- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988104046444
感想・レビュー・書評
-
私がこれを見てエディット・ピアフという人のことを好きになったかというと、なれなかった。好きな歌とそれを歌う人はやっぱり別モノなんだな…。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学生で歌の意味もわからないようなころから ずっと愛の賛歌が好きだった。
この曲が出来上がった背景を知り、過去の彼女の心境などを思うと、この曲を聴くだけで涙がとまりません。
マルセルの悲報のシーンが記憶に残ってます。
というか全体を通してマリオンコティヤールはさすが、すごかった。
すばらしい曲と演技をありがとう。
はちゃめちゃやけど、それもまた人生。 -
観賞日:2007.10.08
シネフロント -
エディット・ピアフ。
私に似ている部分が多い人。
シャンソンが好きになった。
彼女の人生そのものが芸術だと思う。
最高のアーティスト。 -
なりきり演技ですごい迫力。
どこかふてぶてしさもある野性的な少女が、天性の声で街角で歌い、人気を博す様子。
見いだされて歌手となるが、苦難の道が…
盛りの頃に比べれば晩年は痛々しいが、ユニークでチャーミングなおばあさんだったな… -
まず、映画として。過去⇔現在を行き来して印象的なエピソードをとりあげるという作りなのでカットバックが多いのは仕方ないのですが、多すぎて話の筋を追うのが大変でした。以下、軽くネタバレになってしまうのですが、公演中に倒れてからの流れが長くってこちらも眠気で少し倒れそうになりました。140分、120分くらいにできたような??そうそう、エディット役の人の演技はすごく魅せますね。本人なんじゃないかと思ってしまいました。タイトルになってる「愛の讃歌」、実際出来ていたのは悲劇の前というのがなんともまた切ない。これがあるシーンでオーバーラップするのは鳥肌もの。感情が、もう。劇中ではインストがBGMとして流れることがほとんどで歌唱してる部分がなかったように記憶してるのでそれが残念。/個人的に今月、サガンにシャネルなど伝記モノばかり観ているのですが、みんな、成功とひきかえに大切なものを失っていて、それでも、だからこそ、それしかないような生き方をしていてすごくハッとさせられます。時に、ひどく痛々しくみえる。たまたまかもしれないけど、みんな愛する人と生き別れになってしまって、酒やドラッグに溺れる。表舞台に立つということは、きっとそれだけの覚悟を決めているということ。それを支えてくれるのが周りの友人や恋人、家族なのだろうけど悲しくも皆、最後は1人。。成功することも幸せかもしれないけど、愛する人と結ばれて穏やかに暮らしていくことが女としては1番の幸せなのではないかと考えさせられしまった。どっちも手に入れられたら最高だけれどさ。賞賛と引き換えに破綻していく生活、それでも、執念と紙一重の情熱を持って舞台に立とうとしたエディット・ピアフ。こういう生き方をした彼女の歌がフランス語はわかんなくってもすごく響く理由がわかった気がする。
-
迫真の演技。成功の陰には幾ばくの喜びと多くの苦悩があるということ。
愛する人を飛行機事故で亡くした際、『Hymne à L'Amour 』があの感傷的な歌声でオーバーラップしてくるシーンは、鳥肌。
http://jp.youtube.com/watch?v=NjR5xFZxZK8&feature=related -
これまた、名前しかしらないくらいの歌手。時間軸が前後するのでわかりにくかったんですが、とにかく波乱の人生だったみたいですね。特に愛するマルセルを失ってからのピアフは目も当てられない感じで。芸術家ってどこか心が破綻してる気がするけど、それがいいものを生み出すのでしょうか?
-
愛する人の死、薬物、親友との決別。
たくさんの辛いこと悲しいことを経験し、何度も倒れる体で、
それでも愛の讃歌をうたい、「愛しなさい」とおしえ続ける。
暗い部分もひっくるめて、人生を愛を肯定するその姿勢に、人間のあるべき姿をみた気がします。
何度みても絶対感動して泣く、名作。
マリオンの演技も素晴らしいです。