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- / ISBN・EAN: 4988105054813
感想・レビュー・書評
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淡々と進むストーリーにここまで感情を揺さぶられるとは良い意味で予想を裏切られた。逃れられない運命を受け入れるべく、自分に正直に向き合い、メソメソと惨めに死なない為に精一杯のリストを作り、それをたった一人で遂行していくアンの強さに感動。
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突然余命二ヶ月と宣告された若い女性が死ぬまでにしたい10のことを決めて実行していく話。
娘や夫の幸せを願ってのことを実行しつつも、夫以外の人とつきあうという願いも実行していくのは共感できないという人も多いみたいだけど、人間の弱さ、身勝手さが自然に出てて、自分は好きだ。
10個の願いの中には「髪型を変える」なんての軽めのから「夫の再婚相手をみつける」なんて無茶なことまであるのもおもしろい。髪型変えるのもすぐできないところがまたいい。なんだかんだで二ヶ月でほとんどのことを実行しちゃうのもすごい。
主人公の女性は今まで何にも深く考えず生きてきたけど、宣告を機に人生を深く考えるようになる。誰にも病気のことを言わないから、周りは何も変わってないはず。でも何故か不思議と皆、主人公と真剣に関わっていき、変わっていく。そこがこの話の肝なのかもしれないと思った。
周りの人が皆最後に魅力的に見えてくる。個人的には死を宣告するお医者さんの駄目さかげんが好き。
ただ命の重要さを訴えるのとはちょっと違う映画。でもきっと心に残るものはある。 -
英語が聞き取りやすい。私と同じ年で子供育てて、死の宣告されて。。。。。それでもみんなには内緒にして過ごして、すごいなあ。
何となく日本との考え方の違いを感じた。
明るい感じに仕上げられた映画だからかもしれないけど、死ぬまでに他の男と恋愛する、とかいわゆる浮気?をしてたりとか。でも何故か主人公を応援したくなる! -
この映画は死という、避けられず、いつくるかもわからず、誰も解明したことのないものをあなたに突きつける。
死の宣告ものというと、お涙頂戴の映画というイメージかあったが違った。アメリカ映画だと思って見始めたので、陰鬱とした感じにあっけを取られた。カナダ、スペイン合作の映画で重い映画と思う。
内容は死の宣告を受けた女性が10のリストを地道に、決してテンションは高くなく、地道に完成させて、周りの人に希望を与えた上で、病のことは周りの人に知らせずに彼女は死ぬ。
実際にこの映画の登場人物の中で生きているのは、死を知っている彼女自身と、告知した担当医だけだったろう。
日々の生活に追われ、自分の問題ばかりにとらわれる人々が映し出されるが、そんな彼ら彼女らは、生きながらに死んでいるように描かれていた。いや、死んではいないが、ただの人だろう。
ぼくもそのただの人一人とならないようにしたい。 -
面白かったけど期待してたほどしゃなかったかな
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カナダ、バンクーバーなどを舞台とした作品です。
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この映画は“My Life Without Me”なのである。
死と直面した彼女が見ていたのは、
「死ぬまで」の自分なのか、
死後の「自分の居ない」世界なのか。
どちらに捉えるかは人それぞれなのだろうが、
やはり私は後者だと思うのだ。
終わりを受け止めて、それに向かって進むことを
「前向き」と表現するのは
矛盾しているかもしれないけれど、
彼女の揺るがない姿勢には、その言葉以外、
ちょっと思いつかない。
1人の女性の生き死にを丁寧に描いたこの作品。
今まで私が観た中で、一番色っぽい映画かもしれません。 -
母であり、妻であり、女であるんだなーと感じた。
自分だったら何をするだろう、って思った。
死ぬことをずっと心に秘めておく事が良いのか悪いのか… -
母親が家族を思う気持ちってすごく強いものなんだなぁ。ラストが切なすぎます。主人公の服装が可愛い。
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2009.3
3回目。
やっとDVD購入。
何気ない日常の風景に涙腺がやられっぱなし。
守るべきものが増えていくほどに、この映画の重みが増す。
だから、その都度観ることになるだろう。 -
死ぬまでにしたいことに不倫があったので少々引きました。