a white album(初回盤)

アーティスト : akiko  The Ska Flames 
  • UNIVERSAL CLASSICS(P)(M) (2007年11月6日発売)
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・音楽
  • / ISBN・EAN: 4988005496188

感想・レビュー・書評

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  • ――冬は嫌い
    ずっと そう思っていた

    ――今でも そう思う
    寒くて 残酷で 美しいのに 儚くて

    肉体と 精神が 研磨されていくような
    削り取られていくような 気がする
    なくなっていってしまうような 気がして

    ずっと心に残っていたような気がする。
    ろうそくの火みたいに、冬が近づいて、急に思い出して、暖が欲しくなるように

    ――そうだ、akikoのあのアルバムを聴こう、てなって

    懐かしくて、嬉しくて
    なんだか、家に帰ってきたみたいで。
    寒い日に、聞きたくなる。心を、温めたい時に。
    温かなコーヒーを、飲みながら。


    ――冬

    自然は厳しくても 人の心模様って きっと こんな感じなんだ
    冬は寒いのに こんなにも曲はあったかいんだ て思った
    雪のように柔らかくて その無音の世界と 家の中の暖炉と。

    どうしてこんな寒いのに人々は浮足立つのだろうと、不思議に思っていた

    そうだった。クリスマス。
    冬は祝福の季節であり、福音なんだって思った。
    今年を生き延びた 生命への讃歌
    冬の厳しさの中で 温かな春を待ちわびる

    冬の風、冬の陽、冬の空、すべてが気まぐれみたいで、
    山の気候が、地上に降りてきたみたいで、
    本当に、jazzみたいだって、腑に落ちる。変拍子みたいに変わる天候。

    冬はjazz

  • 軽快なリズムと艶のあるヴォーカルで綴る
    クリスマスソング集。
    プロデュースは、元Pizzicatoの小西さん
    ヴォーカルは幅広いジャンルを愛して歌うakiko。
    楽しいクリスマスのテッパンです。

著者プロフィール

2001年、名門ジャズ・レーベル、ヴァーヴ・レコードより初の日本人女性シンガーとして契約。同年6月、アルバム『ガール・トーク』でデビュー。台湾、韓国、ノルウェー、ポーランドなど世界各国のジャズ・フェスティバルにも多数出演。
これまでに「ジャズ・ディスク大賞」や「Billboard Japan Music Award」を始め、数々のミュージックアワードを受賞。
また2003年にはエスティー・ローダーより日本人女性に送られる美の賞「ディファイニング・ビューティー・アワード」を授与される。また、ソングライティングやアレンジ、ジャケットのアートディレクションに至るまで、セルフ・プロデュースもこなし、コンピレーションCDの選曲や他アーティストのプロデュースなども手がける。
アパレル・ブランドとのコラボレーションで帽子やワンピースなどのアイテムを展開するなどファション方面でも活躍。
定期的に声を使ったボイス・ワークショップや、子供のためのジャズワークショップも開催している。
更に英国アーユルヴェーダカレッジ日本付属校認定アーユルヴェーダ・ライフスタイリスト、日本ナチュラルヒーリングセンター認定アーユルヴェーダ・ホームケアドクター及びライフコンサルタントの資格を取得し、不定期でアーユルヴェーダのワークショップやスリランカでのリトリートツアーなども開催している。
音楽性やファッション性のみならず、そのライフ・スタイルにも多くの支持が集まる。

「2018年 『ジャズを詠む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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