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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111284273
感想・レビュー・書評
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元々江戸川乱歩のファンなので、乱歩の雰囲気を壊さず、更に映像化ならではの視覚的なグロテスクさ(彫刻群等)が表現されているのが大好きです。今時ならもっとカラーで血が飛び散ったり、残酷な表現も出来るだろうけれど、暗く淫らな感じは白黒でアングラな雰囲気が漂う当時の方があっていると思う。緑魔子がこういうの似合うのは知っていたけれど、船越英二がこんなに気持ち悪くてエキセントリックな役が上手い俳優さんだと知らなかった(不勉強でお年を召してからのイメージしかなかった)ので凄く惹きつけられた。
乱歩ファンじゃない人は暗く鬱々とした雰囲気を楽しむ映画だと思って観て欲しいです(差別がどうとか性がどうとかモラルを重んじる人は間違っても観ちゃダメですよ。嫌な気分になると思うので。)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ものすごく久しぶりに味わった増村保造監督の作品。そう多くを知っているわけではないが、今まで観た中でもこれはとんでもなく衝撃的。独特のエロティシズムはもちろん一級品なのだけれど、どんどんどんどんどこまでも落ちていく閉じられた世界観にたまらなく魅了される。主演俳優2人の怪演も素晴らしく、世界観を体現している美術も素晴らしい。そしてそして、最後に辿り着く答えの恐ろしさよ!鳥肌!!
江戸川乱歩の原作も読んでみなければ。 -
原作は読んだか読んでいないか忘れましたけれども、とりま! 乱歩の作品は確か新潮文庫から出ている傑作集? みたいなやつだけは読みましたよ!
ヽ(・ω・)/ズコー
あの中に収録されていたかどうかは定かではないのですけれども、この映画はとにかく衝撃でした…完全なるフィクションなんですけれども、どことなく現実に通じているっぽいところが恐怖であり、そうした読者に恐怖感を与えるフィクションをでっち上げられるのもまた、乱歩さんの才能というものなんでしょう、きっと…
ヽ(・ω・)/ズコー
これも主演の女優さんが綺麗でした…船越英二さん演ずるメクラの男はとにもかくにも童貞くさくて素敵でした…(笑) てか、実際のメクラの男性みたいに見えてその演技力にほだされた僕は彼に身体を許したかもしれません…あの時代に生きていれば…って何書いているのか分からなくなってきましたけれども、あんまり期待していなかった映画が意外と面白かったりすると幸せな気持ちになれますね!
そういったことを言いたかったんでしょう、僕は…おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー -
「」
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時代は感じさせるけど、
雰囲気があって良かった。
アーティスティックな感じが苦手な人には
全然おすすめ出来ないけど。 -
飛ばし飛ばし観ました。エログロ。人間の狂気。怖かった~…。。でもDVDの表紙もタイトルロゴもかっこいい。
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嗚呼、この雰囲気、好き。緑魔子ほどの小悪魔を見たことがないwエログロ。
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増村監督が大好きな教授が上映。
100人以上でみて、みんなでトラウマになった作品ですw
明智小五郎のいない世界は非常に残酷で面白かったです。
緑魔子さんが素敵です。 -
一度観たら忘れられない
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盲人の男が言う『触れる芸術』。
目で楽しむ芸術はいくらでもあるが、手で触って楽しむ芸術がない!
盲人の男はその芸術を追求したいから、女を拉致。
はじめは嫌がっていた女も次第に男に惹かれていつしか自分も目が見えなくなり、さらなる快楽を追求していく・・・・究極のSM。
とても面白かった!!
でも恐ろしい・・・・ -
船越英二が出演しているというだけで、ろくに内容も確かめず観始めてしまったのでかなりショックを受けた作品。ちょっと具合悪くなった。
盲目の彫刻家と若いモデル、年老いた母の愛憎劇。舞台は彫刻家の薄暗いアトリエ。
真っ黒な質量をもった闇の中で、快楽の、そして肉体の限界を求める男女。究極のマゾヒズム。
じめじめとした小さな世界の空気にむせ返りそうになります。
痛いの嫌いな人にはおすすめできません。自分は痛いの嫌いなので最後らへんは正直、直視できませんでした。指の隙間から見てた。 -
ずいぶん以前に見ました。ものすごい舞台美術で、むき出しの人間模様(〜3人だけど)白黒ですが強烈ですかなり。性的なトコは正直理解できなかったですが、あんな異様な場所に閉じ込められたら、正常でいるのも難しい気がしました。……追記ですが、カラーですたぶん。なんで白黒だと思ってたんだろ!?
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強烈。3人しか出てこない映画。3人とも演技が強烈でぐいぐい引き込まれる。盲目の彫刻家を演じる船越英二の演技が特にすごい。
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