サイドカーに犬 [DVD]

監督 : 根岸吉太郎 
出演 : 竹内結子  古田新太  松本花奈  谷山毅  ミムラ 
  • ポニーキャニオン (2007年12月21日発売)
3.29
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レビュー : 103
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013439443

感想・レビュー・書評

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  • 2007年公開。

    80年代のある夏休み。
    逃げた母親の代わりにやってきた
    父親の若い愛人と
    10歳の女の子、薫とのひと夏の交流。

    原作は芥川賞作家・長嶋有のデビュー作
    「猛スピードで母は」に収録の短編。



    いやぁ〜
    大好きな映画です。

    愛人というと
    単純に暗いとか日陰の女というイメージを想像するだろうけど、
    この物語の愛人
    ヨーコさんはその逆。

    ドロップハンドルの自転車を駆り、
    タバコをふかし、
    サバサバしておおらかで開けっ広げ、
    常識に縛られずに
    生きたいように生きるオットコ前な女性として、
    薫という子供目線から描かれています。


    何かと厳しい実の母親とは違い、
    時に友達のように
    時にお姉さんのように
    同じ目線で接してくれる良き理解者に、

    最初は戸惑っていた女の子の心も
    次第に解きほぐされていきます。


    憧れの「麦チョコ」の大盛り。

    夜の闇の中、
    山口百恵の家探し。

    初めて飲んだコカ・コーラの味。

    胸躍る流行りの音楽。

    友情という
    目には見えない絆。


    それはヨーコさんが教えてくれた
    沢山の新しい世界。


    実の親子ではない微妙な関係は
    いつか終わりの来る関係。

    だからこその儚さ、
    キラキラとした
    二人だけの夏の時間が
    なんとも胸に沁みます。


    キャストでは
    どちらかというと清楚な役が多かった竹内結子が、
    愛人という難しい役柄を、
    一皮向けた
    素晴らしい演技で泣かせてくれます!
    (淋しさややりきれなさが溢れだしたかのように泣き崩れるシーンは必見!)

    そしてこれまた
    難しい役柄を自然に演じてみせた
    薫役の子役、松本花奈も素晴らしい。


    「ノーパン喫茶」
    「パックマン」
    「250mlの缶コーラ」など、
    80年代の懐かしい街並みや世相、
    当時の遊びも完全再現していて、
    ノスタルジックな気分にも浸れます。


    劇中に流れるRCサクセションや
    YUIが歌うエンディングテーマもピッタリで、
    希望あるラストは
    あったかい余韻に包まれます。

    • 円軌道の外さん

      わぁ〜、torachanさん、
      わざわざ借りて見てくれたんですね(泣)


      ありがとうございます!

      紹介した甲斐がありま...

      わぁ〜、torachanさん、
      わざわざ借りて見てくれたんですね(泣)


      ありがとうございます!

      紹介した甲斐がありましたo(^-^)o


      そうなんです!
      そのセリフ、
      心にグッときましたよね(≧∇≦)

      愛人という立場の
      ヨーコさんが言うからこそ
      心に染みるし、

      普段は悲しみを顔に出さない
      ヨーコさんのキャラだからこそ、
      余計印象に残ってます(T_T)


      あははは(笑)
      確かに!

      突っ込み所が違いますね(笑)

      自分は80年代の世相を再現してたところが
      かなり懐かしかったし、
      清志郎の歌に涙でしたよ(≧∇≦)

      あと子役の子が
      大きくなった姿を見たいので
      そちらも今から楽しみにしてます♪

      2012/05/16
  • 竹内結子がやってた役のよーな女の人はかっこいい。
    自由でサバサバしてて気まま。
    んでたばこ吸ってたりして、そんなだけど好きな人と一緒にいたかったりして、泣いっちゃたりして。
    なんか生きてるなーって感じがする人だった。

    「自転車に乗れるようになると、世界が変わるよ」
    って言葉が印象的。
    なんか子供の時に言われたなー

    あと最後らへんに自分のことをうまく主張できない子供が、どーしようもなく悲しくてなんか悔しくて、
    それを父親に言いたいんだけどなにも言葉が出てこなくて、噛み付くように体当たりして吠えることしかできなかったっていうシーンがあったんだけど、すごいせつなかった。
    言葉に出してないんだけど、すごい言いたいことが伝わってきた。
    こんな伝え方ってか見せ方っていうかうまいと思った。

  • YUIの主題歌が良すぎる

  • gyaoにて鑑賞。

    こういう映画大好きです。

    ノスタルジックな余韻とエンディングテーマがマッチして、こんな映画にたくさん出会いたいと思います。

  • 映画が鑑賞録と兼ねる(映画を先に観た)。

    で、結果的にはやはり原作の方が良かった。
    原作はもっとシンプル(これが映画化するに当たってのネックになったのかもしれないが)。
    映画は複雑にし過ぎた。
    映画の少女は結構上手かったので、原作通りの淡々とした少女像を演じられたような気もする。

    と、なぜか映画批評になったので閑話休題…

    前回(猛スピードで母は)にも書いた通り、文章のリズムが私にはマッチしないが、それでもこの作家さんの作風には読者の心を離さない何らかの魅力がある。
    ちなみに個人的には「猛スピードで母は」より、コッチの方を断然評価する。

  • 原作者と年齢が近いせいかそこかしこに懐かしく感じるようなシーンがある。それにしてもこのサイドカーに犬というタイトルも私が過去に見た記憶そのままのタイトルで不思議。他のシーンも奇妙な偶然(誤解)がありとても気持ち悪い映画でした。

  • 嫌いから好きになるのは簡単でも、
    好きから嫌いになるのはすごく難しい


    大人の夏休みに付き合う
    すっごくありふれてる日々なんだけど、忘れられないあのヨウコさんと過ごした夏休み

    素直な大人も良いんじゃない?

  • 自転車に乗れると、世界が変わるよ

    ヨーコさん、なんて素敵なんだ!
    おおざっぱで、自由奔放で。
    自分の感情に素直で子どもにも本音で接する。

    大人の複雑な事情と、
    そんな親に育てられるきょうだい。
    ああいう家庭ってほんとにあるのだろうか。
    自分の親がちゃんとしてるからわからない。

    父親の愛人という立場の人と徐々に仲良くなり、
    心を開いていくというなんとも複雑で、
    それでいて心地よいヨーコとカオルの2人の関係、
    観ていてすごくよかった。

  • 数多い映画賞を受賞しているのだが、あまり面白くなかった。
    また、観てみたい。

  • 心地よい雰囲気で観ていて癒される感じがした。
    幼いころの記憶って完全に覚えているわけじゃないけど、なんとなくぼんやり覚えていたりするし、何かがきっかけで思い出したり、いつの間にか忘れたりする。
    なんかわかんないけど、ノスタルジックな気持ちになった。

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