サーティーン あの頃欲しかった愛のこと [DVD]

監督 : キャサリン・ハードウィック 

出演 : ホリー・ハンター 

• 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

感想・レビュー・書評

[touxiaさんの感想 · 2017年11月16日]

朱に交われば、赤くなる　という言葉を思い出す。
１３歳の少女にとって、どんな人に憧れるかが
重要なのだ。トレーシーは、13歳。母と兄と暮らし、
父とは、別に暮らしている。学校の成績は優秀だが、
外見が、ちょっと、幼くて、野暮ったい。
クラスメイトのイーヴィが、まわりからも人気で、
輝いているようにみえた。トレイシーは、イーヴィのように、
なりたいと思って、ついていく。
トレイシーは、どんどんと変身していく。
イーヴィの家庭は、複雑で、トレイシーの家に住み着くことになる。
派手なファッション、お酒、セックス、ドラッグに
染まっていく。舌ピアス、ヘソピアス。
控えめだだった、トレイシーが輝いていく。
一方で、リストカットの自虐的行為もする。
トレイシーは、自分のしたいことをしたい　と思い
メラニー/母親の「抑制的行為」に、反抗する。
母親に、男友達がいる。それに、口汚くののしる。
成績も急降下。自分が、何をしたらいいのか、よくわからない。
そして、イーヴィは、突然　トレイシーを無視する。
まわりから　不良と言われ、傷ついていく。
ドラッグをすすめたのは、トレイシーだとイーヴィは
良い子ぶる。そして、トレーシーは。
そんなトレーシーは、母親が、しっかりと抱きしめる。
何を基準にするのか？それが、わからないことで、
青春が　大きな変化をもたらす。

[8888さんの感想 · 2012年5月25日]

いけている同性の仲間になりたい、粋がりたい、親に対して訳もわからず気が障る　知らない事を知った気になりたい　危ない事をしてみたい。
思春期の痛々しさをよく表現してると思う。
ドラッグがばれるエンドで無くとも、イーヴィとはだんだん疎遠になっていき何事も無かったかのように他人となってしまう　幻のようだったイーヴィとの日々。でも二人とも、それなりに生きてく。そんな終わり方でもいいと思う。
終盤、イーヴィがドラッグの責任を主人公に押し付けてから早い展開で終わってしまった。イーヴィ＝嫌な奴という印象が残ってしまう。
・イーヴィと母親は孤独な幼少時代を送ったようだが、主人公は孤独でなかった、少なくとも心優しい母親がいた。二人が心を通わせている時にやっぱり「仲間」になれない自分をやりきれなく感じたように見える場面
・3Ｐしようとしたときに断られて、逆ギレするイーヴィの心情はよくわからなかった。途中までノってきたくせに突然いい人ぶりやがって！といった感じだろうか
・ラストで主人公が回りながら叫ぶ場面。やりきれなさ、ぐるぐるとかき回される人間関係。叫ばずにはいられないような毎日。あの叫びを聞いた時に鳥肌がたった。
汚い事やってるわりに心は純粋なんだと思う。あの年頃は

[MaaaYPppさんの感想 · 2010年12月4日]

13歳ってこんなに凄いの!?と思いました。
思春期って年頃って････難しいって思いました。

[mickey0422さんの感想 · 2009年3月12日]

13歳でこれか…向こうはこえー！

でも確かにイーヴィは色っぽいしかッこいい。
万引きとか薬とかちっともひかれないですけど。
最後いい子演技する結末。女は卑怯だな。笑

主題歌がケイティ・ローズなのもリアル感増しますね。

後でヴァネッサ・ハジェンズが友人役で出てた事知りました〜。
知ってから見たかったな。
ちなみに主人公の吹き替えは柚木涼香さん。声かわいい…。

[AORIさんの感想 · 2008年10月29日]

すき。
なんだろ、根っからの
ｱﾒﾘｶﾝな気質なのかな。

なんか、かっこいいんだな、
くすんでるかっこよさ、
ぶれてるかっこよさ、
でも芯は驚くべき透き通ってたり

やっぱ自分、伝え方下手だな〜

[meow*さんの感想 · 2008年6月29日]

13歳が書いた映画。もろくて痛々しい13歳。
最近の中学生って身体だけ大人で怖い。
主演のエヴァンレイチェルウッドの13歳の熱演はすごかった。