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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988111284969
感想・レビュー・書評
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冒頭で笑みがこぼれる。悲しいときはこの映画のテーマソング(つたないとこが良い)を聴くとほっとする。レニー・ゼルウィガーの演技に唸る。DVDは英語字幕がでないのが残念。
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ピーター・ラビットの作者、ビアトリクス・ポター。
小さい頃から絵が好きでお話を作って弟に聞かせていたビアトリクス。
19世紀末の良家の娘には結婚以外の道がないところ、32にもなってしまっていたが…
絵本の出版が決まり、担当者との間に愛も生まれる。
商人との結婚なんてとんでもないと、両親は大反対、冷却期間をおくため湖水地方の別荘にいる間に、彼は…
ヒロインの感じが出ていて、人生は哀しいが、才能を生かして力強く生きていく。
彼女が守ろうとしたイギリスの田園が広々として実に美しい。
うさぎがホントにはねているのも楽しい。 -
これを観たのはギンレイで、2本立てのうちの一本でした。
エディット・ピアフの映画目当てだったので正直全く期待していませんでした。
ピーターラビットの作者である、ミス・ポター。
保守的なイギリスの上流家庭で育った彼女。
大好きな絵を描くことで人生を切り開いていきます。
女のしあわせはこういうもの。
人のしあわせはこういうもの。
自分にフィットしない しあわせを押し着せられることを拒否し
自分の思いを貫く生き方の大変さは、当時も今も、実はあまり変わらないのかもしれません。
背中を押される台詞がたくさんで
なみだがぽろぽろ止まらないのでした。
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衣装や調度品が半端なくて、ワンシーンワンシーン止めてじっくり観たいくらい。もちろんビアトリクス・ポターの生き様にも感銘を受けました。とても良い作品でした。
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星4つが続いてしまいましたが、これはかなり5に近い4! 最後に少ししか出てこないのですが、湖畔の風景の何と美しいことか。編集者ノーマンのロールキャベツっぷりに戦慄しつつ、中盤の展開には驚き……。史実なんですね。
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良すぎて良すぎてすごく良かった。前から気になってたけど、いま観るのが一番いいタイミングだったと思う。嬉しさとか悲しさとか、何だかすごく気持ちが伝わってきてびっくりしました。湖水地方の映像も本当に綺麗。本当にいい映画。
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偶然、湖水地方に旅行にいったときにこれが上映されていたので、小さな(50席あるかないかくらい)映画館で鑑賞。
史実に基づいていはいるものの、色々とエンターテイメントのために変えているところも多いらしく、手放しで褒めることの出来ない映画です。
ビアトリクス・ポターというひとは、幼い頃から何不自由なく過ごし、学校には行かずナースとガヴァネスに教育され、他の子供とは接点があまりなく、才色兼備であるにも関わらず、ヴィクトリア朝の社会の仕組みによって職を与えてもらうことは叶わなかったひとで、この映画のような、「ちょっと夢見がちなお嬢さん」ではないと思います。環境保護にも興味を示し、「この風景をこのままにしておきたいから」というだけで土地を買うようなひとなので、物語を書くのが趣味なだけの女の子、というイメージとも違うような。
とはいっても、湖水地方の澄んだ美しさはおさめられていて、映画のロケ地は湖水地方のみではありませんが、この風景を守りたいと思う気持ちは同感できるものが。
もう少し、つっこんだ内容の映画だったら良かったのに、と思わざるをえません。
そういえば、レニー・ゼルウィガーはブリジット・ジョーンズに次ぐイギリス人役で、イギリス人がちょっと怒っていたっけ。「イギリスにはイギリス人がたくさんいるのに、どうしてアメリカ人にイギリス人をやらせるんだ」と。「どうして関西弁が喋れるやつに関西人の役をやらせないんだ」に似ていると思います。論旨が。 -
美しいイギリスの景色にかわいいキャラクターと良いお話で
とてもおもしろかったです。
【熊本学園大学:P.N. POTTER】
請求記号:778/ミ
資料ID:00913761 -
愛らしい!いつの頃からかレニー・ゼルヴィガーが可愛らしいと思い始めていたんですよね~とは言っても「母の眠り」と
「ミス・ポター」
の2作なんですけどね。これは誰もが知ってるピーターラビットの作者のビアトリクス・ポターの人生を描いている作品です。1時間40分で人の半生は短すぎでしょ~愛憎劇なのかラブストーリーなのかわからないこの作品を愛くるしい笑顔で必死に持たせている。公開予定をごり押ししてアカデミー賞に間に合わせる為に早めたようですが、じっくりとためて仕上げた方がよかったのでは……
レニーらしさが出たいい作品だと思います♪ -
湖水地方、イギリスなどを舞台とした作品です。
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レニー・ゼルウィガーの大ファン!
