遠くの空に消えた [DVD]

監督 : 行定勲 
出演 : 神木隆之介  大後寿々花  ささの友間  大竹しのぶ  小日向文世  石橋蓮司  三浦友和  伊藤歩  柏原崇 
  • ギャガ・コミュニケーションズ
3.12
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  • (6)
本棚登録 : 309
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571147372559

感想・レビュー・書評

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  • 神木隆之介と大後寿々花という二大子役によるファンタジー。
    意見はわかれるだろうけど総じてぼくは良かったと思う。
    のだけど、なんともわだかまるものがあるも事実で、すっきりしないなにかはなんなのだろうか。

  • 子供には信念という武器がある。
    守りたいものをがむしゃらに守ろうとする姿が素敵でした。

    ただ、演出が変に古くさく、ありふれていた。

  • 舞台は架空の田舎町、時代は昭和?空港建設反対運動を行うその街に東京からやってきた転校生。村の少年と仲良くなるが、転校生の父親は建設を進めるために村へ来たのだった。昭和モダンな音楽と光のきれいな映像がとてもよかったです。神木龍之介くんをはじめとする子供たちがとても自然体。実話のようなファンタジー。UFOを呼ぶ少女、隕石と天体望遠鏡、靴の跡、月の満ち欠け、爆竹イタズラ、蜂がどうして飛べるのか、伝説の生物ヌスケ、満月の作戦、街のギャング、鳩とアカホシと弟…物語も音楽も明るいけどどこかノスタルジック。

  • 神木隆之介がすげえ

  • 物語はある村で空港建設の話が持ち上がって
    村を守ろうと大人たちもがんばるがうまくいかず
    子供たちが一致団結して奇跡を起こすという話

    これは前に笠井さんが言ってた様に宮崎アニメを実写化したような作品
    無国籍風な村、個性的な人々、カラフルな映像、幻想的なエピソード
    とってもかわってて観てて楽しい映画です
    宮崎アニメを実写で撮ったらこんなだろうな~って感じです

    ここはどこなのよ、って思うような村ですが
    監督が自分が子供の頃やったような遊びやいたずらをもとにして作っているので
    私たちにもなつかしく、子供の頃そういえばこんなことを考えていたなあと
    子供の頃の好奇心や不安や夢や希望など思い出しました
    子供の頃って世界がこんな風に見えていたよな~って感じです
    ただの子供向け映画とあなどれない
    大人が見た方が楽しめる作品です

    天才子役と言われる神木隆之介、大後寿々花の2人はまあうまいけど
    なんか演技がこなれていてあまり好きじゃないです
    でもほんと大きくなって、びっくりしますね
    神木くんは美少年だわ~ 末おそろしい(笑)
    寿々花ちゃんは目指す女優がコン・リーだというので
    まあがんばってほしいな(よっぽど圧倒されたんだろうね「SAYURI」で)
    でも一番よかったのはもう1人の男の子、ささの友間くんですね
    一番自然体で子供らしくてよかったです
    笹野高史さんの息子らしいです

    いろんな芸達者な俳優さんが出ていておもしろいですが
    小日向さんとか石橋蓮司とかもうなにやらせてもうまいんだから
    別の役者さん使ってもいいんじゃないかと思うんです
    新鮮味がないんですよね

    行定勲監督の作品はずっと観てますが
    パンフレットを読んで、ああずっとオリジナルを撮りたかったんだ~と納得しました
    でもなかなかオリジナルの映画化は難しい
    自分の技術の向上のためにも原作の映画化をやってきたけど
    このままベストセラーや漫画の映画化じゃないと売れないのではよくない、
    誰かがやらないと、と思ってオリジナルの脚本で作ったらしいけど
    今までのヒットがなければとても難しかったようです
    「北の零年」「せかちゅー」をヒットさせても
    それでよしとせず原点に戻って自分の撮りたいものを撮った監督はすばらしいと思います
    そういう監督は応援するぞ



