家族ゲーム [DVD]

監督 : 森田芳光 
出演 : 松田優作: 伊丹十三: 由紀さおり: 宮川一朗太: 辻田順一 
  • ジェネオン エンタテインメント
3.84
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4988102461539

感想・レビュー・書評

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  • 1983年公開。


    昨年亡くなられた
    森田芳光監督、
    そして大好きな
    松田優作主演で送る
    ホームドラマの傑作。


    学生時代から
    コレ何回観たかなぁ〜(笑)


    高校受験を控えた息子のために雇った、
    ちょっと変わった家庭教師によって
    家族に様々な波紋が広がっていく
    ちょっとブラックでシニカルなストーリー。


    松田優作が
    初めてアクションを捨て、
    シリアスに、
    またどこかコミカルに、
    すぐに手を出す(笑)
    暴力的な家庭教師を不気味に演じています。

    先にアクション俳優の優作さんを知っていた自分にしたら、
    ホンマ衝撃的なイメチェンやったけど、

    今の若い人たちが見れば
    シュールで
    どこかホモっぽい香りを纏ったキャラクターは(笑)
    斬新でかなり笑えると思います♪



    目玉焼きをチューチュー吸う
    気持ちの悪い父親役には
    今は亡き名監督の
    伊丹十三。


    絶妙な天然ボケを見せる母親役には、
    先頃ピンク・マルティーニによるコラボ・アルバムで
    再び脚光を浴びた
    歌手の
    由紀さおり。


    オタクでイジメられっ子の息子役には
    競馬好きで知られる
    永遠の童顔(笑)
    宮川一朗太と、


    強烈なキャラを
    最強の演技派たちが見事に演じきっています。



    船から眺める
    揺れた団地の映像なども秀逸で、
    夕暮れ時のシーンなどは
    切なさいっぱいで
    目に焼き付いています。


    そしてコミュニケーションを無くした
    近代家族をうまく表現した、
    横長のテーブルに
    横一例に並んで家族が食事する
    なんとも奇妙なシーンは、
    その後幾多のパロディを
    生みましたね〜♪



    イジメや受験戦争、
    そして家族とは
    なんぞやを
    ブラックユーモアいっぱいに描いた
    森田芳光監督の最高傑作です。



    それにしても
    松田優作は艶があるとうか
    色っぽいなぁ〜☆


    イケメンと呼ばれる役者は沢山いるけれど、

    今そんな
    人間的に魅力的で
    匂い立つような
    色気を纏った役者って
    すぐに思い浮かばないよなぁ(^_^;)
    (これも亡くなられた原田芳雄さんもカッコ良かった!)

    • まろんさん
      うんうん、あの横一列に並んで
      家族の視線がぜんぜん絡み合わない食事シーンは
      ほんとに革命的で、ショックを受けました!

      松田優作の、何考えて...
      うんうん、あの横一列に並んで
      家族の視線がぜんぜん絡み合わない食事シーンは
      ほんとに革命的で、ショックを受けました!

      松田優作の、何考えてるんだかわからない不気味な佇まいも忘れられません(笑)

      この映画の独特の空気感は、その後の日本の映画作りを変えましたよね!
      2012/06/28
    • 円軌道の外さん


      おおーっっ!!
      まろんさんなら
      分かってくれますよね!!(ToT)


      あの衝撃的な
      食事シーンも含めて(笑)
      コレ、...


      おおーっっ!!
      まろんさんなら
      分かってくれますよね!!(ToT)


      あの衝撃的な
      食事シーンも含めて(笑)
      コレ、物凄く
      エポックメイキングな作品ですよね。


      松田優作は、この頃から
      地道にイメージ・チェンジを計って、
      これからという時に
      亡くなってしまい、
      ほんまショックでした。


      自分は高校生の頃に
      ロックバンドARBに
      ハマって
      Voであり俳優の
      石橋凌が尊敬する男ということで
      優作さんを知ったんです(^_^)


      ハリウッド映画の
      『ブラックレイン』は
      大阪がロケ地やったんで
      梅田や十三を
      ロケ地巡りもしたし(笑)、

      今でも元大リーガーの野茂英雄や
      今は亡きロックの王様・忌野清志郎と並んで、
      尊敬する男の中の
      1人なんです(o^-^o)


      優作さんの生きざまを観てると
      今の息子たち二人を
      どうしても比べちゃって
      ちょっと物足りなく感じてしまうんスよね〜(汗)(^_^;)
      (どっちかというと兄の龍平が好き)