とっても爽やかで後味の良い、素敵な映画でした。
久々に満足のいく良質の映画をみたな~という感じです。
ミス・ポターは、絵の才能、物語を作り出す才能に溢れていて、素敵でした。 -
すごいあったかくて切ない映画。
ユアンとレニー・ゼルウィガーがほんとにほんとに可愛い!
あんな二人って素敵だなー♪
ピーターラビットの作者の半生の話なんだけど
ほぼ恋愛映画でした。 -
今日はジョグをやめて(暑い!)映画鑑賞しました
レニー・ゼルウィガーの好演が光る良いサクヒンでした
ミス・ポターは資産家の娘なので
ピーター・ラビットの舞台
湖水地方はロンドンから夏の避暑地として
ジカンを過ごした場所でした
辛い婚約者=編集者の死を乗り越えるために
湖水地方に単身引っ越す
そのとき湖水地方は
観光開発業者に土地を買いたたかれて行く一方で
湖水地方での幼なじみ
農場育ちの弁護士と
競売に勝ちながら美しい土地を守る
印税を清く正しく使って生きた女性でもありました
ターシャ・テューダーと生きる姿がダブって見えました -
主人公を応援するような気分で観た。
自分の気持ちに正直に選択する事が大切なんだろうな。
時々映る、素晴らしい景色も良かった。 -
今まで観てきたレニー・ゼルウィガー出演作品ではいちばんすきかも(^ω^)
しかし彼女はなかなか結婚したり出来ない役が多いよね、なんだろうね・・・そういう役で定着してる感じがあるんだけども(・ω・; )( ;・ω・)
ワタシも小さい頃にピーター・ラビットの本は3冊くらい持ってたし楽しかったな(^ω^)ウォーンはかわいそうだったけど(´;ω;`)
ていうかミリーちょうイイ人だし(´;ω;`)すてき(´;ω;`)
割と短い映画だと思うのだけど、絵本のなかの動物たちがちょこちょこ動いたりするのも可愛い(^ω^)
最後がちょっと駆け足ではあるけどねん(^ω^) -
ノーマ~~ン!!!(ToT)
とにかく、ミス・ポターと編集者ノーマンの恋が素敵で素敵で・・・・。うぉーん。
一回見るだけより、何度も見たほうが味わい深い映画だと思いました。
90分って短いし(笑)
ピーター・ラビットをはじめたとした、ミス・ポターの可愛い絵が本当にいい!絵の中で大人しくしていられないミス・ポターのお友達たち、キュートすぎる。
でもやっぱり、一番キュートなのはユアンかも・・・(笑)
ユアンの歌声が聴けるとは思ってたなかったので、すごく嬉しかったです。あのシーン、本当に素敵。二度目に見たときは、二人があんまりに幸せそうでそれだけで涙だくだくでした。
レニーとユアンのタッグはいいなぁ。またつくってほしい。
恋愛の話についてばかり書いちゃったけど、全体的にすごくよかったです。階級の話や、当時の女性のあり方の話や、固定概念の話などなど。。
何度も観たい映画です。
でも、とにかく切なくなっちゃうから、何度もは観れないかも・・・・(^^;
最後のエンディング・ナンバーが、本っ当にすてきでした。
思い出すだけでうるっときちゃうくらい、個人的にはたまらなかった・・・。
あーでも、ほんとに、しあわせになってほしかったなぁ~。。 -
(鑑賞日:2007年9月16日)
PotterというとHarry Potterを連想しますが、ミス・ポターは、Helen Beatrix Potter(ヘレン・ビアトリクス・ポター)のことで、ピーター・ラビットのお話を書いたイギリスの女性です。1866年7月28日に生まれ、1943年12月22日に亡くなっています。
動物を描くことが大好きで、お話を作るのが大好きな女性が、次々と持ち込まれる見合い話を断って、絵本を出版して、自立して生きてゆこうとしています。
絵本を出版してくれる出版社を探して次から次と断られた末、ついに、出版してもいいという返事をもらいます。兄弟で経営しているウォーン社で自宅で母親の相手をして暮らしている三男(ノーマン・ウォーン)が、自分も働きたいといっているので、ノーマン用の仕事として引き受けてくれたのです。