    そしてそして、なんでこの映画を観に行ったかというと
    やっぱりチャン・チェーーーン(おまたせしました)
    特別出演と言うことでちょっとしか出てないんだろうなと思ってましたが
    なかなかいい役で、そして彼にしかできないだろう役で
    とっても美しく出ておりました~

    だってだって空から落ちて来るんだもん
    お月様に帰るんだもん(笑)
    もうほんと月の王子様です
    あああんな人に出会ったら迷わずついていきますとも
    さわこ先生、おそすぎ!
    たどたどしい日本語には笑いましたが(笑)
    綺麗で優しい表情のファンタジーなチャン・チェンはなかなか見られないのではないでしょうか
    ええでかいスクリーンで堪能いたしました
    あまりのかっこよさに思わず声出しそうでした
    こんな役も魅力的に演じられるなんて
    さすがチャン・チェンです(ほめすぎ?)

    パンフに書いてありましたが
    なんでも昔から監督とは知り合いだし作品も好きなので
    監督の作品に出たいと思ってたし
    脚本もすごくよかったから出演したとのこと

    監督も、チャン・チェンはいつでも作品に出るよと言ってくれていたけど
    忙しいのにほんとに出てくれてうれしい、
    アジアで今一番かっこいい俳優だと思う、と書いてありました
    この役を普通の日本の俳優が友情出演みたいな感じでやったら
    興ざめすると思ったから
    「何でもやるよ」と言ってたチャン・チェンに電話したら
    ほんとに快く引き受けてくれてびっくりした、と

    チャン・チェンいい人です
    これからも行定作品に出てくれるといいなあ

    しかしチャン・チェンの役はなんだったのか(笑)
    うんにゃ、満月の日までをさししめす
    大切なエピソードよ


    なのでこれチャン・チェンを見るだけでもおすすめです(爆)
    ああこのチャン・チェンのポストカードとかほしいわ
    っていうか、おっきい写真のせてよっ


    というわけで、意外になかなかいい映画でした
    でも144分は長すぎます
    2時間以内にまとめてくれたらもっとよかったかな

  • 映像も音楽も良かったけど、その二つが合っているかどうかは微妙。

  • この映画は子供の世界と大人の世界に別れている。しかし大切なのは、大人はみんな子供を経験済みだということ。だからこそ大人は大人をやっていける。

    たくさんの出来事が一気に襲いかかってくる感じがとても良かった。素晴らしいです。

  • 何かを無くした者たちが自分を立て直す。奇跡を自ら起こすことで。夏休みに推薦の一本です。

  • あの多国籍ぐあいが何ともいえず良い!
    ばかばかしくて信じられないけど、心のどこがで信じたいと思ってる人たちの物語。
    ファンタジックでありつつ、理想だけに流されないバランス感覚。素晴らしいね。

    牛乳屋の息子が良い感じ。彼にはすごく維新派的なものを感じるね。
    神木くんも相変わらず可愛いです。
    ヒロインはあの年であの色気はやばいわ。アリエッティか!!

  • まず出演者が全て私好み。
    衣装や音楽も不思議でかわいらしい。日本であって日本でないみたいな。
    ファンタジーってのが伝わってくる。
    でも完璧ファンタジーじゃなくて、奇跡を起こそうとするところがいいかも。

    エンディング、コッコだし。

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著者プロフィール

1968年熊本県熊本市生まれ。映画監督。演出家。2000年『ひまわり』で第5回釜山国際映画祭国際批評家連盟賞受賞。『GO』で第25回日本アカデミー賞作品賞・最優秀監督賞を始め数々の映画賞を総なめにし脚光を浴びる。04年『世界の中心で、愛をさけぶ』が観客動員数620万人を記録。10年『パレード』は第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門国際批評家連盟賞を受賞。16年には『ブエノスアイレス午前零時』『タンゴ・冬の終わり』の演出において第18回千田是也賞を受賞。

「2017年 『きょうも映画作りはつづく 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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