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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4547462046888
感想・レビュー・書評
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バック・パッカーには、下手なスリラーよりもずっと恐ろしい映画かも。実話を元にしているものの、かなり脚色はされているので、実際は映画ほどひどいことはなかったとはいうが、それを差し引いても十分怖い。
ハシシを国外に持ち出そうとした主人公は、イスタンブール空港で飛行機のタラップを登ろうとしていたまさにその瞬間、逮捕される。折悪しく相次ぐ爆弾テロに備えて厳重警戒態勢が敷かれていたため、身体検査されてしまったのだ。4年の実刑判決を受け、あと少しで刑期が終わるというときになって、突如再開された裁判により、30年の刑が言い渡される。暴力があふれ、狂気に満ちた刑務所から、なんとかして自由になろうともがく主人公。
トルコ政府が上映禁止にしたのもうなずける内容。ロケもイスタンブールでは行えず、刑務所のシーンはマルタ島の聖エルモ砦で撮影されたという。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
監督のアラン・パーカーが、デイビット・オグルビィー『ある広告人の告白』に書評を寄せていたことが興味のきっかけ。
トルコで麻薬の密輸でつかまった米国人の実際の話に基づいている。ミッドナイト・エクスプレスは刑務所用語で「脱走」を意味するそうです。
映画自体はリアリティーを徹底的に追求していて、全編を通して緊張感がありとてもよく出来ている。ただ『マルコムX』を見たときもそうだったのだが、この見終わった後の重苦しく残る物がなんなのだろう。刑務所の酷い環境が長く続くこともあるし、抜け出せた主人公を手放しで肯定する気持ちになれないせいもある。
原作の著者は主人公本人だそうで、本人の体験を忠実に再現する所に意図があるのだろう、と一応納得してみた。
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