      優作さんの作品では
      『野獣死すべし』や、
      映画じゃないけど
      やっぱ『探偵物語』が
      今見ても斬新で
      ホンマ大好きな作品です(o^-^o)


      2012/07/04
  • 80年代映画の意味不明さよ。「台風クラブ」で嫌というほど味わわされたのに、性懲りもなくまた同じような雰囲気にあてられてしまった。
    冒頭から家庭教師のネチネチとホモっぽい感じがいや~な空気感を醸してて、2時間耐えられるんだろうかと思ったが、弟のびっくりするほどシニカルなキャラクターが面白くて、途中から引き込まれてしまった。この意味不明さも、もはやギャグね。

    何の情報もなく見てたので、最後の「松田優作」のテロップに目を見張ってしまった。「え!?どこに?」と思ったけど、家庭教師か。平成世代の私にとっては、「松田優作=日本史上最高にイケてる二枚目俳優」みたいなイメージが勝手に作り上げられていて、実際の映像は太陽にほえろの有名なシーンをチラっとテレビで見たことがあるくらいだったので本人の顔すら危うく、どんな人なのか全く知らなかったのだが、こんな演技もする人だったんだ!!とすごく裏切られた感じ。この役、全然イケてないじゃん!笑 にしても、純粋に演技上手いな。スターなのにスターに見えない、その役にしか見えないって、演技が上手い証拠なんだろうな。

  • 不気味で面白い映画でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    自分は松田優作?という名前だけは知っている俳優、あまり知らないのですけれども、この映画ではかなりの存在感を…発揮していたと思います…! 社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    金属バット事件に言及している部分がありますから、あの事件から連想して監督はこの映画を製作したのだろうか? などと考える部分もありましたとも…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    最近、加齢により、なかなか二時間映画を観続けることが困難になってきていて、二時間映画を2~3日に分けて観ることが多いのですけれども、この映画はアレですね、ラストどうなるんだろう…と思わず気になり、ついつい最後まで一気に観てしまいましたねぇ…

    さようなら…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • テレビでは理解されないシュールな世界だった。

  • 別途

  • 83年公開. バブル前夜の荒んだ閉塞感をともなった空気をよく醸し出している.でも今現在にこの映画をみる意味はあまりないような気がする.

  • 劇的におもしろいわけではないけど、撮影手法や演出の仕方について人と語りだしたら話が尽きなさそうな映画。
    西部劇のパロディという見方もあるらしいが、流れ着いてきた男は結局最後にもたらした秩序をすべて破壊し、元の木阿弥となった。

  • 2016年6月16日観賞。森田芳光監督・松田優作主演のホームドラマ(?)、四人家族の元に家庭教師がやってきたことをきっかけに起きる変化。松田優作始め役者たちと映像・音が醸し出す不穏な雰囲気がたまらない、不穏で暴力的だけれどどこか滑稽な感じもあって息苦しくならず、楽しく見られるバランスが素敵。有名な横一列な食卓を始め、四人家族の面々は誰一人他者と向き合わず、「自分で決断する」ことができないところに、笑いながらも自分のことを指摘されたようでゾッとする。伊丹十三演じる父親の中途半端なダンディさがおかしい。「○○がやりたい」「〇〇をやるべきだ」ということは誰でもできる、その過程・結果も含めて自分で責任を取ることができるか?ということが重要なんだよな。

  • 松田優作目当て、どいつもこいつも胸糞悪くてムカつくぜ!80年代の狂気とか鱗片もわからないので、全員バカばっかだな〜と見下して観てた。

  • 誰とも向き合わない横一列の食卓。
    そこでのはちゃめちゃな晩餐。
    これはコメディなのかシリアスなのか...?
    1度観ただけでは消化しきれないほどシニカルな映画だった。
    松田優作は気持ち悪い役の上にセリフが聞き取りづらい。
    でも魅力的だから不思議。

