アパートの鍵貸します [DVD]

監督 : ビリー・ワイルダー 
出演 : ジャック・レモン 
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988142588524

感想・レビュー・書評

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  • ご存知ワイルダーの大傑作「アパートメント」。10回以上観ているが、数十年ぶりに鑑賞。本作を観ると条件反射でキャプラの「素晴らしき哉人生」、フォードの「わが谷は緑なりき」「怒りの葡萄」を思い出す。昔々小学生だった私を映画好きにしてくれた名作たちだが、家庭用ビデオも普及しておらず、田舎で映画館もない環境で映画を楽しむことは非常に困難な時代、テレビでの映画放映が唯一といっていい機会。その数少ない機会でもノーカット字幕版はほぼ皆無で、その数少ない機会を提供してくれたのが今のEテレ、昔のNHK教育テレビ。月に1回程度、これらの不朽の名作を奇跡的に放映していた。小学生で何の知識もないなか、今は亡き父の解説付きで貪るように堪能したこれらの映画たちは、私の精神世界を形成する一部となると同時に、父との楽しい記憶として今も残っている。
    小学生がみて面白いと感じるか微妙な作品だが、父の作品解説・時代背景解説が余程的確だったためか、今でも非常に記憶に残っている1本。ストーリの面白さ、会話の洒脱さ、サラリーマン・不倫の悲哀等、大人の社会を十二分に感じさせてくれる。ジャック・レモンは言わずもがな、シャーリー・マクレーンの一世一代の名演技が光る。モンローはじめワイルダー映画は美女揃いだが、シャーリー・マクレーンは異質で決して美人ではないが、ショートカットでキュートなエレベーターガール役は出色で、特に上司との不倫で涙するシーンは真に迫っている。何度見ても色褪せない名作。

  • アパートの鍵貸します見た。アメリカ女性、自由。でもみんながキュートな話でした。うまくやれ!おめーだおめー!オチがたいそううぶで、なんだかこっちが恥ずかしくなっちゃったじゃないすか。

  • 昔好きだった人に勧められてた映画。
    すごく古いのに、色あせない恋愛の形がそこにあるような気がします。

  • 祖父母がジャック・レモン好きだと聞いて、私も好きになった

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著者プロフィール

ビリー・ワイルダー
1906-2002。アメリカの映画監督、脚本家、プロデューサー。42年、『少佐と少女』でハリウッドの映画監督としてデビュー。45年の『失われた週末』で、第18回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4冠を獲得。同作品は第一回カンヌ国際映画祭グランプリも受賞。60年、『アパートの鍵貸します』で、第33回アカデミー賞の作品賞、監督賞、脚本賞を受賞。その他に『深夜の告白』『サンセット大通り』『お熱いのがお好き』等、映画史に輝く作品をを多数執筆・監督した。

「2024年 『アパートの鍵貸します』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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