ポターは、カラーにすると高くなるから白黒でいいというのに、ノーマンはカラーにして、小型にしようというのです。印刷所に出向いて、色の加減を指定したりして、楽しい日々を送ります。1902年のことです。
ウォーン社の経営者兄弟は、あまり売れないだろうと思っていたのですが、どんどん売れてしまいます。
ポターは、ピーター・ラビットが出版されて、ノーマンと会うことがなくなると寂しそうでしたが、他の話はないの?とノーマンに言われ、他の話も作り、続くことになりました。
ノーマンの母がポターに会いたがっているというので、会いに行きます。ノーマンの姉(ミリー)もおり、ポターと同様独身主義者で、いい友達になります。
結婚は、女性には不利なことが多いというのがその理由です。
ポターの家のクリスマスパーティにノーマンとミリーを招待しようとしますが、ポターの母親は、反対します。商人は、だめだというのです。貴族と商人は身分が違うのだそうです。イギリスは、身分制社会なのです。
父親は、ポターの絵本の評判を知っており、自分自身絵を描くことが好きでした。絵を描き続けることは、親の反対で断念し、法廷弁護士で暮らしています。
父親は、出版で娘が世話になっているので、招待を了承します。
ポターは、クリスマスパーティの日、ノーマンからプロポーズされます。ポターは、ミリーの了承を得た上(ミリーと独身で通すことを誓い合っていたので)で、プロポーズにイエスの返事をします。
ポターの母親は、結婚に反対です。身分が違うからです。
父親は、冷却期間を置いて、心変わりをしなければ、結婚しても良いと妥協案を出します。ポター一家は、湖水地方に避暑に出かけます。
その間に、ノーマンは風邪をこじらせて、死亡してしまいます。
ポターは、自宅に自室に籠もり悲しみの日々を送った後、湖水地方で、避暑の際ヒルトップ農場が、売りに出されていたのを思い出し、たまった印税で買い取り、引っ越して暮らすことにします。
周りの農場も、開発業者に買い取られようとしているのを知り、競売に参加し、買い取ります。ポターは、ヒルトップ農場の元の持ち主で弁護士をしているウィリアム・ヒーリスと結婚し、その後も絵本を書きながら過ごしたようです。
買い取った湖水地方の土地4000エーカーをナショナル・トラストに寄付し、自分の好きだった風景を後世に残しました。
随所にCGが使われ、絵本の主人公たちが動き回り、楽しませてくれます。
笑いあり、涙ありであっという間に90分が過ぎてしまいました。
ノーマンがプロポーズのときに歌い、映画の最後に流れた曲When You Taught Me How To Danceをもう一度聞きたいと思います。
ミス・ポター
原題:MISS POTTER
監督:クリス・ヌーナン
脚本:リチャード・マルトビー・Jr
音楽:ナイジェル・ウェストレイク
出演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン、ビル・パターソン、バーバラ・フリン、マッティエロック・ギブス、ロイド・オーウェン、アントン・レッサー、デヴィッド・バンバー、他
2006年 イギリス/アメリカ映画
上映時間:93分
配給:角川映画
2007年9月15日公開
上映館:渋東シネタワー
(2007年9月17日・記) -
ピーターラビットなどで有名な作家ビアトリクス・ポターの伝記。
子供に夢を与える児童書の作家であるミス・ポター。
彼女自身も夢に満ちているように感じた。
こんな彼女であるから世界中の子供たちに受け入れられたのではないだろうか。
老若男女問わず観ていて自然と笑顔があふれる映画だと思うので
家族や恋人などと一緒に観るのに最適な映画の一つだろう。 -
自分の好きなことを貫き通すのは難しい。ミス・ポターはその過程で良い友人たちと出会うことが出来た。もちろん良いことばかりではなかったけど、最後まで自分の大切なことを守り続けたんだと思う。
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