  • 森田芳光の映画。

    松田優作もさることながら、伊丹十三、由紀さおり、
    宮川一郎太、キャストが抜群。

    ラスト、皆で、食事するハチャメチャな、光景、秀逸。
    邦画が好きになった、きっかけ作品。

  • おもしろい
    一列に並んだ食卓がシュール

  • 「僕の受験で家中がビリビリ鳴っててすごくウルサイんだ」


    中学三年の沼田茂之は高校受験を控えており、父の孝助、母の千賀子、兄の慎一たちまで、家中がピリピリしている。
    出来のいい慎一と違って、茂之は成績も悪く、今まで何人も家庭教師が来たが、誰もがすぐに辞めてしまうほどの先生泣かせの問題児でもある。そこへ、三流大学の七年生、吉本という男が新しく家庭教師として来ることになった。吉本はいつも植物図鑑を持ち歩き、海に近い沼田家に船でやって来る。
    最初の晩父の孝助は吉本を車の中に連れていくと、「茂之の成績を上げれば特別金を払おう」と話す。吉本は勉強ばかりか、喧嘩も教え、茂之の成績は少しずつ上がり始める。
    一方、慎一は、家庭教師を付けてもらい、両親の心配を集める茂之と違って、手がかからず、それだけに寂しそうだ。茂之は幼馴染みで同級生の土屋にいつもいじめられていたが、勉強のあと、屋上で殴り方を習っていた甲斐があってか、ある日の放課後、いつものように絡んでくる土屋をやっつけることが出来た。そして、茂之の成績はどんどん上がり、ついに兄と同じAクラスの西武高校の合格ラインを越えてしまう。
    しかし、茂之はBクラスの神宮高校を志望校として担任に届け出る。これに両親は怒り、志望校の変更を吉本に依頼する。吉本は学校に駆けつけると、茂之を呼び出し、担任の前に連れていくと、強引に変更させる。
    しかし、何故、西武高校に行きたくないのか、その疑問を慎一にぶつけた。慎一は秘密ということで、茂之は土屋と同じ高校に行きたくないのだと話す。それは、小学生の頃、授業中に茂之が大便をもらしてしまったことを土屋が知っているからだと言う。バカバカしい理由に吉本と慎一は大笑いする。
    土屋は私立高校に行くことになり、茂之は西武高校にみごと合格し、吉本の役目は終り、お祝いをすることになった。その席で、孝肋は、最近ヤル気を失くしている慎一の大学受験のための家庭教師になって欲しいと話す。
    しかし、一流大学の受験生に三流大学の学生が教えられるわけはないと吉本は断った。そして、吉本は大暴れをして食事は大混乱となるのだった……。

  • 意味不明。
    松田優作の作品、初めて見た。

    落ちこぼれ息子に家庭教師をつける、と。
    バラバラな家庭を映してるのは分かる。
    ラストは皆が寝始めたのはどーいう意味?
    全然、分からへん。つまらない。
    咀嚼の音が気持ち悪すぎるー。

  • またテレビドラマ化されるようですね。
    壊れるまで、君と向き合う、とかってだいぶ違うようてすが。

    森田=優作ワールドは乾いた渇きにありで、時代の産物であることは間違いないけれど、はたまたベリースペシャルなんです。

  • え?笑って…いいの?笑っていいのこれ?っていう、絶妙に他人行儀なユーモラス。森田監督が描く「食卓」って、いつもなんか混ざりたくない。

  • 食卓を横一列で食う異様な家族。松田優作がラストに食卓をメチャメチャにするけど、誰一人食事をやめないシュールさが魅力。

  • 不穏なオープニングから一気にハートをつかまれた。

    家族だって他人だということを、不気味に感じるほどしっかり描いている。しかしそこに輪をかけて不気味な家庭教師が現れる。

    これをブラックでシュールなコメディと位置づけてしまってもいいのか?変なの!と笑って片付けてしまっていいのか。公開された20年前はそうだったのか。
    時代性もあったのだろう、でも僕は今2012年にこの映画を見てとにかく痺れた。社会性も何もない、今この僕の部屋で。

    あの有名なクライマックス、静かに狂い出すあのシーンを見て、呆然とした。呼吸を忘れるほど!

    そしてあの鮮烈なラストシーンをどう受け取るか。

  • 何回も観てます。優作さんかっくいい~。
    ご飯美味しそう。やっぱり食卓は囲んだ方がええんか。

  •  受験でぴりぴりしている団地の家族に、松田優作演ずる家庭教師がやってくるコメディ、らしいんだけどあまり笑えるシーンはなし。クラスの順位が一位上がるごとに一万円成功報酬がもらえる約束とか、主人公がいじめられてたりとか、そんな主人公に惚れてる女子がいたりとか、いくらでも盛り上がるとっかかりはあるのに、見事に全部スルーしてる。たぶんわざと?
     あと、いつも何かしら食べていた。咀嚼音がすごかった。

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著者プロフィール

1950年、東京都渋谷に生まれ育つ。日本大学芸術学部放送学科卒。81年、「の・ようなもの」で監督デビュー。「家族ゲーム」で数多くの映画賞を受賞。以後、「それから」「失楽園」「阿修羅のごとく」など次々とヒット作を放つ。2011年12月、急性肝不全のため死去。享年61。

「2015年 『小説 の・ようなもの のようなもの』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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