960年代後半に実際に起きた連続殺人事件を題材にしている。
    この映画のタイトルは、本件殺人犯が地元新聞社「サンフランシスコ・クロニクル」や警察に送りつけた犯行声明文に書いた「Zodiac(ゾディアック)」という名前(偽名)に由来する。なお本事件は2021年現在に至っても解決していない。
    ストーリー:
    カリフォルニア州バレーホで若いアベックが拳銃で殺害される事件が発生。一ヶ月後、報道機関に「ゾディアック」と名乗る犯人から暗号付きの手紙が送りつけられた。警察は必死に犯人を追うが、“ゾディアック”はその後も殺人を重ねる。(ウィキペディア)

  • 丁寧に作られていて事件に振り回されるそれぞれの人生も面白くそつないんだが、見終わった後に残るものはあまりないなあ

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