サヨナラCOLOR(スマイルBEST) [DVD]

監督 : 竹中直人 
出演 : 竹中直人  原田知世  段田安則  雅子  中島唱子  水田芙美子  内村光良  中島みゆき 
  • ハピネット
3.42
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感想 : 9
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Amazon.co.jp ・映画 / ISBN・EAN: 4907953025547

感想・レビュー・書評

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  • 主題歌とタイトルがSUPER BUTTER DOGの「サヨナラCOLOR」という事で観てみました。

    テーマは一人の人に一生しつこく想いを寄せる、みたいな事だと思う。

    僕はまだ20代前半なのでオッサンが主人公の映画とかはイマイチ自分を照らし合わせられない部分があるのですが、学生時代好きになった人に一生憧れ続ける、という部分では共感できました。
    その点では割と誰にでもあるのではないかと思います。

    こういう心底アホみたいにしつこく誰かを想い続ける事が出来るオッサンになりたいですね。

    そしてエンドロールで流れるサヨナラCOLORの映画ver.が凄く良かったです。

    あと個人的にウッチャンが出ててよかったです。

  • 「サヨナラから はじまることは、たくさんあるんだよ」


    海を臨む病院に勤める医師・正平(竹中直人)の元に、子宮がんを患った未知子(原田知世)が入院してきた。偶然にも未知子は、正平が高校時代思い焦がれた初恋の人、その当人であった。
    気軽に独り身を謳歌しているかに見える正平には、長年付き合っている居酒屋の女将・聖子(中島唱子)や、最近知り合い、いきなり援交を申し込んできた女子高生まなみ(水田芙美子)がいるが、心の中は二十数年もの間、一途に想い続けてきた未知子でいっぱいだ。
    「思い出してくれましたか? 僕のこと」。
    そう問いかける正平だが、肝心の未知子はすっかり正平を忘れている様子。
    一方の未知子にも、長年の恋人・雅夫(段田安則)がいた。雅夫は今をときめく売れっ子スタイリストだ。しかし浮気性の雅夫には、未知子の友人で、彼女が作るガラス細工のランプを売るアンティーク・ショップの経営者・あき子(雅子)という愛人がいた。
    献身的に治療を施しながら、なにかと自分を思い出してもらおうと試みる正平。始めのうちはしつこくされて迷惑気味の未知子だったが、いつしかそんな彼に心を開いていく。化学療法が効き、未知子は手術できる状態にまで回復した。自分で執刀したいと願う正平だったが、正平自身の体調を心配する後輩の医師・前田(内村光良)の薦めで、担当は子宮がんの権威・巌岳先生(中島みゆき)に決まった。正平は長年の不摂生がたたって、病魔に身体をむしばまれていた。そうとは知らない未知子は、夜勤明けの正平を海に誘い出した。ランプの材料となるガラスのかけらを、正平と共に集めようと思ったのだ。
    死ぬことへの恐怖におびえる未知子を、「あなたは長生きしなくちゃだめだ」と励ます正平。
    “欠席”に丸をつけていたが、未知子に誘われて正平は高校の同窓会に出席した。久々の旧友との再会。壇上で未知子はスピーチするが、正平は所在なさげに後ろで佇むのだった。そして、いよいよ手術の日がやってくる。手術室に送られる前、未知子は正平に告げる。
    「先生、これからの50年、私と一緒に生きていただけませんか?」。
    正平を求めるように差し出された未知子の手のひらを、驚きながらも握り返す正平。そして、未知子の手術が始まった。

  • 竹中直人さんは監督としての才能はあると思うが、脚本力はない。せっかく原田知世さんが出ているのに・・・。残念。キャスティングにも問題あり。

  • 2007年10月鑑賞。

    いろんなことにリンクしてすごく心に残った。

    この映画のキーともなる、主人公が作るランプ。
    『愛することは長い夜に灯された美しい一条のランプの光だ』
    とてもやさしい灯りとこの言葉がとても印象的。

    誰かのために生きるっていうことが、私にはできるかな。と考えてしまった映画。

  • 竹中直人は好きだけど竹中直人の自己満足的映画だと思う。

  • 何度も観ている。海で拾い集めたガラスのランプ。二人ぶんの命を一人で生きていく。涙。

  • 私は高野君と内村さんが見れたので大満足です。
    すてきだ。

    が友達には「原田知世を愛でながらいろんなミュージシャンを当てる映画」と紹介するのがいいのか…しら…。

  • ひとりの人にこだわる一生
    とても約束なんてできないけど
    もしそんな人生をくれる人がいたら幸せで、ちょっぴり寂しいかもしれない

    エンディングがいつまでも耳に残る

  • 感傷的になりすぎず、
    くすっと笑えるところあり、
    ココロがほっこりするところあり、
    哀しいけどあったかい映画でした。

    原田知世ちゃんの透明感がステキ。

    『さよならcolor』は大スキな曲なんだけど、
    映画を観終わって、
    頭に浮かんだ曲は
    ハナレグミの『かえる』だったんだよねぇ。



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著者プロフィール

竹中 直人(たけなか・なおと):1956年3月20日生まれ。神奈川県生まれ。俳優、映画監督、ミュージシャンなど幅広く活躍。1991年には主演も務めた初監督作『無能の人』がヴェネチア国際映画祭で国際批評家連盟賞、第34回ブルーリボン賞主演男優賞を受賞したほか、監督作・出演作で受賞歴多数。その他の監督作に『119』(1994)、『東京日和』(1997)、『連弾』(2001)、『サヨナラCOLOR』(2005)、『山形スクリーム』(2009)、『R-18文学賞 vol.1 自縄自縛の私』(2013)、『ゾッキ』(2021)、『∞ゾッキ平田さん』(2022)、『零落』(2023)、『たてこもり』(2024)がある。

「2024年 『なんだか今日もダメみたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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