選挙 [DVD]

監督 : 想田和弘 
  • 紀伊國屋書店
3.58
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感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215036269

感想・レビュー・書評

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  • すっげー退屈。

    自民党に担がれた無能で無知な候補の選挙を追いかけるだけの作品なのだが、日本人にとって見慣れ過ぎた風景が何の意味もなく通り過ぎていくようにしか見えない。

    特に常識を超える裏話もそこにはない。

    ただし、こういった選挙の記録映像が世にないとすれば、記録すること自体に価値があるし、外国人には新鮮に写るかもしれない。

    …つまりは、日本人が見てもつまらないだけだから見ない方が良いってこと。

  • 日本独自の「ドブ板選挙」の実態は、本作主人公・山内さんの著書『自民党で選挙と議員をやりました』で知ってはいたが、改めて観ても、選挙運動って各地で名前を叫ぶ以外やってないんだなというのが良く分かる。
    あとは山内家の夫婦模様が面白い。奥さん大変。奥さんがキレてるのを山内さんが何とか抑えようとするくだりが最高。

  • 公開当時にロックシティ大垣でみた。このころ想田和弘の名前はあまり知られていなかった。

  • ラジオで「選挙2」を紹介されていて、面白そうと思ったので。
    これが観察映画かッ。
    わざとらしいナレーションや雰囲気盛り上げる音楽など一切無し。
    オモチロイ。

  • そうなんだ、選挙ってそうなんだ。
    約5年前のものになりますので今と違うところもあるでしょうが、今もそんな変わってないような気がします。
    これが日本。日本の流れてきた歪みの歴史による、選挙。

  • (2007年作品)

  •  小泉政権時の川崎市の市議の補欠選に突然出ることになった自民党候補に密着したドキュメンタリー。
     
     日常の風景のはずなのに、そこにあるのは非日常の選挙の世界。何も知らずに選挙に出ることになった山内和彦こと山さんが党の人々から選挙を学んでいくのだが、それがとにかくひどい。政策より名前を連呼しろと言われたり、色んな行事に出むいたり、他の人の講演会に支援を頼みに行ったり。。。 よく言われるドブ板とか地盤というのはこういうのを言うのか。なぜ自民党が選挙に強いのかがよく分かる。
     この映画は日本の選挙の悪しき記録として価値ある映画である。

     続編の「選挙2」では、せっかく当選したのに1年くらいで嫌気が指して自民党を離れた山さんが、今度は完全な独立候補として大震災直後の川崎市議選に怒りの出馬をするのだ。
     2を見るとこの「選挙」は「選挙2」への大きな前フリだったのではないかと思う。それくらい「選挙2」が面白すぎるのだ。
     「選挙2」を見る為にも「選挙」を見ておこう。

  • 観察映画第一弾らしいです。「選挙2」劇場公開を機に観ました。

    「山さん」の人の好さが滲み出ています。

    まあ、政策のことを言わなくても、政党を選ぶ選挙だと思えば、なくはないのではないでしょうか、まあ。

    自分にとって常識でも、それは、人にとっては常識でもなんでもないってこと、沢山ありますよね。

  • 非常に滑稽な日本の選挙が、海外で受けるのはよくわかる話。
    滑稽だなあ。でも、、、と思ってしまうのが日本人でしょうが、これはまあ滑稽でしょう。

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著者プロフィール

1970年、栃木県生まれ。映画監督。東京大学文学部宗教学科卒。ニューヨークのスクール・オブ・ビジュアル・アーツ卒。台本やナレーション、BGM等のない、自ら「観察映画」と呼ぶドキュメンタリーの方法を提唱・実践。監督作品に『選挙』『精神』『peace』『演劇1』『演劇2』『牡蠣工場』『港町』『The Big House』『精神0』等があり、海外映画祭等での受賞多数。

「2022年 『撤退論 歴史のパラダイム転換にむけて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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